オーストラリアの自主隔離状況 ④ | ほとんど寄り道 時々ダッシュのオーストラリア生活

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オーストラリア生活の日常や旅行記を気ままに書いてます。

時々過去の思い出や子どものこと、自分のことなどツラツラと人生振り返ったりもしています。

現在、

オーストラリアで海外からの入国者

及び帰国者の全てに対して

14日間の自己隔離が義務付けられている。

 

3月15日に告知

そして実施は3月16日零時から。

 

私は14日に

ニュージーランドに出国したので

ニュージーランドでこの知らせを知り

19日の帰国後から自己隔離に入っている。

 

私の帰国時は、

まだ州境の閉鎖も無く、

自宅及びホテルでの自己隔離

と言う状況であったが

自己隔離は各自に任されていた。

 

しかし昨日の3月27日

モリソン首相は

遅くとも3月28日23時59分から

オーストラリア国外から

オーストラリア空港に到着する

全ての者に対し

到着空港がある都市の

ホテル等での自己隔離を

義務付けた。

 

しかも、必要な場合には

オーストラリア国防軍

国境警備隊の協力を得て行われる…

と言う事だ。

 

『州・準州法規に従い』

と言う但し書きがあると言うことは

このような有事の場合に対する法規が

予めあったのだろうか。

 

それにしても今

どの国もコロナ(Covid-19)に対して

国の強制力の行使が半端ない。

 

国民を守ると言う前提で、

国家が方向性を示している。

 

いままでの自己隔離から

グッと強制力が増し、

ホテル等の

指定施設に直接移送される

ようになったと言う事。

 

自分の意思とは関係なく、

政府によって

指定された宿泊施設に移送。

 

14日間の自己隔離が

今まで以上に管理され、

滞在費は実費。

海外から早急に帰って来いと

早い時期から

アナウンスされていたから

納得でもある。

 

3月16日からの自己隔離に対しては、

各自宅及びホテルだったので

警察がランダムに

帰国者の自己隔離状況を確認し、

違反者は最大半端ない金額の罰則

(日本円で100万円程)

と言う事だった…

オーストラリアの感染者の2/3は

海外からの帰国者で、

それが感染源になっていると言うことだ。

 

しかも自主性に任していたら

違反者が多かったって...

小学生かっ❗️

 

もちろん

オーストラリアでは、

娯楽施設、図書館、飲食店等はクローズ、

(テイクアウェーの営業は許可されている)

必要最低限の職種のみの営業状態なので、

失業者も大量にでている。

 

それに対し該当者は申請すれば

2週間に$550、

4週間で$1100の補助を

国は支給するらしい。

そこは凄いね。

 

国によって政策は違うから

それが良いとか

悪いとかって言う判断は

そう簡単ではないけれども

オーストラリアはそう言う方向。

 

私的には、

本当は国を頼らなくても

有事の時を想定して

普段から各自が備えておくのが

理想ではないかと思っているが。

 

その方が

有事の時に慌てる必要がないし

心配するストレスも少ない。

 

保存できる食材だって平時の割引の時に

多めにまとめ買いしておけば、

高い時に買い足さなくて良いし、

今回のような時にも対応できる。

 

と思いながら生きている。


Lake Manapouri in New Zealand