ここのブログでもけっこう有名だが、自分は映画が好きなようだ。


なので今日も映画を見に行く。


やはり映画と言えばアクションだ。


アクションと言えばゾンビだ。ゾンビにかじられたりひっかかれるとゾンビになる。

ゲロをかけられたりしたらどうなるのだろうか?


おおお、ゾンビ映画がやっている。しかし今回は残念ながらあきらめる。


やはりアクションといえばジャッキー・チェンだ。


おおお、ジャッキーの映画の看板だ。どうも8月公開らしい。

なので今回はあきらめる。


ジャッキー×ゾンビの映画が小生のベストムービーだ。


ジャッキーがゾンビになったらやっかいだ。

これってリアル酔拳か。





ということで今回はテアトル系の映画「さんかく」にする。

なぜならこの映画は自分の家のすぐそばでロケが行われていたからである。


確か去年の11月ぐらだろうか。

家のはす向かいのボロボロのアパートでせっせとロケをしていた。

感想としては非常に良い映画だったと思う。


その時はどんな内容の映画か見当もつかなかった。

ボロボロのアパートなので呪怨みたいなホラーなのではないかとも思った。

ただ、アパートのドアにオ○ンコマークが書かれていたのでエロ映画なのかなとも思った。


結果としては「さんかく」関係のラブコメディーだった。。。いろいろ考えて損した。


確かにケチをつけようと思えばいくらでもあるが、、、


・主人公(高岡蒼甫)のうだつの上がらなさが今ひとつ。(かっこよすぎ)

・主人公の彼女(田畑智子)のKYぶりが今ひとつ。(器量よすぎ)

・AKB(小野恵令奈)の小悪魔ぶりが今ひとつ。(・・・)


ただそれらをふまえた上でも充分良いものだった。


その他登場人物で気になるところは以下。


・AKBの大島優子はエキストラ以下の登場。AKBファンをねらっているのは分かるが。。。

・矢沢心の上司がよかった。

・AKB小野の田舎の友達がよかった。

・高岡の会社の後輩がよかった。(コイツが影のキーパーソンか?)


ボロアパートの使い方も納得。


内容がよかったのでパンフも買う。

おおお、メイキング風景で高岡の後ろにマイ・ホームの玄関が写っている!

ただし小生は写っていない。

危なく超イケメンとツーショットするところだった。。。あぶない。あぶない。


まあネタバレするとよくないのでこのぐらいにします。

最近プログレがはやっているのだろうか。雑誌の表紙にどう見てもアフガンのカルザイ大統領にしか見えないピーガブが出ている。ひょっとしたらカルザイ大統領だったのかもしれない。

プログレフェスみたいなものでスティーブ・ハケットが来日するみたいだ。

ところでジェネシスといえば当時大ヒットした「インビジブル・タッチ」から聴き出して過去にさかのぼることになる。ジェネシスがこんなに歴史のあるバンドだった知り驚いた記憶がある。コンサートにも行ったがフィル・コリンズが前面に出ていてあとのメンバーはあまり良くわからなかった。
初期ジェネシスには何枚かの名盤があるようだ。
「月影の騎士」と「幻惑のブロードウェイ」だろう。
佳作として「怪奇骨董音楽箱」と「フォックストロット」がある。

怪奇骨董音楽箱って何だよ!!!

日本人には絶対マネの出来ない音楽だ。
どちらかというとクラッシックに近いような気がする。チャイコフスキーやドヴォルザークやストラビンスキーだ。
プラス英国ならではのファンタジーの要素もある。
「指輪物語」「ナルニア国物語」「不思議の国のアリス」「シャーロックホームズ」等々。よく引き合いに出されるのが「リリス」という長編小説だ。
さらに英国の暗い歴史や地理も音楽に影を落としているようだ。

日本風に再現しようとすれば、音楽のテクニックはあると仮定して、柳田國男、宮本常一の思想をバックボーンにして「楢山節考」の世界を再現し、夢野久作の「ドグラマグラ」で味付けした感じの音楽になるのだろうか。
どんな音楽になるのだろうか。。。

近所の多摩川土手でアコースティックのジャズバンドが練習しているのをボーっと見る。アコギとスネアとダブルベースの編成だ。ジャズの黎明期っぽい演奏だ。意外と上手い。
冷静に考えるとその文化はそれこそ100年前にアメリカでやっていたことだ。それが100年後に日本の多摩川で演奏されている。日本という極東の島国にはいろいろな西洋の音楽が入り込み新たな日本の音楽になっているのだなぁーと思う。でも日本ぽい感じが少ないなーともちょっと思った。
前回のブログで書いた映画についての問い合わせが多かったので、あえてネタバレ承知で書く。

その映画とは、あの3D技術を全く駆使しない。

ジョニー・デップも全く出演しない。

ソウル・パワーなる映画だ。


'74にアメリカの黒人ミュージシャンとアフリカのミュージシャンと
で3日間に渡りアフリカのザイールでコンサートした模様をドキュメンタリータッチで描いてある。
なので演奏シーンとインタビューシーンは五分五分ぐらいだ。

印象的なシーンを何個かあげる。

①モハメド・アリが元気だ。そもそもジョージ・フォアマンとの一戦が主たるイベントで音楽祭はおまけだったのだ。今はパーキンソン病のアリが咆哮している。

②ジェームス・ブラウン(以下JB)JBがなぜかくたびれていた。そんな元気ではない様子だった。いろいろあったみたいだ。政治的にニクソン側についてひどい目にあったのではないか。ニクソンといえばJFKの対抗馬、ウォーターゲート、ニクソンショックといった黒い大統領で有名。(池上彰の本などで勉強したい)そんな身も心もブラックなJBと出会える。しかしかっこいいとしか言えない。

③BBキングが出ている。ギターが小さい。こんなギブソンESって小さかったっけ?

④ギブソンESといえばラリー・カールトン。クルセイダーズと競演していた。明らかに浮いている。細い指が動けば動くほど浮いている感じをかもし出している。一人だけイケ面の白人だ。コンサートが終わったらホテルから出ない方がいい。レイプされると思う。

⑤ビル・ウィザーズ。思った以上に長身だ。飄々としているイメージは音楽そのまま。アリの隣で黙々飯食っていた姿に感動。超大物だ。演奏シーンも少しだけあった。伸びのある良い声だ。CDからは伝わってこないので見たほうがいいと思う。

いろいろ他にもあるが、このタイミングで上映したのはやっぱりアフリカW杯の便乗なのだろうか?

マイケル・ジャクソン以前の恐い黒人ミュージシャン(かっこ良く言うとブラック・パワー)の姿がある。ちょっと時代遅れ感があるかなと。

ぜひ、EXILEに見てもらいたい。そしてブラックミュージックぶるのを諦めてもらいたい。俺たち極東の黄色人種なんだなって感じてもらいたい。