派手です!
「土方歳三生誕祭」とでもいうべき様相を呈しております。
ここまで特別扱いされるとちょっと他のキャラ推しの人達に申し訳ないような気がしてきます。
まずは普段通りのBirthdayシナリオ&彼目線
えっと、これはシナリオ販売です。
一番安い300コインのものでBirthdayシナとアバター一つ。
フルセットだとBirthdayシナ、彼目線シナ、Birthday当日に土方さんから手紙。
それに土方さんとお揃い風袴、ポニーテール、髪飾りの三つのアバターが付いて900コイン
以前、どこぞのゲーム(←)で土方さん始め各攻略キャラと全くお揃いの着物&ヅラというアバターガチャがありましたね。
ガチャだし、全然欲しくなかったから回さなかったのですが。
今回はイケ幕の土方さんとお揃い“風”袴。お揃いではなくて、お揃い“風”というのがうれしい。
袴の色が同じなのと、着物のイメージというか色調をあわせてあるだけ。
アバターは私、イケ幕がどのゲームよりも一番好きです。
色調もデザインも、顔の感じや髪型も。
着物が滅多なことがない限りちゃんとフツーの着物で、ヘンなミニスカート風だったり裾にフリルが付いていたりしないのがいい。
着物の色調も京友禅とか加賀友禅みたいにソフトで明るい色を使っていて、普通にとても綺麗だと思えるところも気に入っています。
そして、着物と帯が別々で合わせられるのも楽しいです。
さて、肝心のシナリオです。
まだ販売開始されたところなのでそう詳しくは書きませんが、知りたくない方はここでブラウザバックお願いします。
一応、シナリオ販売が終わるまでは反転しておきます。
閲覧注意ですよ!
よろしいでしょうか?
では行きます。
去年の土方さんのBirthdayシナリオは私はイマイチだったんですよね…。
プレゼントは私です♪という感じのお話だったので。
今年の方が好きです。
今年のお話は、簡単にまとめますと…
普段から新選組の仕事でとても忙しい土方さん。
お誕生日もいつも通り。
お祝いをしたい、せめて睡眠は取って欲しいと言ってはみたが、無理だと言われた。
残念に思いつい俯いてしまった主人公の頭にぽんと手を置いて、土方さんは「悪いな」と言って笑い、それだけ言ってまた書簡の方に目を移した。
休息も満足に取れていないようなので、主人公も新選組の幹部達も土方さんに休みを取るようにいうが、休んでいる暇はないと言われるし、確かに仕事が山積みだった。
そこで総司が土方さんを「気分転換に」と稽古場に連れ出す。
木刀での稽古を土方さんも楽しんだようで、いい気分転換になったらしい。
ただその分仕事は滞り、それを斎藤さんが手伝うことになった。
夜も更け、差し入れを持って土方さんの部屋に向かうと斎藤さんが部屋を辞するところだった。
土方さんは副長としてとても頑張っているし、周りからとても愛されていることがよくわかった。
彼の仕事をする背中を見ながら、頼まれた縫い物などをする。
縫い物も終わり、まだ仕事中の土方さんに「お忙しいと思うので、私は…」と部屋を辞そうとすると、土方さんに「俺が何のために必死でがんばっているかわかるか?」と言われ、「新選組のため」と答えると、土方さんが「まあ…間違いではねえな…」といい、笑って手招きをした。
何だろう?と近づくと主人公の髪をさわり、顔を覗き込んで低い声で「今夜だけはお前のためだろう?いや、俺のためかもな」と言った。
そして…。
「待たせたな…」そう言って主人公に口付けをして…
こんな感じのお話。
稽古で恭が「お手柔らかにお願いします」と言うのに対して笑って「馬鹿いうな」とか、
恭と稽古している副長めがけて、総司が「楽しそうだな」と言って突然横から乱入すると「総司、てめえ」といって防ぐところとか。
それでもとっても楽しそうな感じとか、すごく良かった。
そして、イケ幕の土方さんはデスクワークするときは眼鏡男子になるのですが…。
眼鏡って…しかも今風…って突っ込みたくなりますが、
主人公に口付けようとして眼鏡が顔に当たり「…邪魔だな」と言ってはずす。
今回はそこがスチルになっていて、う~ん❤良かったです
主人公が、自分は土方さんをとても愛しているという気持ちがこみ上げてきて「大好きです」と言葉に出すと、「そうかよ」とそっけなく言いながらもひどく優しい表情をした…とか。
「お誕生日おめでとうございます」というと彼は少し虚を突かれたようになり、照れて「…どうも」とだけ言って唇を重ねてきた…とか。
この「そうかよ」も「…どうも」土方さんっぽいわ~
いいわぁ~(///∇//)
