須賀神社

 

 社域には、かつての火消の半鐘が遺されています。

 緑も多く、社内にはなんとも日本らしい風情が漂っています。

元々、この四谷、須賀町という街自体が起伏に富んだ良い雰囲気の街でして。昔ながらの風景も目立ってます。そんな街の坂の上にあり、寺院とも隣接しているため、後述するアニメの聖地になっているのも納得。

                        

 特徴的なのが上記の火消の半鐘以外だと半鐘の近くに焼却炉、そして過去に神社を支えて来た方たちを祀る社も。

稲荷の近くには『ミニ博物館』という名目で設置されている 和歌の資料。縁のある36歌仙な和歌が掲載されてます。須賀神社の祭神の素戔嗚は“和歌の神様”の一面もありますしね。

 

 また、大国主命の像も安置されています。

 

稲荷にも何とも良い雰囲気が漂う。

パッと見、摂社に見えるのですが調べてみると、元々は稲荷神社単体の神社だったと言う。どうりで鳥居が立派と思った……。

 そこには如何にも御神体然とした岩があり、そこには「ここに賽銭を」と言わんばかりの窪みが。ただ、しっかりとその窪みに「賽銭を入れないでください」と張り紙。 これが無かったら絶対ここに入れてた、というくらいに雰囲気あった。

 

 そして、一番の特徴は社会現象アニメ『君の名は』に登場した、という所でしょうか。

 別に縁結びの御利益を持つ神を祀っているわけではないのですが、風情が良いですからね。『君の名は』のラストシーンの舞台がこの神社に続く階段なんです。(神社の説明が書かれてる看板が張り出される所)

 『君の名は』の聖地となったため、絵馬には葉のイラストが何枚も書かれており、一瞬神田明神かと思ったわw(ちなみに、この須賀神社は、もともと神田明神の車内に合祀されていたものを当地の稲荷神社に勧請したものだそうで、縁はあるのだとか)

 絵馬には恋愛絡みの願掛けも見受けられましたが、こうして神社の特性、御利益というものは当初の神話の形から変化していくんだなぁ……と感じた次第です。

 

<追記>

私が参拝した時には丁度本殿で御祓いをされてる方がいました。

そしてアニメ本編に登場する階段ではちょっとチャラい系のJKが写真撮ってました。……アニメの効果か……?

 

何というか、所謂【日本らしさ】が漂う神社なので、是非参拝してみましょう。

 

<各種項目>

祭神:素戔嗚健速尊(須賀大神)、宇迦能御魂神(稲荷大神)、五男神、女神、大国主命、日本武尊

鳥居:神明鳥居

本殿:流造

末社:大島神社 大島連祖神

手水舎:水有り。綺麗な水です。

お守り:販売有(ただ、平日に参拝した時には販売してなかった)

 

<行き方>

東京都新宿区須賀町5

 

中央線で四谷から歩いていくのが一番楽かと。

通りの左側を歩いていると、「須賀神社参道」という立て看板あります。ただ、これ道一本離れていて、看板のある角で曲がって直進するとすれ違いになっちゃうので、四谷方面から歩いていった場合は立て看板の1つ手前(新宿方面から歩いてきた場合は1つ奥)で曲がって直進すれば到着。