歴史を観ること、識ること、学ぶことは、わたしたちいまここに在る人間の在り方を反省し、最善に改善していく為です。
同じ過ちを繰り返さない為の体験·経験を重ねた歴史が生き方の学びの指南書として在るのです。
過去の行いや事実、特定の存在を批判したり、いまに都合良く事実をねじ曲げて改竄しても、いまのわたしたちの精神成長にはなりません。
歴史を如何にいまに活かすことができるかは、
わたしたち自身の道徳·倫理知性たる精神性や人間性の程度を推し測ることになります。
過去の事物に捕らわれて、同じ過ちばかりを繰り返す幼稚な成長しない恥を晒し続けますか?
やたらと過去を持ち出して真似ようとするのは、何と成長なき滑稽なことでしょうか?
すべては変化のなか、流れのなかに在るのです。現実現状を正しく把握しなければ、すべてを見誤ることでしょう。
わたしたち人間は、わたしたち自身を自覚しなければなりません。
過去の覚りは、自身のみ(小乗の覚り)でも容認されましたが、いまは、自他の統合意識(大乗の覚り)で行動できなければなりません。我良しの自分だけの悟りは、自己満足のエゴに過ぎない。自分を滅して、他たる全体の為に何が出来るかを軸にして行動していくことが、新たな覚りでしょう。全体の精神成長の為にチカラを尽くすことが統合意識にシフト成長した新たな覚りです。
身体は、使わなければ退化します。脳も同じだし、心も同じです。我良しのお気楽で他者を無視した無関心さは、精神成長にはなりません。
すべてを反対に観ることが大切です。見えないものを感じる観力·共感の察知力が大切です。
自分だけの生活をより善く守ろうとしても、全体の影響が必ず及びます。エネルギーに、部分だけの善は成り立たない。全体を改善しなければ、全体の為に行動しなければ、善にはならないのです。
だからこそ、一人一人の声が上がり、立ち上がって団結して行動することが大切です。
常に自分を反省し、他たる全体の為に最善で在ることを考えて行動出来るのが、真の覚者です。山に籠る似非覚者は、いまの地球には必要ないのです。
他者を慮り、他者の痛みや苦しみ·悲しみを共に観じて、最善の真善美を求めて行動していきましょう!
一人一人みんなが、菩薩行に在る観音菩薩であり、救世主です!
慈愛エネルギーを発露して示していきましょう❣️💝
