こんにちは、おくり野です。
馬鹿、死ね、ウザい、
を絶対に使わないでください。
陳腐です。
こんな使い古された言葉を使っても、
君の荒ぶる心は決して
満足する事は無いでしょうし、
さらには、
思考を停止させ
ただただ、
心は悪意の底に沈んでいくでしょう。
人の心の深い闇を発露させるのに
これらの言葉は、ちっぽけです。
そして、
そんなものにこそ
最後の最後まで
堕ちきらない言葉が望ましいです。
今回は、
自己防衛のための攻撃的感情を
発散させる方法について話します。
毒舌にこそ、
豊かな表現力を。
毒舌で大切な事は
「ユーモア」です。
ユーモアの無い毒舌は
自らの心を疲弊させるだけの
つまらないものです。
いくら苛烈に罵ったところで
状況は変わりませんし
あげくの果てには
自己嫌悪にさえ陥ります。
だからこそのユーモアです。
ユーモアには
追い詰められた状況下でも
心に余裕を取り戻す作用があります。
そしてユーモアを身に付けると
状況を正しく俯瞰する能力も付きます。
毒舌にユーモアを交えることは
最後の最後で相手の事を、また自分自身を
笑える事なのです。
まず最初に覚えるべきは
比喩表現です。
多彩な表現によって
相手に対する漠然とした嫌悪感が
具現化され
自分でどう思ってるか認識できます。
さらに、もっともっと面白い文句を探そうと
するうちに
少しだけポイジティブ心境すら生まれます。
例えば、
いつも君を見下し嘲笑する
「普通の面長だけど鼻の穴が大きいA男」
に対する毒舌的な評価を下す時、
単純に「あの豚」と言うのは避けましょう。
もっと楽しく、
その人に似あう言葉を探して
選び取ってあげましょう。
「顔の中心に小さな2つのブラックホールがあるA男」
「鼻血を出した時ティッシュを詰め過ぎちゃう癖のあるA男」
という風に考えてみましょう。
憎たらしい相手も
少しだけ可愛く思えませんか?
あるいは、
もう少し毒を強くするなら
「コックリさんで豚の霊を呼び出し鼻だけ取り憑かれてしまったA男」
とか。
直接表現は避け、
意外性のあるワードを
組み合わせてください。
ブラックに楽しむことがコツです。
自らの中で「くすっ」と
笑えるようになったらしめたものです。
そして、相手の滑稽な様を
「可愛い」と思えるようになれば勝ちです。
あ、前回も言いましたが、
あくまで心の中で毒は吐いて下さいね。
そして、この比喩表現を実践するには
「着眼点を変えてみる」ことが効果的です。
これに関しては
次の例題に絡めながら説明します。
では、例題です。
廊下の向こうから
君の苦手なA男が歩いてきました。
君を見つけると
急に嫌らしくニヤニヤ笑いだし、
君が黙ってすれ違おうとした時、
A男がわざとらしく肩をぶつけて、
こう言いました。
「お、触っちまった。…きっも。」
それでは、
その時、君はどんな事を思いますか?
自分なら
こう言い返したいと思う事を
想像してください。
A男は心底愉快そうに
何も言い返せない君を笑っていますよ。
どう返しますか?
さて、
この時突っ込みがちなのは、
A男の「気持ち悪い」と言いながら
自ら肩をぶつけて来たという
矛盾した行動です。
ストレートにそこを突くのは
個人的にあまり芸が無いと感じます。
「お前がぶつかって来たんだろ?
意味わかんねーよ、バーカ。」
そんな返しは0点です。
ですので、
良い感じの比喩表現を繰り出すために
着眼点を捻ってみます。
「お、触っちまった。…きっも。」
「それは良いけどさ。
お前の歯って近くで見るとちょっとね。
なんか部活棟の男子便所のタイルを思い出したよ。」
着眼点を変更するのは、
状況をこちらのコントロール下に
強制転換するためです。
このように、
あっさりと返しを相手の予想の範囲から脱却し、
突っ込まれると思っていない場所に
比喩表現を駆使して逆襲する方法を模範とします。
あくまで冷静に、
直接的にならずに、
さらっと毒を吐いて下さい。
これも意外性を重視することがコツです。
一枚上手な自分をイメージして
相手との会話を手玉に取るのです。
別に自分の中で
少しでもニヤリと出来ればOKです。
まとめ
勿論、表現の能力が上がれば上がる程
毒舌の攻撃力も破壊力も強化されます。
全く笑えないレベルの
致死性の毒舌も使えるようにはなるでしょう。
僕が示したのはかなりライトで
あくまで、毒舌を考えることを介して
余裕を取り戻すためのものです。
本気の毒も
僕はあって良いと思います。
前回も言った通り
悪意も敵意も、人格を守る大切な感情です。
ですが、
最後にひとつだけ絶対に守って欲しい
注意点です。
決して、本気で相手を見下さないでください。
見下す言葉くらいは構いません。
でも相手を自分とは違う劣った人間と
思い込んでしまいますと、
コミュニケーションを取ろうとすら
思えなくなりますから。