刀の教科書展に行ってきました | 雪の上に照れる月夜に梅の花

雪の上に照れる月夜に梅の花

雪月花の時 最も君を想う…土方歳三、新選組、薄桜鬼大好き

ここのところいろいろありまして。
元気ない私でした。

それでオットが薬師寺に連れて行ってくれると言ったのですが……

 

 

 

これですね。

 

朝早く起きて行く約束が、私、眠れなくて。
朝全然ダメで。
無理矢理起きたものの吐き気がするくらいの不調
 

だけどまあ近所なので
午後から車で行ってみました。
あんまり混んでるなら薬師寺だけ見て帰ろうと思って。

 

14時前に到着
薬師寺はものすごく広い。
本堂とか全部スルーして
まずは展示会場がどこなのか確認。
本当はお寺に来てご本尊さまに手を合わさずにスルーなんて

してはいけない行為です。
ごめんなさい。


 

待ち時間なく入れました。
が……。

お刀の展示数、滅茶苦茶多いぞ。
うれしい爆  笑

うれしいが……


案の定、刀剣に一ミリも興味がないオットが
途中で退屈そうな雰囲気を醸し出し始めた。
 

それでも、待機列なしですんなり入れたので

多分混み具合はマシな方のはず。

乱藤四郎の本物と偽物の見比べとか
大倶利伽羅は一番最後だったから
もっとじっくり見たかったけど
オットが限界だったので(子どもかショボーン)
後ろ髪をひかれつつ終わりにしました。

思ったのは
国宝級や重要文化財級のお刀を見るのも素敵ですが
沢山数を見るのも大事だなということです。

だから「刀の教科書」展という名前だったのかな

そして、幕末刀の長さにちょっとびっくり。
幕末は長い刀が流行っていたとは聞きますが
幕末は日本人の身長が最も低かった時代であることは
よく言われています。
身長低いのにこんな長い刀
本当に使えたのか?

などと思ったり。

そして、薬師寺のこういったお刀のイベントは
私は三回目なのですが
今回の展示は本当に素晴らしかったです。
へたな博物館よりずっとお刀が見やすかった。
ライティングが絶妙でした。

導入部もすごく良かったし。


 


さて。
 

真剣を手に持って鑑賞できるイベント
オットは「俺、もういい。薬師寺観たい」(←寺は好き)
というので

一人でイベント会場へ。

混み具合は思ったより随分とマシ

そしてこの日は兼さんがいなかったショボーン
残念。
 


最初にお刀の鑑賞方法(持ち方とか光の当て方とか)
のレクチャーを受けました。

10組のお刀のそれぞれの説明を読んで

どのお刀にしようかと迷って
とりあえず待機列が短いもののなかで
とうらぶ的にオーソドックスなペア
左文字と長谷部に並んだ

 

 

左文字……なんとなく江雪左文字をイメージしていて太刀と思ってたら短刀 
でもとても美しい。
金筋なんかも綺麗に見えました。
初めて真剣に触れるのが短刀というのはそれはそれでいいなと思った。
長谷部……へし切長谷部を思い描いていたら全然感じが違った。

へし切長谷部も太刀が磨り上げられて打刀とされたようですが

わりと打刀らしい姿に思えました。
今回のも同じく太刀を磨り上げたものだということですが
わりと反りが深くていかにも元は太刀でしたという姿でした。


なんかすごく感動してしまい、
オットに「もう一回やってもいい?」と電話して
再び。

どれにしようかまた迷いまくったけど
待機列短めで好みのお刀ということで

古伯耆(大原真守)と福岡一文字をチョイス。
古伯耆は春日大社の展示とかで縁がある感じだし
福岡一文字は推しの山鳥毛の刀派なので。

古伯耆 大原真守……切先が小さくて先も細めで
おお、なるほど古伯耆だわ、太刀だわと思えたお刀でした。
福岡一文字……これはもう、山鳥毛さん同様のとっても華やかな刃紋


二つとも古いお刀らしいというか
切先が小さめで先が細めで反りも強めで


なんかすごく感動しました。

そして、真剣って軽い。
重いけど軽い。
模造刀ってめちゃくちゃ重いですよね。
備前長船刀剣博物館から通販した山鳥毛の模造刀を持っているのですが
とても重いです。
「真剣は軽いで」と剣術を習っている娘には言われていたけど
ほんまやなあと。
ある程度軽くないと振り回せませんものね。



でもウットリしている間もなく
オットから怒ったような電話が

「早く戻れ、17時で閉まる」

ええ。薬師寺自体が17時閉門。

そして薬師寺駐車場は南の端で、イベント会場は北の端
大急ぎで戻りました。

展示を見てから仏様にお参りするつもりが
全くお参りできずに帰ることに。

ごめんなさい。
お許しくださいませ~。
 

私のストレス発散法

 

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