子供が帰省先から帰ってきたので開設したお父さんのブログ
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納得いかない日野市立病院の医師の対応

すーを保育園に連れて行こうと玄関で用意し、
スリングにすーを入れて前かがみになった瞬間、
すーがスリングからこぼれおちた。
とっさに出た両手でさかさまになったすーを受け止めた。

衝撃はない。音もしていない、と思う。
ただ、我が家の床にはコルクマットが敷いてあるので、
もしかしたらそこで衝撃が吸収されたのかも?

すーははじめきょとんとしていたけど、
すぐに大声で泣き始めた。
20分間。
ぶつけた感覚はなかったが、頭を触ったら凹んでいる。
大泉門だろうと思ったが、あまりに鳴きやまないので病院に
連れていくことにした。

日野市立市民病院に電話し状況を話したら、「脳神経外科外来」
に来てくださいとのこと。はやる気持ちを抑えて、この時はもう
ぐぅぐぅといびきをかいて寝ていたすーを連れて病院へ。

受付を済ませ1時間ほど待って、カルテができたので、脳神経外科外来へ。
そこでも1時間弱まって、順番がきた。
この間、CTをさせますか?とベテランそうな親切な看護師さんが聞いてきたが、
福島原発の件もあり、できる限り被ばく累積量は増やせない。

「まずお医者さんに相談し、したほうがよければお願いします」

医師は、いかにもまだ20代の若い医師だった。白衣の下にはだらしなくボタンを
留めていないシャツが目に付いた。

状況を話したら彼は明らかにこちらをさげすんだように、
すーを観察すること全くなく

・その凹みは誰にでもある。
・普段から(すーに)触れていないから分からないんだ
・客観的に判断するにはCTをとるしかない

と言い始めた。

”は?毎晩のようにお風呂入れて、すーの頭洗ってますけど”

と思いつつも、すーの心配が先にあったのでこらえた。
とにかく、頭を打っていたらどうしよう、その心配は大きかった。

・CT以外で判断するには、今の状況が普段の状況と同じかどうかを
観るしかない。普段ちゃんと見ていればわかるはず

あたかも、こちらが子育てをいい加減にやっていると決め付けている。
何と無礼な。でも、まあ、ここもこらえる。

「長い時間泣いた後、いびきをかいて寝てしまったので心配してきたのです」

というと

・赤ちゃんは普通、ないたら寝るもんだ

という。
ここで確信した。この医者には子はいないだろう。それに経験が浅いのはいいとして、
専門家としての基本的姿勢が著しく欠落している。

「いいえ、そんなことはありません。それは言えないと思うけど」

ついに、言ってしまった。”何も分かってないじゃん”という気持ち全開だった。
そばにいたベテランの看護師さんが吹き出した。
たぶん、彼女も医師の物言いのひどさと、まったく乳児を理解していないことを
おかしく思っていたのかもしれない。

彼女は、一枚の紙を出してくれた。
そこには、頭を打った時の様子観察と対応の方法が描かれており、
「傷が見当たらない場合」
というケースのところに○が書いてあった。

この資料が一番役だつものだった。

若い医師に対してはこちらの抱いている気持と対応の問題を述べて
「このヤブ医者」と言って帰ろうか悩んだ。

すーの頭に触れて観察することもなく、こちらを子育てをおろそかにしている
親と決め付け、こちらの心配を斟酌もせず、一般論を語るしかしない。
日野市民として、このような医者に支払われる税金を払っているのかと思うと
腹が立って仕方なかったからだ。

でも、いくらヤブ医者に対してヤブ医者なんて言葉を投げても、意味がない。
理解できないだろう。
ただ、この医師に診察される人たちはかわいそうだと思った。

役に立たない説教まがいのことを聞いていても仕方ないので、

「それでは、この頭の凹みはもとからあるもので、頭に傷は見当たらず、
行動に普段との異状がないということは、頭を打っていない可能性もあり、
まずは観察することでいいんですね」

