公文から算数オリンピックへの挑戦。

公文から算数オリンピックへの挑戦。

どこにでもいる普通の男の子の、ハイスピード公文(年長さんからの一年3ヶ月でG教材)と、
算数オリンピックを目指して過ごす日々の記録をマイペースに綴ります。

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昨日の続きです。
公文に通って一年3ヶ月の間で、私が感じた事の1つに、小さな時に教えた数の数え方の違いがありました。 例えば、多くの方が子供に数を教える際に、指を折って数えるというやり方や、声に出しながら数を数える、指を差しながら一緒に数えるといった方法で教える方が多いと思います。
実際、我が家もそのようにして、1歳ごろから一緒に数を数えていました。
ですが、その方法に加えて、少しだけ工夫していた事があります。

例えば、3という数字をカウントする時、片方の指を順に折りカウントするかと思います。
6という数字になると、もう片方の手の指も使ってカウントすると思います。
多くの方がそのように教えている様子を見かけます。

我が家では、例えば3なら、右手を1、左手を2の指を使ってカウントするということに加えて、手拍子を叩き、音でも認識させる、身体を使って、身体のどこかの3箇所に触れ、体感として感じさせる、目を瞑らせて、3秒という間隔を感じて貰う、などを加えて行ってきました。

指を使ったいろいろなパターンで、たとえば6だと、5と1、3と3、2と4などの組み合わせを見せながらカウントする事でいろいろなパターンの6を子供に感じさせていました。
手拍子に関しては、わざと間隔を置いて期待感を持たせると、子供は聞き漏らさまいと集中するので、自然と注意深く聞くようになりました。身体のどこかの箇所に触れられる、という感覚は、何処を触られるのかな?ということも加わり、くすぐったいような、でも楽しいな!という感じで子供がワクワクしていました。このようなパターンを加えると、子供自身、数に対して飽きがきません。

いろいろなパターンで数をカウントするということを繰り返していくうちに、数の概念のようなものも自然と身についていったように思います。
なので、一桁の足し算のいろいろな問題も、すんなり出来たんだと思います。
その延長にある二桁、三桁の足し算も、一桁の時に数に対して楽しいという感覚を付けたおかげで、スムーズに進みました。
一桁の足し算は3歳、掛け算はリズムで、4歳で覚えました。3桁の足し算、引き算までは公文に入って3カ月でマスターしたことになります。先生に指導してもらったわけではなく、言葉の力とワクワク感をうまく使って進みました。公文に通い、隣に私がいて、常にワクワクの言葉掛けを意識して過ごしました。
ワクワクしながら進む我が子の横で、子供たちを観察する中で、簡単な足し算でつまづく子は、引き算でもつまづき気味でしたし、分数になると、途端に混乱する子が多い印象を受けました。混乱するお兄さんやお姉さんを追い抜き、年長の次男が、足し算、引き算、割り算、掛け算、分数をすんなり理解できたのは、8を答えとするなら
いろいろなパターン式でも、答えは8、分数の1分の1もそれと同じく整数の1であり、1・0であるということを理解することにも自然と繋がったのだと思います。
なので、もし、今から数を教えるお子様をお持ちなら、楽しみながら身体を触ったり、手拍子をしたりしながら視覚だけでなく、聴覚、体感的にも印象的に残るような教え方をしてみて下さい。
数年後に、違いが出ると、私の体験談を持ってお薦めします。

次はワクワクの言葉掛けを心がけていた期間について書こうと思います。