デビュー10周年の時、写真展をやりましたね。
懐かしいなあ。

その写真展を観に行った時、藤里さんが何やらかきこんでいたので、何だろうと思って観てみたら、売り切れの文字だった。(^^;

会場限定で販売されていた5枚セットのL版くらいの写真。
飾られているような写真は高額なので、お土産くらいのその写真セットを狙っていたのに、寄りによって、自分の前で売り切れてしまうなんて。(^^;

少々がっかりしながらも、その分、写真展の写真が、全て記憶に収まるくらいに丹念にみていくことにした。

その日は、藤里さんとMay J.さんによるトークショーが有り、時間が近づくにつれ、混雑していた会場も、潮が引いたように人がまばらになる。

どうやら、会場に詰めかけていた、ほとんどの人達は、幸運にもトークショーに当選した人達だったらしい。

その抽選に外れてしまっていた自分。せめて、外れた人用に、お土産の写真を残しておいて欲しかったと、二重のハズレに苦笑してしまった。

でも、すぐにその残念な気持ちはどこかへ飛んで言ってしまう。
それというのも、そこに飾られている写真に写っている、見頃見せないMay J.さんの表情や、オフでのキュートな写真にすぐに夢中になってしまったからだ。

それを食い入るように1枚1枚丹念に眺める。それこそ、初心毛の一本一本さえ逃さないくらいの熱心さで。(笑)

大好きな美術展でも、これまでこんなにじっくりと眺めたことは無かった。

そうやって観ていた時、藤里さんが誰かと挨拶しているらしい声が背中に聞こえた。
知り合いの人なのか?
チラリと目をやると、数人の人と話しているらしい。その中心には、若い女の子がいる。

藤里さんの、親戚の子なのか?
その子を写真展に案内し始めたのを観て、ふとそう思った。

でも、私の関心は、すぐ目の前にある、May J.さんの写真に!!

深く考えもせずに、既に何十往復も観ていた会場の写真の中でも、特にお気に入りの写真をマジマジと見詰め続けていた。

すると、藤里さんが私の隣に来て、その女の子の写真を撮りだした。
記念撮影してあげてるのか・・。

何気無く目をやった。すると、そこにいたのは、何とMay J.さん!!
心臓が破裂しそうになった。

自分は、彼女の横で、彼女の写真をマジマジと、瞬きもせずに眺めていたのか・・。(^^;💦💦

会場には、その時、多分、私一人くらいだったので、May J.さんには、マジマジと写真をのぞき込んでいる私の姿が、目に入ったに違いない。

恥ずかしいやら、驚いたやらで、軽いパニックに陥った自分。

ほんの近くにいるMay J.さんを眺めて良いものなのか、どうなのか、そもそも、その場所にいていいのかさえ分からずに、立ち尽くしていた。

その間に、May J.さんが一番大きな写真にサインをする。その姿を観ながら、この時間よ。止まってくれと願っていた自分。

その後、場所を変えて数枚の写真を撮って、May J.さん達一行は、会場を後にしていく。

呆けたようになっていた自分。後を追うことすら忘れていた。(^^;💦💦

はっと気付いて、会場を飛び出した時、May J.さん達は、会場がある2回に続くエスカレーターの頂上あたりにいた。

そのまま会場に入っていくあなたを、ずっとずっと眺めていましたよ。

これも、懐かしい思い出ですね。
May J.さん。(^_-)-☆❤️❤️