Yacht Master(ヨットマスター)は、不人気モデルと言われています。
私はなかなか奥の深い面白いモデルだと思います。
 
ビーチリゾートを楽しむ人々のために開発され、防水性能は100m確保出来ています。ベゼルはプラチナ製です。
 
不人気な理由としては、ターゲットが曖昧ということがあると思います。
 
ビーチリゾートで毎日過ごしているような人は、もっとセレブな時計を着けていると思います。(パテックフィリップ等)
 
ダイビング用の時計(サブマリーナ)に比べて、ベゼルは柔らかく傷つき易いですし、海でガシガシ使える感じではありません。むしろドレッシーな路線です。
 
海よりも、むしろ都会で、街歩きに使うには丁度良いと思っています。
 
そもそも、私がヨットマスターを買いたいと思ったのは、駅のホームで、電車の彼女に背中を向けて左手を振りながら去っていく大柄な男性の左手首に輝くヨットマスターに心臓を射抜かれたからです。
 
文字盤とベゼルが全面で真っ白に輝いていたのは、あまり他の時計には例が無く、はんぱなく目立っていました。
 
プラチナの輝きはステンレススチールの青白い輝きよりも、もっと白くて眩いです。
そのヨットマスターは文字盤もプラチナだったので、輝き方は凄かったです。
 
ちなみに今は、プラチナ文字盤のモデルは廃止されていて、新品では販売されていません。文字盤のコストが高いことが原因と言われています。今は真鍮の色付きの文字盤だけになっています。
 
青の文字盤は試着して良いなと思うことがあります。非常に爽やかでカジュアルな服によく似あいます。スーツにも、新鮮な感じで良く似合うと思います。妻からの推しもあります。
 
プラチナ文字盤はよく目立つので、フォーマルな服にはあまり似合わないと思います。カジュアルな服に良く似合うと思います。私も悪目立ちしないように仕事には着けて行かないようになりました。
 
グレーの文字盤もあるのですが、こちらの方がフォーマルな服装に似合い、仕事使いにとても良いと思います。秒針のスカイブルーも爽やかですね。カジュアルにも良く似合うので、使い勝手は非常に良いです。
 
ちなみに、プラチナ文字盤においても、かなり少ない確率で、文字盤がグレー(ストーンカラー)に変化する現象が認められています。市場にもたまに出てくるので、興味のある方はチェックしてみてください。
 
ちなみに家内が持っているレディースサイズのヨットマスターもストーンカラー化しました。(2年位かかって石化した)
少しずつまだらに石化してゆき、毎月石化している部分が少しずつ成長していき、最後に全部石化したときは、二人で万歳しました。良い思い出です。(笑)
 
私の持っているヨットマスターも石化すればペアで石化してとても良い感じなのですが、残念ながら私のは石化しない個体のようです。
 
ヨットマスターは文字盤の種類毎に色々な個性があり、ファッションとのマッチングも変わってきて、なかなか奥の深いモデルだと思います。
 
今日はヨットマスターについて書いてみました。また続編を書くと思います。お付き合いいただきありがとうございました。