3連勝した後のカーディフ戦。
過密日程が続く12月だけど、今日までは対戦相手にも恵まれた。
結果は3-1。
前半で試合は決まった。
ポゼッション率が69%とかバルサの試合みたいだけど、
内容を見てみると全然違う。でも守備の理想形は見えた試合。
≪リヴァプール≫--------------------------
◆スタメン(4-2-3-1)
GK ミニョレ
DF G・ジョンソン、シュクルテル、サコー、フラナガン
MF ルーカス、アレン、スターリング、ヘンダーソン、コウチーニョ
FW スアレス
前節からの変更はなし。負傷者を除けばベストメンバー。
試合前にFWスアレスの契約延長や、CBアッガーをベニテスが
欲しがっているニュースが飛び交うなど1月が近づいてきたのだと実感。
若手以外の放出は避け、上積みとなる戦力を確保して欲しい。
◆序盤 ~ポゼッションはディフェンスから~
失点したら、ほぼその時点で負け濃厚なカーディフは試合開始から
DFラインを低く設定して人数かけて守って守ってからのカウンター。
リヴァプールの前線にスペースを与えない、特にMFコウチーニョに対しては
2人掛かりで対応するし、FWスアレスに良い形でボールが入らない。
下がった相手に対して試合のテンポは上がらない。
危ないカウンターはGKミニョレのセーブで助かった。
右サイドのMFスターリングとSBジョンソンがサイドで数的有利を作るけど、
クロスもなかなかゴールに結びつかない。
そんな中、リヴァプールにリズムを与えたのはDBサコーとSBフラナガン。
CBサコーはドリブルで運んでスイッチのパスで攻撃を組み立ててたし、
高く設定したDFラインでインターセプトを連発しポゼッションを継続。
SBフラナガンはMFコウチーニョ達が中に切れ込んだ左サイドを埋め、
上下運動で常にMFアレンやCBサコーからのパスコースを作っていた。
ラインの底から繋げるし、カウンターを潰せる理想的な攻撃的守備。
リヴァプールの攻撃ターンは続き徐々にカーディフのマークが剥がれる。
FWスアレスや、走り続けるMFヘンダーソンも前を向いてパスを受け始める。
そして、またもやエースが先制点を!
MFアレン→MFヘンダーソンの浮き球をコースを突いたボレーは見事だった。
◆中盤 ~リードした後のペースダウン~
失点してからのカーディフは迷いながらラインを上げる。
上げても別にコンパクトじゃないし、ボールもそこまで繋がらないので
リヴァプールはカウンターの回数が増えたり、MFコウチーニョやMFアレンの
スルーパスが出たりする。
で、MFスターリングの2点目が生まれた!
彼は得点前からも裏への飛び出しや、縦へのドリブルで違いを作っていた。
FWスターリッジが戻ってきたらジョーカーとして機能するのかな。
前半ロスタイムにもMFヘンダーソンとFWスアレスの見事な3点目!!
左45度からゴール右隅へ外から中に巻くシュートはFWスアレスの十八番。
このゴールで試合は決まり、前半が終了。
後半はメンバーも変わらず、なので必然的に運動量が低下。
左SBフラナガンと右SBケリーが交代、右SBジョンソンが左へ移動。
一方でカーディフも攻撃のカードを2枚きった。
この交代が吉と出たのはカーディフ。
彼らはサイドからシンプルに前進する事に成功し、
リヴァプールはカーディフにFKを与えて失点。
ファーサイドのマークが1枚足りない状態でのFKだった。
3点リードした緩みや、マークの確認、コーチング全てが悪く3-1に。
クリーンシート連続達成ならず。とても残念な失点。
後半に弱いイメージを他チームに与えたくない。。
◆終盤 ~消えた右サイド~
リヴァプールはボールを前へ運べないので相手がボールを。
あえてボールを持たせるなら問題ないが、持たれてる流れ。
ロングボールを使ったり、早いサイドチェンジで相手プレスを
かわす事が出来ない。ジェラードの有難味を痛感した終盤。
中盤の運動量の低下も運べなくなった理由の一つだけど、
右SBケリーがなかなかチームにかみ合ってなかった。
というか自信を持ってプレー出来てなかったと思う。
守備要員で入ったはずだけどポジショニングも中途半端だし、
パスを受けてもリターンかボールロストだけ。
MFスターリングとの距離も広がり、SBジョンソンが右に居た時に
あったパスルートは消えていた。
相手FWも左に流れてパスを受けようとしたり、明らかな穴だった。
まぁ2点リードを守れば良い状況だけど、
右SBも出来るコロ・トゥーレの方が全然安定すると思う。
最後にCBアッガー投入で3バックへ。
この交代で最終ラインは安定し、ロジャースの策的中。
追加点は奪えなかったが、カウンターで何度かチャンスは掴んだ。
一つ気になるのはMFコウチーニョ。
ここ数試合、強引なミドルシュートが多く最後のパスがズレてしまう
シーンも珍しくない。点が欲しくて焦ってるんだろうけど、冷静に。
FWアスパスはまたまた出番無し。
スワォンジーのFWミチュが獲得を進言するなど、1月に動きあるのかな…
≪カーディフ≫---------------------------
FWベラミーと再会を望んでいたが、彼は欠場。
カーディフはリヴァプールをリスペクトし過ぎた状態で試合に入ったと思う。
先制点を恐れすぎてラインを下げすぎたし、カウンターも孤立。
もっとフィジカル凄いストライカーとダイレクトパスの上手いパサーが
チームに居れば恐れずに自分達の形を最初から出せたかと。
ないものねだりは良くないね、という話だけど
カーディフのサイドに数的有利を作ってから前進していく
攻撃の形は悪くないと思う。
サイドできっちりファウルをもらってセットプレーからの得点でも良いし。
もしリードした展開でもしっかり勝ちきるビジョンを持ってないと
カーディフみたいなチームは2点リードしても引き分けで終わりそう。
ベラミー頑張れ!!
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これでリヴァプールは4連勝。
勝たないといけない相手に勝った事だけは評価出来る試合。
長かった12月もあと2試合で終わり。
次節はシティとの大一番。
個人的な興味はMFヘスス・ナバス対SBフラナガンと
MFフェルナンジーニョ対MFヘンダーソン。
大量失点での敗戦も有りえるし、1-0で勝ちも有りえる相手。
もの凄く激しい試合になりそうなので、セットプレーが鍵になるかも。
12/27 マンチェスター シティ
12/30 チェルシー
01/02 ハル シティ
01/06 FAカップ(対戦相手?)
01/13 ストーク シティ
01/19 アストン ヴィラ
01/29 エヴァートン ★ダービー★