とこちらから話をまとめた。

「ありがとうございました」

と煮えたぎる腹の中をこらえてお礼を一応いって、病院を後にした。

日野市立病院には、親族が出産のために通っていたころ、突然、

「医師が辞めたために出産させられない」

といって妊婦であった親族が放り出され、ろくなサポートも受けられなかった
医院であり、その時から極力避けてきた。

そして今回の出来事。

この病院には二度と行くか!と思ったし、それと同時に、こういった
大きい病院の医師という人種の責任感について、非常に疑問を持つ出来事だった。

もちろん、いままで街医者ではとても良い医師には何人かであっているけど。

本当に後味の悪い出来事だった。

ちなみに、すーは元気です。




























すーとのお留守番

毎日頑張ってくれている奥さんにたまの休日。
お友達とランチに行ってもらいました。

朝から夕方まで、すーとお留守番です。

音楽を聴いたり、YouTubeで動物の動画を見たり、
絵本を読んだり、体を動かしてみたり、
家のそばの線路にかかる陸橋に電車を見に行ったり。

おむつも変えて、ミルクを作って。おお、200ccものんだぞ。

最近便秘だから、お腹をモミモミマッサージしてあげて。

ようやっと疲れて寝てくれたかな?
自分の時間が持てるぞ。

と、すーをバウンサーに入れてその横でパソコンをいじくる。

すると10分ほどして…

何か視線を感じる…

チラ、とスーを見てみると、

すーがじーーーっとこちらを見ている。どこかさびしそうに…

そして、目が合うと

にこーーーっ

満面の笑みだ…


もう…お父さん、かまわずにおられないだろーーーっ!!


結局、自分の時間が持てずにすーを遊ぶことに。

そんなことを一日に何回も繰り返すわけで、
結局、夜にはへとへとになって、すーと一緒に寝込むのでした。

非常時に平時のルールを持ち出す役人って…その2

本当は事の顛末をゆっくり書きたかったのですが、
あんまり時間がないので、かいつまんで書くと…

市役所(私は多摩地区のH市民)に、

「原発の状況が不安定で放射線の影響、買物で水などが調達できない
状況(H市に水を供給している東村山浄水場は放射性物質検査をしていない)で、
なおかつ放射線の乳児への影響は大きいので、少し入園を先延ばして、原発事故の動向を見たい」

と3月末に相談したところ

「そういう相談は少ない。例外は認められない」

と断られました。ちなみに、保育園側は「状況が状況なので」と理解してくれました。

担当課だけでは動きづらいのだろうと思い、

・自発的に疎開できる家庭は疎開させておく方が、市としてもリスクやコスト負担を
減らすことができる
・我が家だけがどうしてほしいというよりも、市として乳幼児家庭への支援として
検討してほしい

という提案もつけたし市長さんに陳情をしました。
数日して担当課の課長さんから返事をいただきました。

・H市の水は安全だ。
・(離れ離れに暮らしていても)疎開が延長できるというのは
「保育できる常態にない」とは言えなくなる
・だから、疎開延長をするなら入園資格を取り消す
・必要な時に再度申し込むように

という回答です。原発事故がなかったかのような、「平時の対応」です。
また、私はこれを一種の脅かしと受け取りました。
いま、
「0歳児4月入園」のタイミングでの保育園申請を逃すと、
途中からの保育園入園はかなり厳しいのは社会的問題になっています。
担当課の課長さんは当然それをご存知の上で、上記のようなことを
おっしゃっているのです。

仮に、無理だとしても

「市としては、このような状況に、子育て家庭支援にこんな対応を用意している、
だから、安心して戻ってきてほしい」

というような提案があればまだ救われるのです。

結果的に、我が家ではまだ放射線が通常より飛び交っている状況で、
安心して水を使ったり、外遊びもできいない状況で、
安全な疎開から妻子を連れ戻さざるを得なくなりました。

とにかく、水を集め妻子の低線量被ばくの累積量を減らすことを意識して
生活しています。

親族が近隣に住んでいるということから、昨年、子育て環境を考えて
都心近くからH市に引っ越してきましたが、引っ越してきたことを本当に後悔した
一件でした。