相変わらず、UTAGE、面白かった。
この番組の面白さってどこにあるんだろう?

子供の頃、芸能人かくし芸大会が大好きで、毎年お正月にこの番組を楽しみにしていたので、いつしかこの手の番組を見かけなくなってしまってとても寂しかった、ってな類のネタは一切持ち合わせていないのですが。

かくし芸、ってことでもないか。
ジャンル的には音楽番組なんだもんね。




歌唱力抜群の方達による歌のリレーは、聞いているだけで気持ちがいいし、自分が歌っているわけでもないのに、感情移入激しく、気分もアゲアゲ。


最近の曲、というよりもナツメロ的な歌のラインナップになることが多いからかもしれないね。
ほとんどの曲知ってるんだもん。

この曲が流行ってる時ってあーだったとかこーだったとか、いろいろ思い出しちゃうし。
特に自分が若かったときの思い出とか。


父がテレ東とかNHKでやってた思い出のメロディー的な番組が好きで、リビングで一緒に聞いている私としては、毎度おんなじ歌なのによく飽きないなぁと思いながら、歌を口ずさむ父をながめていたけれど、今の私ってまさにその状態なんだろうな。


そんなに昔の歌だという認識はあんまりなくて、私からしたら、ORANGE RANGEなんて最近の人達な気がするけど、「花」がリリースされたのって15年以上前なんだもんね。


次男生まれてないし。
そりゃナツメロだわ、ってかんじだよね、子供たちにしたら。




ジャニーズ大好きおばさんとしては、もっとたくさんジャニーズの曲やってくれたら楽しい。
それこそテンションMAX!!になるの間違いなし、なんだけどな。

話はそれるけど、うたコンに出るときは何か1曲、少年隊やら光GENJIやらといった2世代くらい前のジャニーズの曲を歌わせてくれるのがやたらと萌えます。



だから。
ニカちゃんの「愛のかたまり」がやたらに刺さったのです。
KinKi Kidsの歌って、今聞くからいいってところがあるって感じてます。
キンキの曲は、ライブで思いっきり発散できるような打ち上げ花火的な曲は少ない。
でも、心に誰もが抱えている寂しさみたいなところをついてくる曲が多いから、若い時よりも今聞く方がずっと楽しめる。


ニカちゃんってハスキーボイスでしょう?
そのハスキーさ加減と、ニカちゃんが元々持っている繊細な部分が、キンキの曲が持っている寂しさみたいな部分とすごくマッチしてて、危うく泣きそうでしたけど!


千賀さんがカメラに抜かれた時、「俺も歌いたかったぜ、愛のかたまり」って思ってたかどうかはわかりませんが、なんだかそんなふうにに見えちゃった。

個人的には、千ちゃんの持っている声はスローテンポなバラードのようなメロディーに乗せた時のほうが心地よさを覚えます。
いつか大好きなHarmony of Decemberとか歌ってくれないかなあ。
絶対、いいと思うんだけどなあ!








舞祭組としては、ハモタイムもありましたね!
今回も、師匠らしさ炸裂してました。
師匠の持つ圧倒的な世界観に引きずられないように、harmonyを生み出す場面で、まさかの師匠の歌声封印するためにイヤモニを利用するという(笑)


横尾さんの歌をあれこれ言う人は相変わらず絶えないけれど、ただ単に素晴らしいharmonyが聞きたいだけなのであれば、UTAGEという番組そのものは楽しめない。


きっと、それなりに上手に歌うようなフリをする、ことはできるんだよね。
でも、横尾さんのすごいところは、敢えてそうしてこないところなんだと思っている。

音程を追うことで、そっちに意識がいってしまったらきっと「横尾さんらしさ」は封印されてしまうんだろうなって思う。
横尾さんはきっと、音楽番組なんだけれど、バラエティ番組でもあるUTAGEという番組の中でそれをやっちゃうと面白味がなくなってしまうってことがわかってるんだろうと思う。


もっと言えば、舞祭組の出演そのものがそういうことなんだろうと思う。
上手にできるようなフリをするんじゃなくて、ありのままをさらけ出すことで、番組全体のバランスをとっている存在なんだと思うのです。


みんながみんな、素晴らしく出来上がった状態であったなら、とても3時間番組なんてもたない。いくら上手くても飽きちゃうよ。

本物を見たり聞いたりしたいなら、プロのパフォーマンスをお金を払って見に行けばいいんだし。



そうではなく、畑違いの分野に挑戦していくからこその面白みを見せてもらってるんだろうと思う。

譜面も読めない千賀さんが挑んだピアノだから、その音色が美しく響いて聞こえるのだし、ドラムの経験があったわけじゃないみやっちが叩く紅だからこそ、盛り上がるのだし、普段は3枚目キャラのニカちゃんが、素足で踊るコンテンポラリーダンスだからこそかっこいいのだ。



そして、更に上をいくのが横尾さんで。
できない、やったことがないところから出来るようになっていく過程を追うのではなくて、できないことを利用して生み出すパフォーマンス。

DJ師匠は、なんだかとっても横尾さんにハマってると思う。
DJを巧みに操れないからこそのDJ師匠。
そこにホッとするものや、なんだか聞いてて楽しくなるものがある。


できない、上手くいかないのは誰にとっても恥ずかしいことで隠したいことだと思うんだけど、敢えて隠すことをせず、出来るようにはして来ないパフォーマンスを選択する横尾さんがスゴイ。


できないことをできませんでしたって言いにくい世の中になってるんだと思う。
でも、それは勇気が必要なことだけど、大事なことだとも思う。
できれば隠したいし、スルーしたいことだけど、ちゃんと告白できる人を尊敬する。


本当の横尾さんはどんな人なのか、知る由もないのだけれど、パフォーマンスを通じてそんなことを教えてくれる横尾さんが好きです。


横尾さんの歌を突っ込むでも否定するでもなく、横尾さんにはそのままの横尾さんでいてくれることを望んでいて、そっとイヤモニで自衛する3人も大好き。






結局、私は舞祭組が大好きですってことなんです。