この「PROLOGGUE」。
WSS2を初めて観た人は、多分、この「PROLOGGUE」部分の意味が、一番分かりにくかったんじゃ無いかと思います。

何せ、登場人物がやたら多い。
一体、誰がどんな役割を果たしているのかも分からなければ、その行動の意味すら掴めない。しかも、セリフがほとんど無いので、余計に登場人物についての把握が難しくなっている。(^^ゞ

自分も、今回が初めての「ウエスト・サイド・ストーリー」。
全くストーリーも知らないまま参加していたので、最初は、「一体何なんだ?この人達は?」という感じでした。(^^ゞ

ミュージカルの金字塔であるWSS。ミュージカルファンなら、普通は、当然粗筋を知っている。
そんな前提で作られているのかも知れない。

May J.さんと宮澤エマさんが、ラジオ「Have Dreams!」で、最低3回は来て欲しいと言っていた理由も、こんな所にも有るのかも知れませんね。(^^♪

それにWSS2の舞台は360度回転する、大きな舞台ですからね。
何処に視線を向けて良いのか分からないほど、演技にもセットにも、見所が一杯と来てる!!(^^ゞ

ますます、最初の時点での内容把握が難しくなってますね。(^^ゞ

とは言え、この「PROLOGGUE」は、最後の悲劇への、非常に重要な布石となっている部分。
ここで起こっていることを、しっかり理解出来ているかどうかが、物語を深く味わうためには必要になってきますね。(^^♪

ということで、まずは、その内容を出来る限り、上演中の演技や歌を中心に説明していきたいと思います。粗筋というより、見えた映像を元に出来るだけ説明してみます。(^^♪

PROLOGGUE 内容・・・・・・・・・・・
 
(WSS2。その始まりでは、正面の巨大スクリーンは、まだ開いていない。音楽が聞こえ、スクリーンにジェッツ達を思わせる、シルエットが映し出さる。

と同時に、舞台が回転していく様子が、体感的に感じられる。アトラクションの乗り物に乗っている気分。(^^♪

そのため、中には軽い「車酔い」のような感じになった人もいるはず。(^^;💦💦

舞台が止まり、いよいよスクリーンが左右に開いて行く。と言っても、最初は真ん中だけ。スクリーンの間から見える部分に、観客の目は否応なしに注がれていく・・。)

そこにいたのは、「ジェッツ」のメンバーで有るリフ。階段に座ってタバコを吹かしている。おもむろに立ちあがり、タバコを捨てると、平泳ぎのように手をかきながら踊り出す。
他のジェッツ数人も加わり、「ジェッツ」のダンスの輪が次第に広がっていく。

そこへ、運悪くやって来たのが、ベルナルド。ベルナルドは、リフ達「ジェッツ」と対抗する「🦈シャークス」のボスだ。

そのベルナルドに近寄り、これ見よがしに、「うぇ~」と如何にも酷い匂いがするかのようなジェスチャーをするジェッツ達。

その挑発に堪えながら、一旦はその場を去るベルナルド。しかし、すぐに、仲間を連れて再び店に・・。
そして、店から出てくる「ジェッツ」のメンバーに対して、今度はベルナルドが、彼らを揶揄する行動を取る。

その後、「🦈シャークス」の一人がわざと「🦈ジェッツ」の一人の足を引っ掛けて倒したことから、取っ組み合いが始まる。それぞれの仲間達も加わって大混乱に!!

