お盆休みですね。
毎日とんでもない暑さですが、いかがお過ごしでしょうか。
さてさて。
久しぶりに娘と京都にお出かけいたしました。
毎年夏にあるキャンペーン。
特別公開や期間限定の特別プランが提供されます。
その中で今回は……
こちらのランチに参加してきました。
江戸末期の茶室(一般非公開)
明治大正の主屋(二階三階は普段は一般非公開)
ここの二階で仕出し弁当でのランチを頂きました。
「三友居」は出張仕出し屋さん。
京都独特の「出張京懐石」のお店です。
「出張京懐石」というのは、いうなればケータリング。
お客さんの家に出張し、そこで料理をして
温かいものは温かく
冷たいものは冷たいままに出してくれます。
京都のええとこのおうちでは
大切なお客様は
仕出し屋さんを呼んで
自宅でおもてなしするという風習があります。
レストランではないので
食べてみたくても食べに行くことが出来ないのですよ。
東京にはレストランを出店したみたいですが
京都にはありません。
食べてみたかったんですよ~🤤
鱧の落とし
鱧とジュンサイのお椀
焼き鱧の押寿司やてんぷら、鱧の煮物
夏野菜の煮物、ゆば、卵焼き
そうめん南瓜?かな?のごまあえ 等々
鱧づくし~~~。
やっぱり京都の夏は鱧ですね~~~。
それに爽やかな生姜ごはん。
お椀は蓋を開けたらお出汁と
スダチの皮のいい香りがふわーんと立って最高。
鱧の落としはやっぱり作ってもらいたてを食べるのが一番。
どれもこれもとても美味しくて
食べてしまうのが惜しいくらい。
今年食べた中では断トツに美味しかった。
食事のあと、上の回の見学。
一番上の櫓のようなお部屋からの景色はすばらしい。
16日にある五山の送り火の「大」の字がよく見えます。
この三階からはテレビ局が送り火の放映をすることもあるとか。
三階から降りてくるとデザートのお菓子とお薄。
ほうずきを模したお菓子は見た目も楽しい。
そして、抹茶って飲むとすごく元気が出ますね。
栄養ドリンクみたい。
カフェインのせいかしら?
ゆったりとした素敵なお部屋で
美味しい食事を頂けてとてもよい経験ができました。
しかし、幕末といえば
大名たちが商人から借金しまくっていた時代。
新選組も京都の三井家や大坂の鴻池家から
推し借りをしていたし。
でも三井家というか、
あの頃の大商人って予想を超えた大金持ち
今の時代では考えられないような大金持ちだというのが
よーーーくわかりました。
幕末から明治のあの時期に広大な土地を買ったり
家を移築したり
まだ大きな窓ガラスが日本にはなかったころ
ヨーロッパから取り寄せていたり。
NHKの朝ドラ「あさがきた」の広岡浅さんの
手書きの手紙の展示もありました。
さて次はここの近所の「出町ふたば」でお餅を買ってから
壬生寺方面へ。
壬生寺の向い側の新徳寺が特別公開だったんです。
京に到着した浪士組。
清川八郎がその浪士組を前に演説したお寺。
のちの新選組の近藤勇や土方歳三たちも
なにかと集まったであろうお寺。
普段は非公開で入れないお寺です。
公開されると知って絶対行きたいと思って。
そこの方によると初めての一般公開だということです。
ここで清川八郎が演説した。
浪士組235人中
芹澤鴨、近藤勇、山南敬助、土方歳三、沖田総司などなど
少なくとも117人はここの広間にいた?
結構ぎっしりだな~などと思ったり。
さて、このあとは
最近建立された土方歳三の胸像を身に壬生寺へ。
ふーん……という感じ。
芹澤鴨、平山五郎、奥沢、野口、河合などのお墓にも手を合わせる。
しかしもうめちゃくちゃ暑い。
クラクラするくらい暑い。
前川邸で少々お土産を見てから
四条大宮の駅の近くのフルーツパーラーへ。
フルーツサンドが有名なお店だけど
何しろ暑くて生クリームのサンドイッチを食べる気分ではなく。
娘はマンゴーのかき氷
私は丸ごとメロン
それと、二人ともめちゃくちゃ喉がかわいていたので
レモンスカッシュ
ものすごく大きなのが出てきてびっくり
顔位ある大きさのメロン半分一人で食べるなんて初めて。
食べきれなくて
娘に助けてもらいました。
でもすごくおいしかったです。
レモンスカッシュも最高でした。
四条で少しショッピングなどして娘と別れました。
帰ってから出町ふたばで買ったわらびもちと
久しぶりに自分で抹茶を点ててみた。
出町ふたばは豆大福が有名ですが
違うモノを買ってみたくて。
でも、一日で固くなってしまうから
沢山買って帰れないんですよね。
ということで
久々の楽しい京都観光でした。
ものすごく暑かったけど
嫌いじゃないんですよね
夏の京都