こんにちは。

 

精油は植物から芳香成分を

抽出した化合物で、

その構成物質によって、

特有の香りと特性(薬理効果)

があります。

 

植物の違いだけでなく、土壌、

抽出する部位、抽出方法等に

よっても構成物質や比率は

変わって、香り・特性も

変わってきます。

 

部位による違いの例が、

ビターオレンジの木から抽出

される3つの精油、

果皮からビターオレンジ、

枝葉からプチグレン、

花からネロリ

 

香水やバス用品等にもよく

使われるネロリは

高価な精油で

プチグレンはネロリと似た

効用・活用方法が多くある

ことから、代替といわれたり

Poor man's neroli、

などと不名誉な言われ方を

することもありますが、

香り比べるとプチグレンは

柑橘系の中にもウッディさ

もあり、ネロリとはまた違う

良さがあります。

 

鎮静効果が高く、鬱や

気分の落ち込み、不眠等

にどちらもいいと

言われれていますが、

抗うつはネロリのほうが

より効果的で、

プチグレンは

アップリフト(元気づけ、

気分をあげる)効果も。

 

どちらも自律神経調整や

腸・胃腸系(特にストレスによる)

不調を助けると言われていて、

ネロリはPMSや更年期障害に

プチグレンは免疫活性、

デオドラント作用も。

 

スキンケアでも似た効果も

ありながら、

ネロリはより代謝・細胞再生を

促すのを助けエイジングケア

等に、

プチグレンは皮脂バランスを

整えニキビ等により有効。

 

同じ植物からとれて、

似たところもあり、

でもそれぞれの特性があって

違いがある、

使う、使いたい場面も

違ってきてます。

 

ネロリは大好きな精油の1つ

ですが、今日はプチグレン

がしっくりきます。

なぜでしょうか?

自分がその日選ぶ精油から

自分の状態を考えてみる、

そんなセルフケア、

アロマセラピーの楽しみ方・

活用もあります。

 

お読み頂きありがとうございます。