両親や独身の叔母の介護に走り回っていた時期があった。

6年前の母の看取りが最後。

そこから気持ちが抜け切れていなかったと思う。

誰かの役に立つことが自分の存在価値だと考えていた。

若い世代、シルバー世代、子供世代、お客様、職場の人達。

 

でも人生の中の大変だった時期から、自分の心が段々と元気を取り戻し始めると

それでは上手く回らなくなってきた。

 

愛を受け取る方にも器がいるのだ。

私の親切や愛が重く感じるのかもしれない。

受け取ったら何かを返さないとと思わせているのかもしれない。

 

自分を癒すことに集中しよう。

求められたら、少し親切のお裾分けをしよう。

そうしていい時期になったのだと思う。

充分家族にも世間にも尽くした。

 

自分が楽しいと思うことを、気の合う人たちとやって行こう。

もう自分を押し殺したりしない。