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深緋書店 kokihi syoten

アクセサリーと人形の制作をしつつ演劇やりつつ。
通販開始しました!

ご無沙汰しております、上原です。

16日、久しぶりの出展だというのに、台風のにおいが……
どうなんでしょうか。
きっと油断していると晴れるので、今日明日いそいそと準備を進めます。

そしてそして。
ついにレジンに手を出してしまいましたー

ミール皿のやつ



ドロップ型に天然石のかけらやらパールやらを放り込んでみたやつ


アイオライトとシトリンが入ってるんですが、色の薄いシトリンはほぼ消え失せました。
なんてこった。

16日に持って行く予定のものたちについては、明日アップし…しま…できたらします。

…カメラ苦手なんですよ!
ちゃんと撮ろうとすると2時間くらい悪戦苦闘する!

そんなわけで、なるべく近いうちにまた記事をかけるといいなぁと思います。
舞台『狂える星霜』、ご来場ありがとうございました!
舞台に合わせてアクセサリーを作る…今までやったことのないことだったので、新鮮でとても楽しかったです。

毎度おなじみ、自動人形のかけらもアクセサリーに加工して提供させて頂きました。

背景のやる気がなくてすみません。
のちほど、公演のために作ったアクセサリーを順次公開していこうと思います。

次回は、9/16、としまえんでの手作り市に出展を予定しています!

深緋書店としての活動も、他の団体の一部としての活動も、まだまだ年内に数件予定しております。
もっぱら都内での活動になりますが、お近くにお住まいでしたらぜひぜひ!
お待ちしていますー!

次回のとしまえんは、「ブログを見たよ」と言うとちょっと良いことがあるかもしれません。
それも含めて、詳細はもうしばらくお待ちくださいませ!

劇団虚幻癖第4回本公演『狂える星霜』


脚本・演出:島岡昌平



★日時★


8月23日(金) 14:00~(A)/18:30~(B)


8月24日(土) 14:00~(B)/18:30~(A)


8月25日(日) 13:00~(A)/17:30~(B)


上原はアクセサリーの製作担当&Aチームの役者として参加します。



★劇場★


戸野廣浩司記念劇場

(最寄り駅:JR山手線西日暮里駅)



★劇団HP★


http://www.geocities.jp/makiro710/kyogen/index.html



★ご予約★


https://ticket.corich.jp/apply/47398/005/

(こちらからご予約いただくと、チケットが上原扱いになります)



舞台の装飾品製作で鎖を大量に使う予感がするので、ひたすらビーズを組み込んだ鎖を作る日々です。

よいせよいせ。



普段はあまりアクセサリーの金属部分に銀色は使わないんですけど、今回は金も銀も黒も使います。
そして、メンズアクセサリーにも挑戦!

メンズアクセサリー、普段滅多に作らないだけにめちゃくちゃ楽しいです。
蜘蛛とか蜥蜴とか大きい十字架とか、くすんだ銀や赤と黒とか…メンズアクセサリーでよく使われるゴシックなモチーフや色合い大好きなんですよね!

いつもは、「ファンタジックだけど日常で使えるアクセサリー」をテーマに製作していますが、今回は舞台上ということで、はっちゃけます。

劇団虚幻癖 第4回本公演
『狂える星霜』特設サイト↓
http://www.geocities.jp/makiro710/kyogen/_04/_04.html

うーん…
携帯からのリンク貼り方が分からない…

公演が終わり次第、深緋書店としてのイベント参加なども計画しておりますので、どうぞお楽しみに!

『人形の夢』



ふさふさとした睫毛の額縁から、あなたの生活を覗く夢をみた。



私は綺麗なドレスを着て、透明な硝子ごしにあの人を見ている。
なぜだか動こうという気は全くおきなくて、仮におきたとしても、ゴムで繋がれた関節がただ軋むくらいだった。

そこはとても狭かったけど、私に不満は無かった。
時々、あの人が私を硝子の檻から出して、私の後ろにあるゼンマイを巻いてくれたから。
そうすると、私の胸のうちから、亡き王女のためのパヴァーヌが流れ出し、あの人は机に頬杖をついてそれを聴くの。
言葉は交わせないけれど、そのひとときだけ、心が通じ合っているかのような気にもなれた。

私を抱き上げてゼンマイを巻くあの人の手は、初めはとても小さかったけれど、だんだんと大きく指はしなやかになっていった。
大人の女性になっていった。

あの人は、生活する場所を変え、ともに生活する人を変え、やがて昔のあの人によく似た女の子が私に触れるようになった。
私の服も顔も、もう昔のように綺麗ではない。
オルゴールを奏でるためのゼンマイも取れかけている。

人間のように老いることはないけれど、そのかわりにだんだんと汚れ、不要なモノになっていく。
醜く朽ちていくのは嫌だけど、最期、火を付けられて燃える瞬間を夢見ている。
ただのモノでしかない空洞の私は、燃えることで初めてモノ以外のなにかになれるような気がするのだ。

きっと、カタチを燃やして、残った空洞にこそ、あの暖かい思い出がある。

さいごに美しい部分だけ残して消えていけるなんて、なんて幸せなことなのだろうか。


そこで、目が覚めた。

ベッドの横にあるカーテンを開け、部屋に光を入れる。

なんという滑稽さだろう。

こんな妄想の塊のような夢を見るなんて。

でもやっぱり、私は人形になってみたいと思わずにはいられない。

あの人に愛されるには、障害が多すぎた。

モノとしてでもいいから、触れてもらいたかった。

どんな愛の形でも良かった。


もう、何年も前のことだった。

ほとんど忘れていたようなことだった。

淡い桃色に変わった傷跡を抱いて、私は少し泣いた。