父との別れが
近づくにつれ



なぜだか心に浮かぶ

美しい想い出が
1つだけあります






遊園地とか

家族旅行とか


ありきたりのことは
なかったけれど





忙しい父が
一度だけ





どこか知らない
水の綺麗な川に




魚釣りに
連れてってくれた






いつも一人で
近くの川で
釣りばかりしてた僕に




その日は僕の
知らない釣りを


教えてくれた






二人で
せせらぎに
素足で入って


釣れるたびに
笑顔を向け合って


その度に父が
上手だなって


微笑んで

褒めてくれた






いつしか
二人とも


夢中になって


たくさんたくさん
釣ったんだ







季節の
あたたかいそよ風


きらきらした水面


時間が経つのも忘れて


自然の中に溶け入って









父がそばにいることが



それはもう






嬉しくて嬉しくて












あの時の想い出は





今でも心に








きらめくよ











父が残してくれた

かけがえのない


あったかい













美しい風の跡














今まで本当に








愛してくれて























ありがとう












雲の流れに見とれて



ゆっくり



ゆっくり




時が流れていきます





昨日流した涙も





今日のつぶやき








窓の外を


飛行機が





横切ってく






ねえ






遠回りするのも













悪いものじゃないよ














僕はあなたの


喜ぶ顔が見たくて

笑う顔が見たくて

いつも幸せ探してた



僕はあなたの


自慢になりたくて

誇りになりたくて

いい人間であろうとしてきた



風に吹かれて

雲は流れて



時は容赦なく


永遠の別れを



連れてくるんだね



平和な何気ない秋の朝に


愛するあなたから



癌にかかったと告げられた





もう十分長く生きたから

なるようにしかならないからって



元気な声で

明るく告げられた



あなたは今

長年連れ添った最愛の人と



前向きに

人生の最終章に



向かおうとしてる



いつかは来ると

予想はしていたことだけど



あなたは意外に明るく

死を前にして

力強く

凛として輝きを増している



あなたの物語は


あなたが築き

守ってきた家族との想い出が


ともに笑ったりした

平凡で幸せな日々が


そのことだけがただ


大きな割合を

占めているに違いない



それなのに僕は

すぐにあなたから離れて

反発ばかりして


あなたみたいに

小さな幸せさえ築けないでいる


今でもきっと

こんな僕のことが


心残りであるに違いない



僕はあなたに

心通わすことはなかったけど


尊敬してた、誇りだった


素朴で不器用だったけど


いつも家族に

幸せくれた、愛してくれた



僕はこれから


あなたの最後を

見届ける



つらくて

怖くて

受け入れがたいことだけど



なたの息子であることを

誇りにして



あなたの最後を見届ける



あなたの姿

あなたの声

あなたの強さ

あなたの弱さ

あなたの優しさ

あなたの素朴さ

あなたのぬくもり

あなたの笑顔



心に刻んで





あなたをこの

空の彼方へと送る




僕の唯一の


ただひとりの









お父さん



















またしらじらと
夜が明けていきますSolitary Journey-120901_0530~01.jpg

カーテン揺らすこの風は
いつしかすっかり

秋風だね



想い出で埋まることなく
大好きな夏が

過ぎていきました



きっとこの空が連れてきたのは
静かで優しい季節なのでしょう



歩いていると
愛しい人と出会っては

季節と同じように
通り過ぎていきます



上手に歩いてるはずなのに

大切に想えることと
うまく向き合うこと


できないな



優しい優しい
心地よい朝の風が


そっと
肌に触れてきます



朝が来て

こうしてまた
空を見上げたら



僕はまた歩こうと
決意します




今日もまた

慎ましくあろうと
決意します





誰かを幸せにするために












夕立迎える空見上げて

一輪の花が

咲いてます





見つめてたらなんとなく

聞き慣れた懐かしい声

聞こえてきました








無理に思い出すことも

なくなった


父と母に挟まれ眠った


愛しき日々







花火の音

聞こえるたびに

六月灯には行きたくて




駄々をこねては

連れてってもらったな






イカ焼きは
高いからって

我慢して




かき氷は我慢できずに

買ってとせがんだ






消え去る時とは
知らずに



父と見つめた線香花火












今にも泣きそうな

この花を見つめて
ポツリ









大丈夫だよって

言ってみる










あの頃から僕は

何一つ

変わってなど
いないのに






知らないうちに

大人にされて





寂しいよって

その一言さえ







口にすることも

できないんだよ









夕立迎える
空見上げて



一輪の花が






愛されたいと泣いてます











真夏の通り雨が



少しだけひんやりした空気を
運んできます





きっと今夜の空は



秘密に満ちた

