「エイジ君さあ…」
帰る間際にとあるお局様がエイジを呼びとめた。
「はい。なんでしょうか?」
エイジはなんとかとっさに作り笑いをし
返事をした。
「業務とは関係ないんだけどさあ。
今度宴会の幹事やるんでしょ。何件かピックアップしてるの見たんだけど…」
ったく。。。
PCでほんの10分程度、宴会場の候補の店を
探して「お気に入り」にしていたその瞬間を
どうやら見られたらしい。
「あの店は微妙だよ~。
あともう一個の方も料理の量が少なかった。
ごめんね。小姑みたいなこと言ってさ」
ホントだよまったく。。。
じゃあさ。
一体どこがいいんだよ??(゙ `-´)/
エイジは一瞬苛立ちに似た感情が沸き起こってくるの感じたが
すぐに気持ちを切り替えた。
こういう人こそ…
仲間にして後ろ盾になってもらえば心強い。
エイジは背を向けて作業を進めるお局様に
先ほどの返事以上に気を使い声をかけた。
「微妙なんですか><
それは知らなかった。ありがとうございます!
でもどうしよう。
もうわかないや。
ほかにいいとこありますかね?」
一見気難しそうな人ほど
相談に乗ってもらえると喜んで仲間になる。
このお局様も例外ではなかったのだった。