さばおです。
GWは9連休でした。
前半は実家に帰り片付け整理をしてました。
両親とも健在なのですが、すでに80歳になっておりこれを機会に不用品を処分しようと思いました。
そこで改めて思ったことを書こうと思います。
まず、両親が住んでる家賃は12万円の3LDK78平米のマンションなのですが、普通に考えたら老人ふたりが住むには広すぎます。
しかし、実際は6畳の洋室1室は物置き部屋と化して、しかもパンパンの状態。大きな桐箪笥が2棹あり、それ以外にもコート用のクローゼットが2つと着物用の観音開きの棚が2つ、それらに入らなかったものが地べたに重ねて置かれている状態です。もちろん他の部屋もモノで溢れかえって埃が被っております。
住まいは駅から徒歩5分の好立地にあり、家賃も高いですが、築年数は30年近い物件であり、12万は払い過ぎかと思います。車はもう乗らないので駅近は条件かと思いますが、80歳にもなると電車に乗ることも少ないようで無理に駅近に住む必要もないと思います。
それ以外にも大量の食器やかばん、本や写真が出てきて3日滞在しましたが、処分できたのは全体の1/3程度でした。
実家近くの物件を検索してみると60平米前後で7万円というのが相場でした。リフォーム済で、今よりも綺麗な部屋の印象もあり、買い物や病院も近いマンションもありました。
つまり、大量のいらない物の保管に毎月5万円、年間60万円支払いしていたことになります。両親は今のところに15年住んでいるので延べ900万円です。
主に処分したモノには着物やかばんなどがありますが、売れるものは僅かで不用品回収業者に買い取って貰えたものは15,000円程度でした。なかには買い値が80万円を超える着物もありましたが、買取価格は1,000円でした。それ以外はもっと悲惨で10着で100円とかでした。ハイブランドのバックなら高価で買い取ってもらえたようですが、母はブランド品よりも一品モノが好きらしく5万円くらいのバックが20個くらい出てきましたが1つ100円くらいの買取価格でした。
2つの桐箪笥も1つは着物用、一つは洋服用で入りきらないほどパンパンに詰まってました。嫁入り家具らしく50年前で一つ100万円したそうです。
どれも今は使ってないモノばかりですが、買うときには結構なお金を払っており、捨てるには勿体無いという感覚になるし、売っても二束三文にしかならない。いつか使うかもという気持ちからどんどんスペースを埋めていったと考えられます。
両親は80歳なので長くてもあと20年くらいかなと思ってますが、私も45歳なので、もし100歳近くまでどちらかが生きたとしたら65歳です。
65歳から残置物を処理するのは大変です。55歳でも大変です。思い立ったが吉日ということでGWに処分することにしましたが、3日かけても終わらないとは夢にも思いませんでした。
業者にお願いしようしましたが、見積もりだけで27万円。両親が払うならそれもいいかと思いますが、蓄えも少なく、私が払うのもなんか嫌やし、個人情報もたくさんあるので私が少しずつ処分することにしました。時間コストを考えると業者にお任せした方が良かったかもしれませんが親孝行と思って、不用品の処分を引き続きやっていくことにします。
しかし1ヶ月5万円が失われていくと考えるとちんたらやるわけにはいきません。週末を利用して5月中には終わらせて、6月には新居に引っ越しを済ませたいと思います。
今日やろう。いつかやろうは馬鹿野郎
さばお心の川柳です。
いちおう父のサラリーマン時代は年収はそこそこ貰ってたようですが、見栄ぱりの性格と無計画なお金の使い方で貯金はほぼゼロ。年金は平均より多いですが、父が亡くなると年金額は激減します。今のうちに引っ越しを敢行して、どちらかひとりになっても生活していけるだけの備えをしていかないと破綻します。
しかし本人たちには危機感はなく、生活コストは高いまま、我々氷河期世代がどれだけ苦労して毎月生活してきたかなんて夢にも思ってないことでしょう。もし、両親の生活が破綻したら、もちろん助けないといけないと思いますが、自分が苦労して蓄えたお金を生活態度を改めない見栄っ張りな両親に吸い取られるのは避けたいところ。
まずは固定費の削減。断捨離。一増一減ルール。健康管理を徹底してもらい、それでも足らない場合には助けようと思います。せめて葬式代くらいは自分たちで貯めてほしいものです。
どこに住んでる。何を着ている。どこで買い物している。全て見栄からくるものです。もちろん粗悪品で暮らせとは思いませんが、毎日掃除をして、モノが少ない整理整頓された部屋で小綺麗なユニクロを1シーズン3着程度で着回したり、同じモノであれば出来るだけ手間をかけず安く手に入れた方がいい。それなら冷蔵庫は必要なモノだけを残して、3日間食べるものだけを買う。無駄なものや初物などの季節外れのモノは買わない。(ちなみに実家の冷蔵庫には賞味期限切れの食品が大量にありました。しかも高級品ばかり、、、)
母親は見栄っ張りな性格で、スーパーでは買い物せずにデパ地下大好き。もちろんデパ地下の方が品物はいいでしょうが、生鮮品以外の食品はどこで買ってもモノは同じだと思うし、食べきれない量の食品を買う理由にはなりません。家から徒歩圏内でいけるとこにあるなら、その日の夕方にいけばデパ地下でも半額で買えるものもあるから毎日夕方に半額品をその日食べる分だけ買えば、コスパ最高です。
しかし、半額品を買うなんて恥ずかしいことできない。みたいな見栄が働き買いません。私なんてウエルシアで半額になったものを20日に33%引きでしかもアップルギフトカードで手に入れたポイントで支払っているのに、、、結局食べきれない高級食材は賞味期限を過ぎても冷蔵庫にあるのです。なら半額品を買ってその日に食べる方が新鮮でフードロスも防げて一石二鳥ではないですか!
冷蔵庫も大きな冷蔵庫は必要ないですし、電気代も浮きます。冷蔵庫スペースも小さくて済みますし居住スペースも広がります。
今回1番言いたかったことは『見栄にはお金がかかる』てことです。しかも、自分が思ってるほど、他人は自分には興味ない。自分が他人が何を着てるかとか、何を食べてるかとかに興味がないように、、、
他人との比較よりも自分が納得、安心できたらどこに住もうが何を着ようが関係ないです。無理して節約する必要もないですが、お金がないのに見栄を張る必要もないです。むしろお金がないのにローンで買い物をしたりしてる人は滑稽でカッコ悪いです。
以上、見栄っ張りはコスパが悪いって話でした。