La Campanula

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カリフォルニアでの、のんびりな日々を綴っています♡
夫は年上イギリス人。 2018年2月息子誕生。

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ご無沙汰しております。

だいぶ間があいてしまい、久しぶりのブログで暗い記事を書くのは気が引けるのですが…


4月25日に私の祖母が誤嚥性肺炎で亡くなりました。

3月に90歳の誕生日を迎えた矢先でした。

少々アルツハイマーがあり、去年から施設に入所しておりましたが、まだ元気で家族のこともわかる状態でしたので、
一番心配していたのはコロナであり、早くコロナが落ち着いてまた会えることを願っていたのですが…。


その願いは叶わず、そしてコロナ禍のため日本に帰って、お葬式に行くことも諦めました。

29日にお通夜、30日が告別式でした。

本当はとてもとても行きたかったので、非常に悲しい思いで一杯です。



現状として、外国人の夫は無理ですが、私はコロナ検査の陰性証明を持参すれば日本に一時帰国することは可能です。

でも2週間の自主隔離期間があり、空港で位置情報確認アプリをインストールさせられるという徹底ぶり。

つまり、日本の実家には帰れても、数日後に迫っていたお葬式には行けないということになります。


自主隔離期間など守らない人も中にはいるかもしれませんが、私にはそれはできないと思いました。

家族の安全のため、拡げないためにも、自分の気持ちは抑えて、行かないのが一番だと思いました。


私と夫はコロナのワクチン1回目は接種済み、ワクチンの前に抗体検査もしてみましたが陰性(過去に罹患していない)、友達にも去年の3月から誰一人会っておらず、散歩の時もマスクをし、息子もプリスクール等にまだ行かせておらず、ひっそり暮らしている状態で、この生活パターンを続けている限りほぼかからないでしょう。

ですが、ワクチン2回目がまだですし、接種済みでも100%予防できるわけではなく、絶対かからないとは言いきれません。


いくら陰性証明書がある人しか飛行機に乗れないとしても、空港や飛行機内などそこにいる人全員が、本当にその時点でコロナに罹っていないかなんてわからないのです。

もしかしたらウイルスをもらって、日本の家族に移してしまうかもしれないし、逆に帰って来る時にアメリカに持ち込んでしまう可能性だってゼロではない。


そもそも自主隔離期間の問題以前に、実家に帰って家族と接することがまずダメだと思いました。

ワクチン接種済みの親戚もいるようですが、実家の町ではまだワクチンの順番が来ておらず、両親は未接種。

父は心臓、血管系の病気があり、もし私がウイルスを運んでもしものことがあったらと考えたら、とてもじゃないけど、帰るという選択はできませんでした。



とはいえ、私はおばあちゃん子で、特に幼少期は年子の妹がいる私にとって祖母は母親のような存在であり、一緒に寝たり、祖母のことが大好きでしたので、最期のお別れもできずにもう会えないなんて、心が痛くてたまりません。

コロナ禍の前は、年に1〜2回は日本に帰っていたし、祖母に電話するためにスマホ契約に国際電話かけ放題のオプションをつけ、家に時々電話もかけていました。

去年施設に入所してからは、母が面会に行く時にビデオ通話していましたが、コロナのために数カ月のあいだ面会謝絶になり、3月のお誕生日には母が会えたのですがタイミングが合わなくて電話が繋がらず、結局今年に入ってから私は一度も話せませんでした。

お誕生日おめでとうって言いたかった…

もう一度、あの優しくてゆったりしてきれいな声が聞きたいです。


いつもニコニコしていた祖母。とても可愛がってくれました。

【祖母と3歳の私。七五三のお参り】



7年前に祖父が他界した際は、悲しいことには変わりないのですけれども、直前に会えて話せましたし、お葬式にも参列できましたので、思い残すことはありません。

老衰でそろそろ危ないとお医者様に言われていたため日本に帰国し、アメリカに戻って約2週間後に亡くなった後、またとんぼ返りで日本に戻り葬儀に参列しました。

海外に住んでいる以上、死に目に会えないことは覚悟の上で、むしろ祖父の時のように前もって心の準備ができることの方が珍しいのだとわかってはおりましたが、

でもまさかお葬式にも帰れない日が来るなんて…。


どうにもこうにもやりきれない気持ちです。


ただ、何でもリモートが浸透したことにより、最近はリモート参列というのもあり、私も両親にお願いして告別式や出棺の儀、お骨を拾う様子など、ビデオ通話で見ることができたことが唯一の救いです。

それでもやっぱりあの場にいたかったと思ってしまうのですが…



海外でなくとも国内で家族と離れた場所に住んでいる場合等、私のようにお葬式に行くことを諦めた方々がいらっしゃることでしょう。

ましてや、コロナで亡くなったら、ご遺体はビニールで包まれているとか、お骨が戻ってくるだけとか聞きます。

この悔しく悲しい気持ちを味合わなければいけない人が、少しでも早く減って欲しいと思います。



が、この一年強の人々の行動を見ると、まだしばらくは終息しなさそうですね…



夫の国イギリスや、こちらカリフォルニアの新規感染者数はだいぶ少なくなってきており、規制も緩和されてきていますが、まだ気を緩めるべきではありません。

どうかできる限り同居人以外の人と接しないで下さい。

ロックダウンはもうこりごりですよね?

このまま安心してしまうと、今少なくなっている国でも、変異ウイルスによりまた第○波(国によるので○)が来ます。


どうして変異ウイルスが出現するのか知っていますか?

ウイルスは自身をコピーして増殖しますが、時折エラーでコピーミスが生じます。それが変異ウイルスです。

新規感染者が増えれば増えるほど、変異ウイルスができるということは、つまりは移していけなければ変異もしないのです。

移らない、移さないためには人と接しないことです。



先日ニュースで、夏にはアメリカ〜ヨーロッパに旅行が可能になんていう記事が出てたと夫から知らされ、話しました。

というのもイギリスにいる夫の母親は95歳。

縁起でもないですが、年齢的にはいつ亡くなってもおかしくありません。

これまで夫は年に2~3回帰っておりましたが、前回は去年の1月。

去年夏には家族で行く予定がコロナで行けず、息子は1歳半の時に会ったきりで、義母も楽しみにしているので、元気なうちにまた会いに行きたいねという話です。


祖母のように、このままコロナ禍中に亡くなり、夫がお葬式に帰れないなんてことにはなって欲しくない。

イギリスはエンバーミングを施し、葬儀を3週間後とかに延ばせるので隔離期間の問題はクリアできそうですし、イギリスの夫の家族はワクチン2回接種済みなので、移す移される可能性も低くはなりますが。


でも夫が言うに、親に会いたいのは山々だけど、状況からして現実的じゃないな、と。

世界的に見てまだ増えている地域があるうちは、まだ行くべきじゃない気がする、

でもこんなの読んじゃったら、皆もうウキウキでバケーション気分になっちゃうよね、

その結果、秋には変異株が大流行〜またロックダウン、真面目に我慢し続けてる人の努力は水の泡っててなりそう。と。

ほんとそれです。


分子生物学者でウイルスが専門の夫は、長年mRNAの研究をしていたこともあり、ウイルスにもワクチンにも詳しいので、私はウンウンそうだよねと頷くばかりで、

そんな文系丸出しの自分が、誰の目にも留まらないかもしれない久しぶりすぎるブログでこんなこと書いても、なんの影響力もないのは重々承知しておりますが、

このなんとも言えない悲しみを吐き出せる場所が他になくて…



読んでくれてありがとうございました。

皆さまと皆さまのご家族が健康に過ごせますように。