黒田日銀総裁が、異次元の金融緩和してもさっぱり効果無し。今日、ニュースで、任期中には2%の物価上昇が達成できないと言っていた。

 私は経済など、専門ではない素人です。 でも、国内消費を支える原動力は、労働者の賃金だという事ぐらいは、分かります。 今の日本の不景気は、低賃金が原因です。その上、消費税5→8%に引き上げ。これで景気が良くなるわけが無いのは、当然すぎる。

 その一方で、福祉に回すと増税した税金は、大企業の法人税減税に回って、福祉には使われていません。 大もうけしているトヨタが、5年も法人税を払っていなかったのが、何よりの証拠です。

 

 福祉予算が増えるのは、悪いことではありません。福祉事業の労働者の賃金は

消費に回って、経済を支えます。

 テレビでお偉い御用評論家が、中国経済の落ち込みが原因だと、中国に責任を押し付けています。でも中国はプラス成長だし、不動産バブルだと言われるほど、景気は良いそうです。

そういう評論家達は、政府、大企業にゴマをすって、決して賃金を上げろとは言いません。

そんな事言ったら、番組から降ろされますから。

 若者の車離れも、晩婚化、少子化も根本原因は、安月給だからです。

景気を良くしようと思うなら、お金を労働者に出しなさい。そうすれば、直ぐに景気は良くなります。

 

 この参議院選挙は、日本が憲法を壊してまで、アメリカと一緒に戦争する国になるかの、分かれ道です。


 戦後70年間、平和を守って来た平和憲法を捨てて、日本が戦争する国になる事を、あなたは認めますか?


 公共の利益という国の利益 (=政権党の都合でどうにでも解釈できる)を 基本的人権より上に置く事を、あなたは認めますか?


 この様な大事な選挙なのに、経済だけしか語らない安倍を、あなたは支持しますか?


 アベノミクスに期待して、与党の投票すると、憲法破壊が付いていて来ます。


 3年以上経っても、実感が無い政策は、ダメでしょう。希望なんかある訳が有りません。


 大企業はたっぷり貯めこんで、滴り落ちるものは有りません。


もういい加減に目を覚まして、野党共闘を支援してみませんか。

















  日銀が史上初のマイナス金利。 しかし、あっという間に更に円高。 打つ手無し。

テレビで学者や評論家がいろいろ言っています。

 しかし、殆どの人達が、肝心な事を言っていないですね。



 アベノミクスには、労働者の賃上げを本気で進める気が無いのです。 大企業の減税をしても、設備投資に回らない。当たり前です。

 設備投資を増やせば、生産が増えます。それを消費する需要が無ければ、生産過剰です。

消費者の購買力を増やさない限り、日本経済は、発展しません。



 雇用が増えたと言っても、日雇い派遣社員が増えて、正規社員は増えていません。一人当たりの賃金は増えません。 パートで25万円の収入があると、安倍が言ったそうですが、世間知らずも甚だしい。



 消費税を廃止して、賃上げをすれば、たちまち、景気は良くなります。労働者は賃金が上がれば消費します。 しかし、企業は投資先がなければ、内部留保が増えるだけです。 お金が企業のダムに貯まるだけで、流通しません。 

 私がこどもの頃は、お金の事をお足と言っている人がいました。お金が天下のマワリモノです。

ダムに堰き止められたら、社会全体から見れば、お金が増えたことにはなりません。



 お金を使えない状態にして、景気が良くなるわけがない。 難しい経済論より賃上げです