blue_coppeの這い上がり日記

blue_coppeの這い上がり日記

登場人物

ASD疑いの夫、宇宙人(こどもの緊急事態も気分で放置)
ADHDの小4不登校長男
負けず嫌いこども園二号年長次男
口を開けば悪口の父
レビー小体認知症の母(要介護3)

障害者通所施設週5パートのわたし

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発達障害未診断の、おそらく、受診さえすれば

診断が出るだろう人と関わったことがある。

 

頼んだ仕事をそのまま行えず、あとから確認ややり直し、

フォローが必要となり、周囲の人たちと同じ仕事をするのが

とても困難であった。

 

にもかかわらず、本人は、どんなに叱責されようと、

自分自身が仕事ができないという自覚に乏しかった。

 

周りが見えていないということですよね。

 

私自身も特性がある身として、見ていて大変いたたまれなかった。

 

彼らを守り配慮する職場を、

発達障碍者という立場からは有難く思った。

 

でも、余計な気を使われないほうが良いと思い、

治療しつつクローズで健常枠で働く身としては、

職場が会社として発揮できる力として

それでいいのか…と疑問に思った。

 

結局、そういう人たちは何か得意な仕事があるのかもしれないと

部署をたらいまわしにされ、様々な仕事に挑戦してもらうも

なかなか難しく任せられず、一人で行う仕事を任せるとしたら

失敗してもさほど仕事に影響のない清掃などになってくる。

 

そのほか責任の発生する仕事は誰かと組み、

見守りや指示の貰える環境で行ってもらうことになるのだが

そういう方が複数いるということは、ほかの社員は

そういう人と組む機会が増えるということである。

 

ほかの人と組む場面と、その方々と組む場面。

仕事として全然違ってくる。

もちろん、一筋縄ではいかないのである。

一言指示して動いてもらえることは、なかなかない。

丁寧に説明したつもりでも、

 

あー!!そう捉えたかぁ~・・・。

と感じるような、頼んだことをアレンジした

仕事をして帰ってきてくれる。

 

同じ部署で働く人たちは、日に日に消耗していく。

本人は、いたって元気。

やる気がみなぎっているし、自分すごい出来る人

くらいのオーラを醸す。

給与規定は勿論一緒。

同じ条件で働いている。

 

なんだろう、この不公平感。

 

どうか、私のように、自覚して、受診して、

医療、福祉の手を借りてほしい。

 

それで、私や宇宙人夫のように

何とか健常枠で働ける場合もあるかもしれないし、

どうか同じ立場の人からフォローされずに働けるようになってくれ。

 

あまりにも仕事を覚えない、判断できない、

教えられたことを理解することも困難な人に

いつまでも手取り足取り指導する仕事までは

仕事に含まれていないと思うんです。

 

私も、医療の手を借りて努力しているんです。

 

言っても、わからないのかもしれないなぁ~。

自覚がないって、罪だな。

 

いろんな人がいていいって思うし、

仕事は仲良しこよし集団である必要はないと思うけど、

あまりにも話が通じないし、

仕事として成り立たない場面がどんどん生まれてしまう。

 

このご時世、一度雇ったらなかなか

解雇なんてでき居ないだろうけれど、

本当に、会社としてそれでいいのかなあ…。

 

わが子が社会人になったならと想像して、

これまた頭が痛いのである。