7月19日(水)朝10時、僕の近所の昔ながらのレコード屋で元春の新作『Maniju』を購入する。
この港町、明日から祭りが行われるため、今日から準備でゴタゴタしてるのもあり、早めに受け取りに行った…いやっ、やっぱり早く聞きたくて開店時間に合わせて取りに行ったんだよ。
『Maniju』前作同様、ジャケットに元春は写っていない。今回は花飾りを被った女性が描かれ、女性の目からは涙。その涙は「悟りの涙」なのだろうか?
パッケージを開けると元春とコヨーテバンドの面々。短髪の元春はとても若々しく元気そうに見える。

ちょうど全12曲、45分を聞き終え、書き込んでる訳だけど、印象は?…どうなんだろう…前作『Blood Moon』とは明らかに違う。成熟した大人のコヨーテバンドの演奏ってイメージが現時点での僕の印象なのかな。聞き込むよ、これから。気付く事もたくさんあるだろう。
夏は始まったばかりだけど、この夏、友として過ごすアルバムを手にできた喜びをゆっくりじっくり感じるよ。
【レコード・コレクターズ】が『パープル・レイン DELUXE』リリースを機にプリンスを特集。
その前にプリンスを取り上げたのは、アルバム『1999』にちなんだ18年前の1999年。プリンスが長いキャリアの中で最も低迷してた時期。

でも、アメリカって懐が深い、器がデカい、音楽への愛情が溢れた国だから、真剣に音楽と向き合ってるミュージシャンは必ず復活するんだよね。プリンスであり、ディランもそうであるように。

プリンスの低迷期が1996年から2000年あたりを指すとしたら、プリンスが最も頂点を極めていた時期は1983年から1986年あたりになるのかな。その頂点を極めたアルバムがプリンス&ザ・レボリューションの『パープル・レイン』。

ロックンロールの痛快さにファンクの強さを加えた万人受けするアルバムだけど、これはプリンスが必ずヒットさせ成功するために、かなり置きにいったのは明白。あの当時のカセットテープに収まりがいいように、A面5曲、B面4曲の計9曲でムダを削ぎ落とせるだけ落として完成させてる訳だし。ホントは23曲入りの2枚組にする予定だったとか。

正直、オープニングの「レッツゴー・クレイジー」は昔から好きでは無い。羽生結弦クンが昨シーズンSPで使用してても、2007年のスーパーボウルでも演奏されても。

それより次の「テイク・ミー・ウィズ・ユー」の方が好き。大好き。映画ではバイクに女の子を乗せ疾走するシーンで流れるんだけど、格好良くて憧れたね。僕が最後にプリンスを観た2002年11月の東京国際フォーラムでの演奏も最高だった。

「ビューティフル・ワン」は2000年以降復活したプリンスがライブであまり力まずに歌っているバージョンがグッときたね。YouTubeで見たんだけど。

「コンピューター・ブルー」に導入されてるプリンスの実父が作曲した「ファザーズ・ソング」が、ある意味、映画『パープル・レイン』の肝なのかなと最近思っている。

「ビートに抱かれて」はシングルでも当時買ってた。B面は「17デイズ」。プリンスの初の全米No.1ヒットだけど、初めて聞いた時、僕は高校1年生、15歳。不気味さに戸惑ったのを覚えてる。

「ダイ・フォー・ユー」現在の僕のスマホの着メロ。もし、僕がプロ野球選手で打席に入る際、もしくは投手でマウンドに上がる際の登場曲も「ダイ・フォー・ユー」になるだろう。有り得ない話だけど、そもそもこの「ダイ・フォー・ユー」の詩もそんな世界。“僕は男でもない女でもない、君が絶対に知らない何かだ。でも君が僕を信じてくれるなら、僕は君のために死ねる”

「ベイビー・アイム・ア・スター」はプリンスが計算の上でスターに成り上がる事を高らかに宣言した歌。マイケル・ジャクソンが「ビート・イット」「スリラー」のミュージックビデオで世界を席巻してゆくのにプリンスが対抗するには、ワーナーの元で映画『パープル・レイン』で対抗するしかなかったんだよね。

プリンスが死んだ数ヶ月後、自分の手帳に「パープル・レイン」の歌詞を書き込み覚え、仲間の店で一度だけ歌った。たぶん僕が死ぬまでもう二度と歌う事はない。この曲はプリンスが歌わないと何も伝わらない。


残念ながら僕のプリンスのベストアルバムは『パープル・レイン』ではない。次作の『アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ』だ。『パープル・レイン』と同じ路線のアルバムを作り続ければ、プリンスは音楽界の全ての成功と富を手に出来たのに、プリンスは全く違う路線、茨の道へ進んで行った。だから、僕は憧れる。

でも『パープル・レイン』は僕とプリンスを結びつけてくれた大切なアルバム。1984年、高校1年、15歳の僕は最初、貸レコード屋で借りてテープに録音して聞き、次にシングル「ビートに抱かれて」を買ったんだよね。

今回『パープル・レイン DELUXE』と【レコード・コレクターズ】を手にし、改めてプリンスの偉大さとユーモアに気付かせてもらえた事に感謝。この夏の友としてじっくり聞かせてもらうよ。15の頃の自分を思い出したりしながら。



逃げ先行馬が内枠、指し追い込み馬が外枠に入ったような印象を受ける今年のダービーの枠順。
中でも大外枠に決まったアドミラブルはどう乗るのか?1番人気になるだろうし、デムーロも一か八かの乗り方じゃなく、人気を背負った乗り方になるだろう。でも、そうなるとホントに大外は厄介。

いい枠だなぁと思うのは2枠4番のスワーヴリチャード。1枠1番のダンピュライトもいい枠。特にダンピュライトの武豊は昨年もマイラーのエアスピネルを確かなコース取りで4着に粘らせてるから、今年も不気味な存在。

ヒモ穴でも特大は3枠5番のクリンチャーか。おそらくハナか番手で進めてくるだろうから、最後まで粘り込まれる可能性もゼロでは無い。

現時点でも僕の本命のレイデオロは6枠12番。本当に力がある馬なら、全く苦にしない枠だが…。

今年のダービー、過去のいつのダービーに似てるのかなとイメージてみると、2009年のロジユニヴァースが勝った年に近いような。あの年は皐月賞までド本命だったロジユニヴァースが皐月賞で大惨敗し、主役不在と言われた年だったけど、ドロドロの不良馬場を味方にしたロジユニヴァースが勝ったんだよね。ただ、皐月賞で大敗してもロジユニヴァースはダービーでは2番人気だったっけ。

ダービーを一度も勝ててない青葉賞ステップ組が1番人気になる今年のダービー。やっぱり一筋縄ではいかないかぁ。