ミイラの話ばかりしているので、
ミイラに関することは何でも知っていると
思われることがよくある。
ミイラ作りの神を表した護符
昨日も友人にミイラの語源や、
古代エジプト語でミイラはなんと呼ばれていたか
聞かれたけど、古代エジプト語については
パッと思い出せなかった。
ちなみに、
サアエフ
=崇高なるもの
だったらしい。
ミイラの語源についてはこちら
古代エジプト人の認識としては、
ミイラは「乾燥遺体」というか、
「肉体を生前のまま保存する」という認識ではなく
「『呪力に満ちた』新しい肉体に変える」、
というものだったらしい。
「死」の概念が根本的に違っていたのだろうけど、
いつも思うのは、どこまで死後の世界を信じていたのだろうか
ということだ。
本当に、魂がミイラに還ってくると信じていたのだろうか。
そういう風なことについて考察した古代人の日記でも
出てきたら面白いのに。
考古学や科学がいくら進んでも、
古代人の思想を知るには、それを記したものがでないことには
知るよしもない。
まだまだ色々なことが謎に満ちあふれている。