星たちの宴






遠いふるさとの友は

教室やグランド
キャンパスの友は



どうしてるかな





強がりだけで


傷ついた心をごまかして



ふるさとを捨てたまま



友だちさえ作ることもできずに




毎日ただ作り笑顔だけで





たまに空を見上げて
暮らしています







あるとき風の調べで






懐かしい友の一人が







星になったと聞きました







不安などなくて

ふざけあった日々







ともに過ごしたあいつは









もういない






僕はこうして



分かち合える人もなくて


差し障りのないように


当たり前の社会に埋もれて







強がってばかりで
生きています








今でもたまに

微かな声を届けてくれる




ふるさとの友に







心から

”逢いたい”と






そう思う瞬間がある









そしてその時は

どうしてかな




だんだん



だんだん





増えていきます







時は過ぎ行き





遠く遠く離れてしまったものです








そう
ふるさとの星空は












いつも気の合う友と











見上げてました









友と黙って見てた流星群





未来の希望に満ちていました








何気ないひとりの時間に






ふと蘇ることがあります






今はいくら空を探しても




都会のネオンで明るい夜空には





星のきらめきも霞みます







それでもあの星空を探して





僕は空を見上げます














今懐かしい友たちに








逢いたい









僕を知るものたちに








心から逢いたい









僕はほんとうは







変わってしまったわけじゃない







許してくれるかな


受け入れてくれるのかな





遠く離れた









ふるさとの友‥





















君は


空のかなた



僕は


ここにひとり







それでもこうして


幸せに


暮らしてるよ







君に触れることは


できないけど




君の涙も


拭っては


あげられないけど







僕の心は


ここにはなくて







いつも君の








そばにいる











まあるいお月様も





夕暮れ時の一番星も







君を映しては




くれないけど







僕の空には








君へとつながる




いつまでも消えない




虹の橋が




かかってる









いつでも君を









支えてあげれるように














いつでも心を









抱きしめてあげれるように








消えることのない








心の架け橋









ふたりを結ぶ










七色の橋











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いろんな人たちと出会ってきて

もうある程度
いろんな試練も乗り越えて

ちょっとした辛いことや
悲しい出来事にも負けないで

こうして前向きに

歩いてるのに


幸せ見つけられないのは
どうしてかな


またひとりぼっちの夏が来て


誰にも打ち明けられずに
過ごしてます


灼熱の太陽も真っ白な入道雲も

歓迎して嬉しく思うけれど


ただいつもの窓から覗くばかり



賑やかな浜辺や
夏祭りには行けなくて



寂しい気持ち



ごまかす手段ばかり
探してます





そしてまた気づいたら
こうして


届け先のないことば


綴ってます




ひとりでいること





今生きてる理由は
なんでしょうか





せめて今誰かに






必要だって言われたい






人はきっといつまでも





誰かに愛されてたいし
愛していたい





そうこうしてまた
僕の空に訪れたのは






哀しい哀しい








灰色の夏










できることなら早く



早くあなたに会いたい





あなたを守るために



大人になる試練を乗り越えてきた



あなたに向き合うために



道をはずれることなく歩いてきた



もう時も心も満ちたから



今はただただ



あなたに会いたい






あなたの母と出会って恋に落ちて



やがてあなたが生まれてきたら



二人とも底知れぬ喜びに満ちて



あなたを守ると誓うことでしょう





あなたに出会うために



僕は今も慎ましくあろうと暮らしている





ただまだ




あなたの母は遠い空の下で



出会ってもいないけれども





あなたを抱く日がくるのかな







今はただただ




ちょっとだけ僕に似てる










あなたに会いたい

















長く続いた曇り空
遠い雲の切れ間から

あたたかい光
差し込んだよ


僕はまた
独りを受け入れて

ありがとうの
言葉を選んだ



逢えない寂しさは
黄昏時のオレンジ色

永遠の別れは
星屑のきらめき



今もこうして

何もできずに
歩いてること

これからもただ

口をつぐんで
歩いていくこと


大切なものは
忘れないから


許してね



そう

僕が見たものは


夕暮れに染まった

オレンジ色した



ひこうき雲



消えてなくなった


君のぬくもり



かすかに見つけた





心の灯火