ニップンのよくばりプレートシリーズ
グラタン&ボロネーゼ
この二つがお気に入りで、どちらかを常備している。
それと
コンビニでお弁当買うよりずっと安い。
もちっと生パスタなんてスーパーで200円くらいで
コンビニのパスタよりずっと安いし美味しいと思う。
ところで。
とても食いしん坊の私。
食べものの話はつい興味を引かれてしまいます。
そんな私の眼に最近とまったのは
パリオリンピックの食事事情のニュースでした。
いや~、ビックリしてしまった。
卵やチキンなど
脂肪分の少ない良質のたんぱく質を取れる料理が不足?とは?
そして、炭水化物も不足とは?
それで選手たちは身体を極限まで使うパフォーマンスが出来るのか?
パフォーマンス後の身体に十分な栄養補給が出来るのか?
パリオリンピックの運営は「地球に優しくヘルシーな料理」ということで
極力動物性たんぱく質を減らすメニューを用意していたとか。
なんと傲慢なことだろうかとびっくりした。
トップクラスのアスリートと一般人が必要な栄養の量は違う。
トップアスリートに対して
動物性たんぱく質を制限しようとするなんて考えられない。
というか、試合直前の数日間に何をどう食べるかから
既に試合は始まっているのだ。
それを教えてくれたのは約30年前の私の水泳の先生。
たまたま私が通っていたスポーツクラブのインストラクターだった彼女。
彼女は水泳の元アメリカ代表だった。
マスターズの水泳大会に参加する1か月くらい前
「読んでおいて」と英文のプリントを数枚渡された。
それは試合当日までの食事に関してのものだった。
今からは高たんぱく低脂質の食事を心がけること。
野菜野菜やフルーツでビタミンも十分に摂ること。
大会1週間前になったらたんぱく質は控え炭水化物を摂る食事に切り替えること。
つまり、カーボローディング
すぐにエネルギーになる炭水化物のエネルギーを蓄える。
そういう考え方って、あの当時、日本では一般人は知らなかったと思う。
私は水泳は全然たいしたことなかったけど
そういう食事の大切さを理論的に教えてもらえたのは本当に目からうろこでした。
その後、スポーツ大好きな息子の食事をそういう目線で考えることが出来た。
それはとても大きな利点でした。
教えてもらった知識をその後も生かすことが出来ました。
スーザン、ありがとう。
今貴女はどこでどうしているのかなあ……。
今回のオリンピック
英国が自国のシェフを派遣し食事を提供することにしたというニュースもありますが。
多分、日本はそれを当たり前に予想して用意していた。
今までの日本以外のオリンピックでずっとそうやっていたように。
だから日本選手から食事の不満が全く出ないのだと思う。
昔々、マラソンの某選手が言ってたのを思い出す。
「部屋を借りて栄養士さんがご飯作ってくれる場所を用意してもらえていた。
お米食べられるようにしてくれていた。有難い」
私の水泳の先生も言ってた。
おにぎりはすごいと。
脂肪分なしでエネルギー源である炭水化物を美味しく摂れる。
そんな料理を他に知らないって。
そういう、食の質がパフォーマンスに影響することを日本は知っているから
それを元に食事を提供した。
それで2021東京オリンピックの食事がとてもよかったと
当時も、そして今になっても言われるのかも。
もしかしてパリでの日本の好調は
そもそもオリンピックの食事は自国アスリートにとって完ぺきではないと
経験で身に染みている日本が
選手たちの食を支えているからかもなぁ。
東京オリンピックの食事が良すぎたことが
今回他の国にはマイナスに働いたかもなあ。
でも……
食に関して
何をどう食べるのかは個人の自由なのに
ベジタリアンを押し付けてくるんだね、フランスって。
多様性を受け入れるということは
極端な何かを発することではない。
と、思う。
多様性を受け入れること。
それって私たち日本の人は
もしかして
普通にやってることなんじゃないかと思う。
仏様も神様
沢山いる神様を受け入れてる。
一神教の人たち
キリスト教もそうね
彼らが多様性を受け入れることの難しさ
それ故に歪んでしまうこと
それをパリオリンピックは見せてくれているのかな?
などと思います。