【良いものは、良くない】
良いものが必ず売れるとは、限らない。
良いものとは、なんだろうか。
それは、世の中に必要とされるものである。
①世の中の本当の課題を探求し、②その課題どのような方法で
クリアするのか。
①の課題探求の方が大切で、②の課題解決方法の方が劣る。
クリアしなければ、課題自体が間違っていると、方向性も違ってくる。
方向性が間違ってて、その課題を100%クリアしたとしても
結果は、だいぶ反れたものとなる。
【グーグルの例】
グーグルは、グーグルグラスというものは、掛けることで、コンピューターの付加情報を常に映し出すことができる端末で、自分たちが作りたいものを作った結果失敗した。カメラ機能も付いていたため、グーグルグラスの使用を禁止する州もでてきた。しかも17万円という高額なことも市場に受け入れられなかった理由である。
【アップルの例】
アップルウォッチは、優秀な人たちが、アップルというブランド力で
市場の課題追及を疎かにし、パワープレーでマーケティングを行ったが、ユーザーの期待に応えれず、あまり売れなかった。
【これらを会社に例えると】
優秀な人とは、世の中(会社)に必要とされる人で、
能力が高い(良いもの)からと言って、優秀とは限らない。
会社が直面している本当の課題をクリアしていく。
だからこそ、ずっと会社に必要とされる。
能力が高いからと言って、会社の役に立たない社員は
優秀でも何でもないと言える。
問題定義がいかに重要で、課題の質の有無が
その後の結果にただいな影響を及ぼすかが解る。
プレゼンで、凄い問題解決を言われると、これは!!って思うことがあるが、実は、そもそもの論点がずれてると全く意味がない。