こんにちは。
ご訪問頂きありがとうございます。
急激に始まったパニックがとまらないロンドンです。
スーパーでは、紙類、除菌類、缶詰、パスタ等保存のきくものだけでなく
野菜やお肉、魚等生鮮食品の棚も空。。
皆どんだけ、ストックできるスペースがあるのか羨ましい限り。
一昨日、ボリス・ジョンソン首相の会見で、可能な限り在宅勤務の
推奨、不急不要の外出を控えるよう、パブや劇場等にいかないように
との声明が出されました。
それを受けて、まだ在宅勤務を開始してなかった会社も開始、
劇場、映画館、美術館・博物館の多くも一時的閉鎖を決めました。
お店は対応はまちまちで、大手デパートでも一時的閉鎖を決めたところと、
営業時間の短縮を決めたところと、といった感じです。
パブ、レストラン、カフェもお客さんは減っているけど
まだ開けているところも多いです。今後変わるかもしれませんが。
というのも、国民・住民に行かないようにとはいっているけど、
イタリア、フランス、ドイツのように強制的に閉めなさいとはなっていないから。
これに関しては、政府から閉鎖の指示がない限り保険が申請できないと
各業界から批判の声がでているようです。
大手スーパーの1つは明日から食品に関しても購入数制限を設けると発表
しました。確かに、私がいくのが大抵夕方だからというのもあるかもですが
ここのところいついっても写真の通りの状況なので。。。
また、朝1時間は高齢者、障害のある方、病気の方等への優先時間とする、
オンラインもそうしたモビリティの限られる方優先を導入するとのこと。
ちなみに、私はこの状況になる前に、まさかここまでになるとは思わなかったけど、
アジアの状況をみて少し普段よりストックしていたのと、小さいお店ですが
ローカルの野菜・果物屋さんにはまだ品が十分あるところがあって、
そこで購入したり、スーパーで買えてないものもあるけど、今は困っていません。
こんな状況の中、一方で、1人身で自主隔離している人や、
高齢者・障害・病気の方等への買い物代理、心のケア等サポートしようという
ボランティアの動きが活発化してきています。
ボランティア団体の別に、日本でいう市役所・区役所のなかにもボランティアの
登録を始めているところも。個人で、近所の人達に自分の電話番号を郵便受けに
いれて困ったら連絡してとまわっている人もいるようです。
イギリスはいろんなボランティア活動が普段からさかんだと思います。
以前に比べると残念ながら減ってきているけど、通りや電車等でも、
子供連れや高齢者や、重たい荷物を持っている人、困ってそうな人に
声をかけてサポートしたりもよくみかける光景です。
人のことを考えることもなく大量に買い占める人達、その反面で弱者を助けようとする
思いやりのある人達・行動。
1つの事象に対して、正反対の反応。
イギリスに限らず、世界のどこでも起こっていたり、起こることだと思うから余計、
改めて自分の行動や心の持ちようを考え見直すのも、
この世界中が辛い状況からせめて得られる教訓の一つなのかもと、
思った今日でした。
世界中が早く日常に戻れますように。
お読み頂きありがとうございました。