こんにちは。

 

コロナ残念ながらシリーズになってしまいますが、

この時期、イギリス南西部のグラストンベリーで

毎年開催される大規模な野外ロックフェスティバルも

今年は中止。

TV、オンラインで過去映像等でのイベントが

行われています。

 

夏の間は野外音楽フェス・野外コンサート、

野外劇場等が各地で開催されるなかでも、

私自身はいったことはないですが、

音楽フェスとしてはグラストンベリーは別格。

 

そんなフェスで有名なグラストンベリーは

街自体は小さな街なのですが、

イギリスのレイ・ライン上に位置し、

アーサー王伝説とも関連した

パワースポットとしても有名です。

 

街とパワースポットの象徴の1つは、

14世紀頃建てられた聖ミカエルの塔が

建つ丘、グラストンベリー・トーGlastonbery Tor。

アーサー王伝説にでてくるアヴァロン島が

グラストンベリー・トーだった等の諸説があり、

写真は数年前に行った時でお天気がいまいち

ではありますが、実際に上にのぼると360度

広がる景色を見下ろし、

とても気持ちよく、スピリチュアルでなくても、

良いエネルギーを感じるような場所です。

 

 

登る途中はこんな田舎風景を眺めながら歩き、

そして登る途中から見下ろした街とまわりの風景。

 

街の至る所からみることができます。

 

そして、チャリス・ウェル、聖なる泉。

グラストンベリー・トーを登っていく入り口

近くにあり、英国式庭園内になります。

 

チャリス・ウェルは井戸の水底にキリスト

最後の晩餐に使われた聖杯が沈められている

という伝説があります。

 

泉から湧き出る水は鉄分を多く含み赤みを

おびていることから赤い泉と呼ばれて、

聖水と言われています。

 

ジョン・レノンがイマジンの着想を得たのがこの

庭園の敷地内とか。

 

 

チャリス・ウェルの近くにはホワイト・スプリング、

カルシウムを多く含む白い水もあります。

 

街の中には、イギリス最古の修道院、

グラストンベリー修道院跡・

グラストンベリーアビーがあって、

アーサー王とその妻のお墓があったと

されています。

ただ、真偽は不明。修道院も1539年に

ヘンリー8世によって破壊されて、今は

跡が保存されているのみ。

 

写真は修道院跡とアーサー王のお墓が

あったとされる場所。

 

街の中には、タロット占い、スピリチャルリーディング、

瞑想スペース等や、パワーストーン・スピリチュア

ル関連ショップも多く、

さすが英国随一のスピリチュアルスポット。

 

オーガニック系、ベジタリアン、ビーガンカフェ・

レストランも街の規模からして多いです。

(私はベジタリアンではないですが)

 

独特の雰囲気で、

でも周りの田園風景はThe English。

自然とアーサー王伝説と野外フェス。

 

映画ブリジット・ジョーンズの3作目に

野外フェスの様子がでてきますが、

アーサー王伝説の神秘性とは全然違う、笑。

グラストンベリーはそんなミックスが

面白いのかもしれませんし、

人にエネルギー・元気を与えるのは

共通しているのかもしれないですね。

 

30度を超えることは年に数日のイギリスで

今週のロンドンは中盤から連日夏日だったのに、

土曜の今日は雨、気温もぐっと下がっています。

皆さん、素敵な週末をお過ごしください。