おっきい型紙と、江戸っ子の血潮。 | 何処にも売っていない、藍染め作品集。

 

今日は、大きい型紙のご紹介。

 

印半纏を作る場合、背中に大紋が付きます。そして、大紋の背後に色んな柄が来るのですが、

右の型紙の2枚は、真ん中の下にある2つの漢字が大紋で、背中に入ります。そして、上の方は、前身頃になります。右と左で半分ずつ。

 

この型紙は、大紋も柄もセットになった付け下げと呼ばれる、大判の型紙になります。

 

一番左の型紙は、角字(かくじ)と呼ばれる漢字文字なのですが、私も何と書かれているのかは、分りません。

 

この型紙で、2mぐらいでしょうか。型付けをして、その後に洗って干している風景です。

 

左側の青色の物体は、革です。これは、ワニ皮だったかな。この後、湯のしされて、バッグになるなるそうです。

 

藍染めは、プリントと違って、すべての行程に人の手が入るので、まあ、色々大変です。

 

ちゃっちゃとこなして、お疲れま。

 

江戸っ子の血潮が、流れています。

 

 

BLUE HANDS