一昨日は、WSS2本来の千秋楽。May J.さん。ブログ記事をアップしてくれましたが、それを観るにつけても、WSS2での素晴らしかった演技のことが思い出されましたよ。(^^♪

そのWSS2の中でも、一際、思い出深いのが、「America」のシーン。
May J.さんのコミカルな演技と、ウィットに富んだ表情や仕草、キュートなダンスなど、まさに「💃アニータ」の魅力がタップリ詰まった場面でした。(^^♪

その内容はと言うと・・。

ダンスパーティーから戻ってきた、シャークス一行。
ベルナルドがマリアを強制的にダンス会場から帰らせたことに対して、💃アニータが激しく抗議している。
「あの子はもう立派なアメリカ人よ。アメリカでは、女性も楽しんでも良いの。」と。
だが、ベルナルドは聞く耳を持たない。

そして、いつものように、自分たちがどれほど酷い境遇であるかを話し出そうとする。
「また、宣伝が始まった。」と💃アニータ。続けて言う。

トニーのママは立派なアメリカ~ナ。パパは夜学に通ってる。
でも、俺たちゃどうだ。
(他のみんなも💃アニータに合わせて)よそ者だ~!!

おそらく、いつもベルナルドが話している口調を真似てのこの言葉。
同じ移民とは言え、ポーランド系移民とプエルトリコ系移民のアメリカでの立場が浮き彫りになる場面でしたね。

ポーランド系移民はアメリカ人として認識されているのに、歴史がまだ浅いプエルトリコ系移民が、よそ者扱いされていた状況が分かります。(^^ゞ

そう言えば、ジェッツとシャークスが決闘をしようとしていた時、シュランク警部も、ポーランド移民であるジェッツに、「俺はお前達の味方だ」と言ってたし。(^^ゞ

いつも、ジェッツ達をクズ呼ばわりしているシュランク警部なのに?

同じクズでも、シャークスは「よそ者のクズ」だが、ジェッツは「身内のクズ」という理屈?(^^;\バシッ!
プエルトリコ系移民であるシャークスを、追い出したがっていた感じでしたね。

それはさておき、さらに、続けて💃アニータが言う。

トニーは可愛いわ。
立派に、働いてるし。

彼らシャークスにとってトニーは、勿論、敵対するジェッツの元ボス?
そんな敵対関係にあるトニーに対してでさえ、アニータは公平な立場を崩さない。
流石、💃アニータ。(#^^#)😻💃🌹💖💕💕

この一連の話題の後にも、プエルトリコ系移民の現状が語られてましたね。
💃アニータの言葉に、自分も働いていると、対抗心を燃やしたチノ。
だがトニーは、そのチノの何倍もの給料をもらってるらしい。

そんな現状だが、いつかはきっと成功してみせると、ベルナルドはアメリカンドリームを夢見る。

ベルナルドが言う。
俺は、アメリカで成功してキャデラックを買う。
そして、クイーンベッドも・・。

そう言いながら、💃アニータを見詰めるベルナルド。(「ヒュー」と周りから冷やかすような声。)
まんざらでも無い様子で、ベルナルドを観る💃アニータ。

その💃アニータに対して、ソファーに腰掛けたままベルナルドが言う。

来いよ。(ベルナルド)
来いよ。(ナルドを真似てアニータが言う)

来るのか。来ないのか。(再びベルナルド)
来るのか。来ないのか。(再び💃アニータ)

このセリフ。ここには、💃アニータの矜恃のようなものが感じられましたね。
ベルナルドはどうやら、物にした女は自分に従順であるべきという、男尊女卑が激しかった時代の穿った考え方の持ち主らしい。

だが、そんなベルナルドを揶揄するように、ベルナルドの言葉を、そのまま相手に返す💃アニータ。

何でも、自分の思い通りになると思ったら大間違い。そんな、💃アニータの声が聞こえてきそうでしたね。(^^♪

そして、さらに、💃アニータが言う。

これから大切な決闘が有るんでしょ。
どちらを選ぶの。決闘か?あ・た・し・か?💖

セクシーにベルナルドを誘う💃アニータ。
その💃アニータの魅力に抗えずに、ベルナルドの方が💃アニータの方に歩み寄っていく。今度は、自分の魅力で相手を虜にしようとするかのように・・

この場面を観るに付けても、何でこんな男に💃アニータのような聡明な女性が・・と、思わず思ってしまいましたね。(^^ゞ

ベルナルドは、まるで、💃アニータの矜恃が分かっていない。

「来いよ」と言った時、なぜ💃アニータが行かなかったのか?
そして、なぜ揶揄するようにベルナルドの言葉を繰り返したのか?

ベルナルドは、シャークスを束ねるボス。しかも、外見的にも魅力的な男性。
おそらく、並みの女性なら、すぐに靡いてしまうような魅力を持っている。(^^ゞ

その反面、うぬぼれが強く、自信家でも有る。

だから、マリアの気持ちを全く考えずに、ダンスパーティーから強制的に帰らせたのだし、それに対する💃アニータの抗議にも、全く聞く耳を持たなかった。

しかも、自分の魅力でアニータを思いのままに出来ると思っている節も・・。(^^ゞ

ベルナルドにとって、💃アニータのこの態度は、少々機嫌を損ねた程度くらいの認識しかなかったのではないだろうか?

💃アニータが求めているのは、男性と同等の権利。
ベルナルドが人の気持ちを無視して、何でも自分で決めてしまう事への抗議も有る。

ベルナルドと💃アニータの意識の違いが、クローズアップされる場面でしたね。
要するにベルナルドは、何にも分かっちゃいない男だったと言う事です。(^^ゞ

あああ、そんな男に何でMay J.さんが・・。じゃなかった💃アニータが・・。🔥🔥🔥
自分のベルナルドに対する評価には、ベルナルドへの🔥嫉妬の気持ちが多分に入っている?

自分がベルナルドに🔥嫉妬しているのか、ベルナルドに扮する、渡辺さん、廣瀬さんに🔥嫉妬しているのか、その両方なのか?
思わず、悩んでしまいました。(^^ゞ

それというのも、あなたが余りに魅力的な💃アニータだったからですよ。May J.さん。(^_-)-☆❤️❤️
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