1月14日から2月末いっぱいまでの『Dear Okinawa,』での委託販売。

事前に想像していた以上にたくさんの羽が持ち主様を見つけることができたようで、驚きと心からの感謝でいっぱいです。

（ひとつも売れなかったらどうしようと思ってたから…｜▽T)）

現地の様子をブログで教えてくださった方々、

実際にそこで羽を迎えてくださった方々、

そして初めての委託販売を応援してくださったたくさんのブロ友さんたち。

こんなに幸せでいいのかなあ…。

本当に、本当に、ありがとうございました。

そして昨日、残った羽が僕の元に帰ってきました。

帰ってきたということはその羽たちは売れなかったということなので、しょんぼり戻ってくるかねえ…なんて思っていたのですが、なんのなんの。

『ただいまー！』

『ただいまー！』

『沖縄行ってきたよー！』

口々に、元気いっぱい箱から飛び出してきてくれました。

なんとなく、ああ、自分が作った子たちだなあって思いました。

（何言っているんだか分からなかったらすみません笑）

制作、特にお客様の元に送る作品たちの制作は、自分の心身が健やかなときにと決めています。

見た目の仕上がりは調子が悪いときに作ってもまったく変わらないだろうと思いますが、こもるものが間違いなく違ってくると感じるからです。

制作途中でリカバリーが必要なときもあります。

というか、羽は一直線にうまく行くことのほうが少ないです。

そういうときイライラしたり、面倒くさいと思うのではなく、

「大丈夫、絶対何とかなるからね。ちゃんとお客さんのところに翔ぼうね」

「ほらうまくいった！いい子だねえ」

自分が作っているものに笑顔で言ってあげられる余裕があるときに…と思うのです。

そして送り出すときには、必ず

「うん、綺麗綺麗。大切にしてもらってくるんだよー」

と封をします。

全編とおして、僕の作品は穏やかな気分の中だけで生まれているはずです。

安心しておそばに置いてやっていただけたら嬉しいな。

（えー、自分の作品と会話しているこんな変な男が作っているものは気持ち悪いわーという場合は、軽く水洗いしてみてください。たぶん落ちます(つ▽T)）

（前も何かを水洗いしてって言ったような…）

さて、命を奪わない標本。

形は標本の姿をしているけど、なんだかみんなご機嫌さんで、これは自分のために始めてみて本当によかったと思っています。

試作の蝶や、お客様の元に翔ぶにはちょっと不備のあった子たちも並べ、

「本物の標本みたいだなあ」

などとひとりニンマリ眺めている、双月43歳の春でございます。

（あ、フレームはアプリ加工ですよ）

（そのうちちゃんと標本箱買うんだ♪）

minne《優月館》入り口→★

【委託販売】

ネイルサロンBivouac様

ご機嫌な羽たち