6時起床の病棟。
東に面した窓側のベッドだから、毎朝朝日がきれいに見えます。
眠れない夜がやっと終わり、うつらうつらとまどろみ始めた頃に病室に差し込む朝日は眩し過ぎて、恨めしく思えました。
そんな日が10日ほど続いた後、生活リズムを変えられるかもと思い、日が昇るのを眺めることを日課に決めました。

東の空がほんのりと紅をさしたように染まりはじめるところから、ぱかっと満面の笑顔になるまでは、けっこう長い時間。でも、飽きることなく毎日眺めています。自然の作り出す色って、神秘的で本当に美しいです。
入院して1ヶ月、ぼちぼち退院の話が出るまでに回復してきました。