去年の今頃は、刀ミュ三昧の日々だった。
江水散花雪ににっかり青江単騎。
まだ私は自分の病気に気付いていなかった。
自分でも最近いいことばかりで幸せだなって感じていた。

さて。
「江水散花雪」のCDが発売になりましたね。
買おうかどうしようか悩んで保留にしていて。
だって、発売と同時にストリーミングサービスでも配信開始になるし。
私は子どもたちに勧められてSpotifyを使ってるんですが

実際、Spotifyでばかり聴いていて
CDを全く使わないんですよね、最近。
で、注文し忘れてしまっていまして。

それは円盤も同じで
配信で買う方が手軽で。
円盤出してプレーヤーにかけてってやるより
DMMTVで買ってChromecastでテレビで観るほうが手軽。

なので
去年のらぶフェスの円盤も
悩みに悩んでいるうちに締め切りを過ぎてしまって。
(あれは値段もちょっと私には高すぎたのも悩みまくった理由)

バックステージがいつもすごく楽しいので
観たいなとは思ったんだけど。

ということで
発売日にSpotifyで聴きました。

それがですよ……。
和泉守兼定の劇中歌「散る花を」の曲を聴いたら
胸が締め付けられたみたいになって
そのうちぶわぁ～っと涙が出てきて……。

こんな泣ける曲があるだろうか……。
去年観た舞台のことを思い出した。

(ここから辛口です。ごめんなさい)

去年、江水散花雪をまずは配信で初日を観たとき
申しわけないが、仕上がりが悪いと思った。
山姥切国広が解釈違いというか
キャラが好きになれなかったし。
そして大阪公演。
実際に生で観て、仕上がってないと感じたのかが分かった。

ちゃんとミュージカルしてるのが

和泉守兼定の有澤くん
彼、ただひとりだったから。

ただ上手く歌うだけではミュージカルにはならない。
歌いながら役を演じられていなければ

ミュージカルとは言えない。

演技して歌わねば

ミュージカルの劇中歌ではない。

まだほとんどのキャストが上手く歌うことに精いっぱいで

歌いながらの演技に至らない。

でも、有澤くん観たさに4回観て
だんだんみんなの出来が良くなっていく、
しり上がりに進歩していくのを見られたのは

とても楽しかった。

話を戻します。

「江水散花雪」の配信の「散る花を」を聴いて
有澤くんがすごく気持ちを作り上げて
和泉守兼定の気持ちを込めて歌っているのが感じ取れて
それがすごく心に沁みたのです。

同時に彼の成長を感じました。
それは
和泉守兼定としての成長でもあり

俳優有澤樟太郎の成長でもあり。
(偉そうですみません)

幕末天狼傳
幕末天狼傳再演

結びの響、始まりの音
そして
江水散花雪

有澤兼さんと私は
ミュージカル刀剣乱舞の世界で

一緒に土方歳三を見つめ
そして土方さんに対する思いを共有してきた。
……と、私は感じている。

あ、私はそもそも土方歳三が大好きで
それつながりでとうらぶを始めました。

だから
有澤兼さんの配信での「散る花を」をあらためて聴くと

胸がいっぱいになってしまった。
有澤くん
録音でもちゃんと和泉守兼定を演じて
気持ちを込めて歌ってくれた。

きれいにまとめるように歌うんじゃない。

思いを込めて演技して歌ってくれた。
それがうれしかった。
すごくすごくうれしかった。

「散る花を」で歌われる和泉守兼定の思いは
土方歳三推しが必ず一度は思うこと。
それをどう乗り越えるかは、
兼さんと全く同じ。

刀ミュの兼さんは
土方さんへの思いを一つ一つ乗り越えてきた。
あの「結びの響き　始まりの音」を

乗り越え極まった兼さん。

「散る花を」の歌詞
これは極まった兼さんにしか歌えないよ……。

ずっと兼さんを続けて演じていた有澤くん

2.5次元の兼さんとして

貴方と出会って本当によかった。

で。
遅ればせながらやっぱりCD買いました。

「散る花を」

車運転してるとき流れると泣いてしまう。

本当にあれは土方歳三推しの思いそのもの。

兼さんと一緒に抱き合って
わあわあと声を出して泣きたい。

土方さんを想って……。

「散る花を」が良すぎて