どこかの誰方さんみたいに、簡単に「好きだ」なんて言わないのがね~('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
もうね~
Kissしながら「好きです」って言ったら、土方さんが微笑んで「そうか」と答えてKiss続行なんて、想像しただけで蕩けてしまうわ…(///∇//)
もうたまらん…
いちゃこらしながら、彼がこの世に生まれてきて本当に良かったと思って「お誕生日おめでとうございます」といったときの、土方さんの「…どうも」という返しも、うぉぉぉっ!そう来たかぁぁぁと思ったよ~。
「どうも」か…「どうも」かぁぁぁ…(←壊れかけ
うううう。いいわすごく好い感じよぉ~~~
そして彼目線
(俺をただの土方歳三に戻すのはこいつだけだ)という土方さんの心の中の想い。
言葉に出さないところがまたすごくいいんだよね。
(ガキのまま、変わらねえ)(どうしたって、ただの男だ)
そんな彼の想いを知ることが出来るのが彼目線なんだけれど。
「そうかよ」と「どうも」という短い言葉の裏に、これだけの彼の気持ちがある。
イケ幕の土方歳三が、主人公の前でだけただの一人の男になってしまうのはいつものこと。
それをいちいち主人公に言ったりはしない。そこがいい。
言葉で説明しなくても、その姿はちゃんといつもシナリオから伝わってくるし。
私がイケ幕の土方歳三と主人公が好きだなと思うのは、まさにそういうところなんだもの。
土方さんが主人公に甘えている…というかなんというか、文字通り素になっている感じが好きなんだもの。
あとですね。
イケ幕は近藤さんを書くのが上手だなといつも思います。
ライターさんが新選組が好きなんだなぁって思うのはそれもある。
近藤さんはほんの少ししか出てこないけれど、ただの脇役として適当に書いているのではなくて、ちゃんと近藤勇らしい感じがするんです。
今回も土方さんを休ませようとして「では俺が…」みたいに土方さんの部屋に行って「何か手伝うことはあるか?」と聞く。
廊下でみんながそれを呆れて聞いている。
しばらくして元気よく出てきて「俺に手伝えることはなにもない!」と明るく言っちゃうところ(笑)
総司がそれを見て楽しそうにしているのも良かった。
ということで、今年のBirthdayシナは大満足でした
さてさて、そしてもう一つ。
池田屋事件シナリオが来た。
「土方生誕記念スペシャル」と銘打っていますが、土方さんのスペシャルシナリオではありません。
ENDも土方END、斎藤&山崎END、恭END、近藤&沖田ENDの四つ。
このさい池田屋事件に触れちゃいましょう!という感じのシナリオです。
そして、間違いなくイケ幕テイストです。
池田屋事件に本格的に触れているわけではない。
あくまでもファンタジーとしての池田屋事件。
でも一応近藤組が沖田総司と恭、土方組が斎藤と山崎…というところはちゃんと考えてるなぁと思った。
そして、いつものイベでは最後のEND分岐をすぎると糖度がぐんと上がり、そして別売りのエピローグがあったりしますが、それはありません。
そうです。イケ幕なのに(←)初めての全く糖度なしのイベントです。
これは…楽しいのは新選組クラスタだけです(きっぱり!)
だけど、シナリオの中にちゃんとそれぞれのメンバーの見せ場があります。
みんなそれぞれの個性にちゃんと合った台詞を言ってる。
長々と話したりしませんが、一言一言が、いつもいうけれどセンス良いなと思います。
だけど実はっ!
アプリ版には無料配信のコラボシナリオがっ!
池田屋に出動前の短いシーンをシナリオにしたものなんですが、
これ、すごくいいですっ!
何故アプリ版だけの配信なのかっ!!!
藤田麻衣子さんの曲は切ない感じのものが多いですが、雰囲気がよく合っていてすごくいいです。
これを読んでから池田屋事件イベを読むほうが何倍もよく感じるはずっ!
池田屋事件シナリオ、ヘンなところから始まるし、いつものイベに比べて短いな、ミニイベントって感じだなと思った。
でも、出動前のこのシーンが別にあったんですよね。
それなら納得がいきますっ。
でもずるいよ…。
同じイベで、同じように課金していても、いわゆる序章みたいなのを読んでるのと読んでいないのではやっぱり感じ方が違うよ…。
特に池田屋事件だし、皆読みたいはずなのに…。
Amebaの方はBGMなしだからしょうがないのかもしれないけれど…。
あー、土方さんのBirthdayシナもアプリの方で買えば良かった…。
そうしたらBGM付だったよ…。
本編のBGMと変わらないだろうけれども、シナリオが良かったからBGMありで読んでみたい気がすごくしてきました。
ちょっとショック…。