ビワ+緑茶石けん
《緑茶+ビワ石けん》 2009.12.10製作
抹茶パウダーを入れたり、緑茶のインフューズドオイルを使ったりとこれまで緑茶系の石けんはいくつか作ってきましたが、今回は「ビワの葉」を組み合わせてみました。
前々回、「柿の葉」を使ったソープ をご紹介しましたが、「枇杷の葉」は「柿の葉」同様、日本では古くから肌に良いとされてきたものです。
娘が生後1カ月にものすごい乳児湿疹ができました。
最初はなんだかわからず、小児科へいったり皮膚科へ行ったり。
1カ月検診なんて、お外に連れ出すのがかわいそうなくらい顔中、ぶちぶちでまっかっか。
にきび花盛りというようなぐらいでした。
赤ちゃんの肌って卵のようにつるっつる・・・と思っていた私は衝撃で。
そんなんでオロオロしているときに、母の友人から「枇杷の葉がいいよ」って、いただいたのです。
枇杷の葉をお湯に浸して、そのお湯で顔をふいてあげたりしました。
乳歯湿疹は時期が来ればおさまってしまうので、数週間もすれば卵の肌になりましたが。
枇杷の葉の効果は、実感できませんでしたが、その時から「枇杷の葉=美肌」という図式が私の中に。
いつか石けんや手作りコスメの材料に使いたいなと思っていたので、秋の帰国の時に夫実家のお庭から拝借し、ドライにして持ち帰ってきました。
製作工程など
*ベース
オリーブオイル(緑茶・枇杷の葉インフューズ)/ひまし油/パーム油/ココナッツ油/スイートアーモンド油
苛性ソーダ/水/緑茶
*オプション
S.F.ホホバオイル
パチュリE.O./フランキンセンスE.O./ローズマリーE.O.
使用感
ドライシーズンになったので、いつもより2%水分量を増やしてみましたが、思った以上にやわらかい石けんでびっくり。
1カ月の熟成後はちゃんとした硬さになっています。
情緒安定、筋肉痛、あかぎれ湿疹などに効果があると言われているパチュリ。
しわやたるみなどの老化、冷え性改善、咳や気管支炎によいと言われているフランキンセンス。
これを組み合わせたことで、とっても渋い心が落ち着くような香りになりました。
AQUA石けん初のオリエンタルな香りです。
グリーンがかった渋い石けんに合う香りになりました。
スイートアーモンドやホホバの効果で、とても柔らかい使い心地。
パームやココナッツは控えていますが、泡立ちもよし、硬さもGoodです。
最近思ったような石けんが作れるようになってうれしいな^^
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