追われていた方が、仲間が加わったことで、形勢逆転。今度は追う方の立場に!!
そうかと思うと、追う方の立場だったのが、追われる方に・・!!
追いつ追われつを繰り返す、「🦈シャークス」と「ジェッツ」達。

そして、その小競り合いの中で、「ジェッツ」のメンバー「Aラブ」が、ついに「🦈シャークス」に取り囲まれてしまう。車の上に仁王立ちになって威嚇するベルナルド。

「Aラブ」は必死に逃げようとするも、「🦈シャークス」に摑まってしまう。

押さえつけられ、その耳をベルナルドにナイフで切り裂かれるAラブ。
それを助けにジェッツの他のメンバーが加勢。再び、乱闘騒ぎに・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最初のこの部分を説明しただけで、これほどの文章量になってしまう。一体どれくらいかかってしまうのか。(^^ゞ
しかも、説明したのは、まだ「PROLOGGUE」の半分のみ。(^^;💦💦

これでは、なかなかMay J.さんに、辿り着かない。(^^;💦💦
May J.さ~ん!!今、いずこに~!!(^^;\バシッ!

出来るだけ、May J.さんの💃「アニータ」登場まで、「巻き」で行きます。早く語りたい自分。(^^;💦💦

この場面での演出の見所は、観客席をキャストが走り去るところだ。
観客前方の4列目と5列目(円形の会場なので6列目のところもある)の間が、観客席通路になっており、乱闘騒ぎの時、そこを通って、ステージに向かって左から右へ走り去っていく。

これには、観客は度肝を抜かれてましたね。それも無理は無い。いきなり、男達が全力で駆け抜けて行くのですから・・。

しかも、舞台上では、別の乱闘が続いているので、不意打ちをくらった感じでした。
びっくりして、慌てて振り返った人も何人もいましたね。(^^♪

話の内容としても、ここは大事な部分。ベルナルドがAラブを襲ったことが、やがて悲劇へとつながっていくことになるので。(T_T)

この話はまた後で。
それでは、再び舞台に戻ることにしましょう。(^^♪

PROLOGGUE 続き・・・・・・・・・・・

ジェッツと🦈シャークスの乱闘騒ぎが続く中、ピーッと警笛の音。
慌てて乱闘を止め、左右に分かれる🦈シャークスとジェッツ。

そこに現れたのは、「シュランク」警部?と「クラプキー」巡査?の二人。

Aラブの耳の傷を目にするや、「誰にやられた?」と問い詰める。
答えようとした時、リフが「二人組の警察の方にやられたようで・・。」と割って入る。

どうやら、「シュランク」「クラプキー」の二人を、快く思っていないらしいことが分かる。

黙秘しつづけるジェッツに業を煮やしたシュランクは、今度は「🦈シャークス」のベルナルドに、その場を、立ち去るように命じる。

立ち去るベルナルド達。警官が去ると、残ったジェッツ達は、ベルナルドに対して決闘を申し込もうと話し出す。そして、そのために体育館でのダンスパーティーへ行くことになる。

そして、🦈シャークスと渡り合うには、トニーがいないとダメだと、リフが約束を取り付けるために、トニーがいる「ドクの店」へ走り去って行く。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


この場面ではエニバディズという少年?が登場する。
乱闘騒ぎの間も、注目を浴びない2階で、涙ぐましい演技をしてましたね。
自分は、観てたからね~。エニバディズ。(^^♪

どうやらジェッツに憧れ、仲間に入りたいらしいのだが、相手にされて無いよう・・。
でも、重要な役割を果たしてましたね。(^^♪

彼(彼女?)については、また後程・・。(^^♪

ところで、この場面では、ベルナルドがAラブを襲った理由が明らかにされるだが、どうやら、ベルナルドの父の店に、Aラブが汚物を撒いたことに対する報復だったらしい。(^^;💦💦

それにしても、去っていく時の、ベルナルドの「🦈シャークス。行くぞ!!」という声には、目茶苦茶、はまりましたね。(^^♪

あれは、ベルナルドを演じた渡辺さん、廣瀬さん共に、男らしい良い声だった。(^^♪

ケータイの着信音に使ったら、きっと、ファンは泣いて喜ぶな。
恋敵ながら、あっぱれ?(^^;\バシッ!

流石、あなた演じる「💃アニータ」の恋人だけのことは有りましたよ。May J.さん。(^_-)-☆❤️❤️

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