悲劇的な結末を迎える「ウェスト・サイド・ストーリー」の中に有って、コミカルな歌詞とキュートなダンスで人々を魅了しているのが、May J.さん扮する「💃アニータ」が中心となって歌う「America」。

底抜けの陽気さとたくましさを根底にしながらも、同時に、「💃アニータ」の聡明さを最も感じさせるのがこの曲。

全く、この歌詞は凄い!!
プエルトリコを懐かしみ、美化する「ロザリア」の言葉に対して、韻を踏むような知的なジョークで応酬し、圧倒していく「💃アニータ」。

初めて、歌詞を聴いた時、そのジョークの質の高さに、思わずニヤリとしてしまいました。(^_-)-☆

しかも、コミカルな歌詞にあわせた、May J.さんの節回しや、声音を変えながらの言い方が、また絶妙!!(^^♪

例えば、「ロザリア」が「Puerto Rico 最高の島よ 熱帯のそよ風 歌い~♪」とPuerto Ricoの自然を美化する最初の言葉に対しては、同じメロディーで、「Puerto Rico 最低の島よ 熱帯は伝染病 流行り~♪」とPuerto Ricoが「ロザリア」の言うような夢の島では無いことを言い返す。

以下は、Puerto Rico派の「ロザリア」の言葉を、即座にAmerica派の「💃アニータ」が、ユーモアを交えながら、見事に撃破しているところ。

「帰りたいよ サン・ファン~♪」(ロザリア)
「船に乗れば 簡単~♪」(💃アニータ)

そんなにPuerto Ricoが良ければ、泣き言を言ってないで、さっさと帰りなさいと、「サン・ファン」に対して「簡単」と、韻を踏みながら返しているところが面白い。(^^♪

「ドライブしよう サン・ファン~♪」(ロザリア)
「そんな道路ないじゃない~♪」(💃アニータ)

これもPuerto Ricoの現実を踏まえてのもの。確かに道路が無ければ、ドライブも出来ないですね。(笑)

「お土産は テレビね~♪」(ロザリア)
「先に 電気引いてね~♪」(💃アニータ)

この畳みかける言い方に至っては、もう脱帽です。
電気が無ければ、そりゃ~、折角テレビが有っても観れない。(笑)
しかも、「テレビね」と「電気引いてね」が、微妙に韻を踏んでいる感じなのも面白過ぎる。(^_-)-☆✨✨

本当に、見事な畳かけですね。
現実を見据えながらも、それをユーモアたっぷりで返す、この余裕。

こんな風に、返せる人間になりたいものだと、つくづく思ってしまいましたよ。(^_-)-☆

ところで、「America」は歌詞だけで無く、💃ダンスもキュートで楽しいですが、この💃ダンスは見た目以上にハードなのだとか。

実際、これを踊るために、May J.さんは足の裏の皮を何度も剥がしてしまうほどの練習を積んだらしい。(驚)

そう言えば、ツイッターの方で、他のダンサーの方が言ってましたね。
「America」の場面になると、みんなで「オッス」と気合いを入れるって・・。(^^ゞ

華やかな女性だけのシーンなのに、武道のような「押忍(オッス)」?(^^;💦💦

それだけ大変だと言うことですね。
でも、その甲斐あって、この「America」は「ウエスト・サイド・ストーリー」の中でも、特に印象的なシーンになってますよ。(^_-)-☆✨✨

後半のマリアとの「A Boy Like That」「I Have a Love」を歌う感動的なシーン。そして、この「America」のシーン。

どちらも、本当に素晴らしい。いや、素晴らし過ぎる!!
毎回、May J.さんが扮する「💃アニータ」の魅力に、どんどん引き込まれていってます。(#^^#)

「アニータ」愛してる!!(#^^#)😻💃💖🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹
あなたに愛を誓いながら、これも浮気心の一種?(^^;\バシッ!

いずれにしても、今回のミュージカルで、あなたのことが益々大好きになりましたよ。May J.さん。(^_-)-☆❤️❤️

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【 📸 元々有ったカーテンコール時の写真は、WSS2終了に伴い、撤去させて貰いました。m(__)m】