ミイラ・タイムズ ~ミイラに恋して?!世界旅~

ミイラ・タイムズ ~ミイラに恋して?!世界旅~

世界各地の死生観を知るために世界遺産をはじめとしたお墓や
ミイラを訪ねた旅の記録とエッセイ。


Amebaでブログを始めよう!

 

ミイラの話ばかりしているので、

 

ミイラに関することは何でも知っていると

 

思われることがよくある。

 

ミイラ作りの神を表した護符

 

 

昨日も友人にミイラの語源や、

 

古代エジプト語でミイラはなんと呼ばれていたか

 

聞かれたけど、古代エジプト語については

 

パッと思い出せなかった。

 

ちなみに、

 

サアエフ

 

=崇高なるもの

 

だったらしい。

 

ミイラの語源についてはこちら

 

古代エジプト人の認識としては、

 

ミイラは「乾燥遺体」というか、

 

「肉体を生前のまま保存する」という認識ではなく

 

「『呪力に満ちた』新しい肉体に変える」、

 

というものだったらしい。

 

「死」の概念が根本的に違っていたのだろうけど、

 

いつも思うのは、どこまで死後の世界を信じていたのだろうか

 

ということだ。

 

本当に、魂がミイラに還ってくると信じていたのだろうか。

 

そういう風なことについて考察した古代人の日記でも

 

出てきたら面白いのに。

 

考古学や科学がいくら進んでも、

 

古代人の思想を知るには、それを記したものがでないことには

 

知るよしもない。

 

まだまだ色々なことが謎に満ちあふれている。