トミーの飛ばない豚はただの豚 -2ページ目

図書館の子供向けのコーナーにも、

意外に大人が読んでもためになる本もあったりする。

ちょっと最近疲れたので、リセットするかがてら借りた一冊。

小山薫堂さんの本。

 

倉本聰さんが、北の国からを作ったきっかけが、

仕事に嫌気がさして、

北海道の富良野に行ったことがきっかけというのが知らなかったのでビックリ。

人生どこにどう繋がっているかわかりませんね。

小山さんが使っていた、神様にフェイントをかけるっていう言葉けっこう好きです。

運命は決められているのかもしれないけど、

普段の自分だったらこうするよねという部分を敢えて変えてみるということは、

人生を面白くする上で大切なことかもしれません。

 

ただ、一番大切なのは、

自分がこれだと思うものに対して、努力を続けることというのは

絶対に忘れてはいけないけれど。

 

 

 

自分、格闘技には詳しくはないけど、

本屋に行って、スポーツコーナーに置いてあった、

タイトルだけ気になったので、

図書館にもあるかなーと思って検索したらあったので、借りる。

ご自身の経験を活かして、

かなりリアリストとして生きていらっしゃる感じでしたね。

それが、結果、空気を読んではいけないに繋がっているというか。

 

はっきり言えば、夢は目標を達成しようとするならば、

地道に努力を続けるしかない。

その上で、運や素質といった自分の努力以外の部分にも翻弄されながら、

大半の人間が夢破れている。

夢なんて叶わないものだと思っているからこそ、

僕は自分のキャリアを現実的に積み上げてきた。

 

という一文がリアリストを物語っていますね。

 

 

 

億男を読んだあとに読んだのが貧乏入門w.

端的に言うと、断捨離系や、ミニマリスト的な本でした。

著者である小池龍之介さんの月読寺に座禅に行ったところだったので、

月読寺のモノの無さをこの目で見たあとだったので、

書かれている実践に関してはおそらく本当。非常に納得。

 

持ち物が増えると、心の中が散らかる。

 

僕も2017年はモノを減らしていきたいと思います。

2016年はだいぶ本も図書館で借りるようにしたおかげで、

本を売っていくことにも心理的に障壁が減ってきました。

今年は本も本当にお気に入りのものだけ残して、

あとは減らしていくようにしていきます。

 

 

貧乏入門貧乏入門
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川村元気の本。

2016年は読んだ本もこちらにメモupする暇がなく、

読んだのに、ここにupできていないものもちらほら。

今年は本当簡易的でもいいから記憶を呼び起こす一助になるために、

ここにメモっておきたいと思う、2017年の幕開け。

 

BRUTUSで連載されていて、

けっこう人気があったのかな。

図書館でも予約がけっこう埋まっていたので、

予約してから読むまでに時間がかかった一冊。

正直、僕自身としてはよくある本の一つという印象でしかなかったけど、

九十九が最終的にどういう形で出てきて、

どういう形の落ちになるのかは気になりながら読めたので、

楽しみながら読めはしました。

 

本の内容よりも、チャップリンの言葉、

人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ。

が印象深かったです。

 

自分の体重や、家族の好きな食べ物や好きな女性の誕生日は気にしているのに、

毎日触れているお金の大きさや重さを君は知ろうともしていない。

本当に興味があれば、お金の全てを知ろうとするはずなんだ。

この九十九の言葉も自分の生活に置き換えると、

身近なものほど意外に僕らは見えてないんですよね。

身近なものをたまにはあえて違う角度で色々考えて見つめ直してみるって、

大事ですね。

 

 

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これも固め技で、ヤマザキマリさんの著書。

ヤマザキさんが惹かれる男性を

(歴史上の人物が多いですが)

語っていく感じの本なのですが、

最後の方は成熟した女性とはなにか、

人のあるべき姿にまで話が及んでいて、

むしろ、男性論というタイトル、

男性についてあれやこれや語っていく前半は、

そのための布石なんじゃないかとも思えました。

成熟した「いい女」とはの項をアイドルを追っかけている男性が読むと、

けっこう凹むのではないかなと思います。

ある意味、今の日本への警鐘にもなっているかと。

ちなみに僕は一切、アイドルの追っかけはしていません(笑)

追っかけてる時間があったら、

違うことに時間を使いたいのと、

一人一緒に歩んでいける方を探すことに注力したいですからね…。

 

普通に読んで面白い1冊だと思います。

 

 

 

 

 

これも固め技シリーズだな。

先日からヤマザキマリさんの本をわりと固めて読んでいますが、

これもその一環で。

プリニウス。もちろんまだ完結していないけど。

トリ・ミキさんと共著。

テルマエ・ロマエよりも画力に力が入っているように感じます。

 

僕の高校はキャラが濃い先生が多く、

日本史は大政奉還だけでも何時何分単位で何が起こっていったかを

学んでいくような、受験を一旦無視したケース、

でも学ぶ上で大事な点、人として本当の意味で知っておくべき点などは

とても考えてくれている授業でしたが、

こういうちょっとマイナーな

歴史上の人物に焦点を当ててくれるのは嬉しいなと思う。

 

僕が学生の頃はそれこそ、三国志やあさきゆめみし位しか、

楽しみながら勉強にもなるというケースがなかったけど、

今の時代、こういうヤマザキさんのような方がいるということは、

それだけ、学生にとっては幸せなのではないかと思います。

ある意味、キングダムもそうですね。

 

全体的には何かドラクエ感あるなと思ってます。

(決してモンスターを倒すとかではなく、空気感です。)

興味があったら読んでみてください。

まだ4巻までしか出ていないですが。

 

 

 

 

 

まさか、地球の歩き方からも出ているとは。

図書館に貯蔵されている御朱印関連の本だけでも、

けっこうな数。いつもどおりのジャンル固め技で、

読んでみてます。

 

しかし、筆文字って見てるだけで心和みますね。

栃木の古峯神社の天狗の顔入りの

御朱印は本当に圧巻そうだった。

近くに立ち寄った際は是非お参りしてみたいと思う。