昔から関東地方の登山やトレランの聖地と言えば
『西の高尾・東の筑波』
特に東関東エリアのトレイルランナーにとって、筑波山はなじみのフィールド
独立峰のイメージが強いですが
実は『筑波連山』という言葉の通り、複数の山々が連なっています
都内や筑波山神社(観光の名所)のある表筑波側からは、山脈感分かりづらいんですけど
そんな筑波連山は、峠走やトレランの練習・大会と、自分にとっては庭状態
でもそう言えば全山一気に縦走ってしてないな〜
そこで、石岡駅(JR常磐線)のコインパーキングに車を停め
夜中3時に出発!
ヘッドライトとハンドライトの二灯装備
なんたってこのルート、中盤の筑波山だけしか給水地点がないし
途中エスケープしても、交通の便が絶望的に悪いんで走りきんなきゃ

スタートから約6kmはロード
登山口到着
こっからは熊鈴を装備して…と
いやぁあああー!!!
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
闇夜の山中をぼっちで走るのごわ”い”ー!
お化けとか妖怪とかもだけど、イノシシ・野犬も怖い
筑波山はイノシシ鍋が名物の一つな位だしね

結局、石岡トレイルレースエリアを走ってる間はライト走行
で、このエリアを抜けた〜と思ったら、約30m前をイノシシが猛ダッシュで横切り🐗
デカかった!
横切ったから良かったけど、こっちに向かってきたらあのスピード、絶対かわせない

熊鈴付けててよかった〜
向こうも気づかずお互い至近距離で遭遇したら、イノシシもパニクってこっち来てたかもしんないしね
ビクビクしながら表筑波スカイラインへ
今度は100kmオーバーで飛ばす走り屋さん達にビビってなんすけどね
なお、筑波連山の主峰にして最高峰、筑波山ですら877m
コースのだいたいが標高200〜400mという低山・里山
要するに…
普通に蒸し暑ーい!

(気温は標高100mごとに0.6℃下がります)
汗がボタボタ流れ落ちるのに、水分はハイドレ2L+ハンドボトル600mlのみ
コース中、自販機が唯一ある筑波山・つつじが丘駐車場へ
ここから約40分かけて登って
筑波山・本日の山行の最高点、女体山頂にて
さ、裏筑波を下って後半戦へ
でも下山すればするほど蒸し暑くなってくるし、ハイドレの2Lのスポドリもついに尽きた!

ヤベー!ゆでダコになるー!
オアシスポイントに間に合えー!と、豪速球で下山
キター!
ドボン
あ〜気持ちいい
冷たい水で全身アイシング
出たくなくって20分位泳いどりました

ちなみにこの清流は飲めます
喉の渇きを癒して、ハイドレと予備用のハンドボトルにまたスポドリで満タンに
体温もすっかり下げたところで、ハーフタイム終了
ゴールまで後4時間、給水ポイント一切なしの灼熱地獄へ再び

もう日がいよいよ昇ってきて、また汗がボタボタしたたり落ちる中、ヒーコラと照り返しの強いロードの急坂を上って
燕山(つばくろやま)でスマホのバッテリーも切れる

ハイドレのスポドリも再び尽き、いよいよ予備用ハンドボトル600mlでゴールまで持たせないと。。。
嫌な汗もかきながら、蒸し暑いジャングルトレイルを進み、ようやくゴールの岩瀬駅へ
間に合った〜

岩瀬駅から電車に乗って、友部駅で乗り継ぎ、車を停めていたスタート地点・石岡駅へ
本日登頂した山々
1)権現山
2)閑居山
3)浅間山
4)剣ヶ峰
5)筑波山
6)きのこ山
7)足尾山
8)丸山
9)加波山
10)燕山
11)雨引山
12)御嶽山
全山制覇!やたっ!
宝筐山「…。」
(笑)
おしまい
あんこ→砂糖が入ってるから即効エネルギー担当
もち→炭水化物だから、時間かけてじわじわエネルギー化される長持ち担当
塩→けいれん・熱中症防止
なにこの最強食