ひとりでも生きていける。
だって今までもひとりで生きてきたし。
お金だって自分で稼ぐし、
ジャムの瓶だってひとりで開けれるし。
高いところのものは
脚立使ってとるし、
重たい荷物だって自分で運ぶくらい根性あるし。
でも、仕事でやるせないことが起きたとき
悲しい映画を見て悲しい気持ちになったとき、
友達に話しても
腑に落ちないのは何故だろう。
美味しいものを食べたとき
美しい景色を目にしたとき
この気持ちを共有したいと
思うのは何故だろう。
ひとりでも生きていけるのに。
どうして誰かに
縋るような気持ちになるのだろう。
ああ、そうか。
言い聞かせてるだけなのか。
ひとりでも生きていける
ひとりでも生きていける
ひとりでも生きていけるから
街中でカップルなんて見ても何も
思わないし。
そうやって強がって
今日もまた
ひとりで生きていく。
ひとりで生きていけないから
言葉にして誰かに伝えなくちゃ。