蒼のエルフの庭

蒼のエルフの庭

蒼の方への愛を叫んでおります
主に腐小説中心の妄想部屋でございます
ご理解いただける方のみお入りください
(男性の方のご入室はお断りいたします)

いよいよ妖精の国ツアー出発の日

松岡邸の広間で最終調整をする3人

 

「おにいちゃん きょうのさんかしゃさんの

 おなまえをかくにんちたいです」

 

「そうだね、受付はさとち君だからね

 どの花の妖精かも付け加えるよ」

 

「うん、へんしんのための

 おちゃとおかち

 それと ぶれすれっと 

 おわたちちないといけないもん」

 

受付はさとち

花のブレスレットは3人の妖精君

変身の為の花茶などは蒼ちゃん

(これは重要なので間違っては大変)

 

既にさとちたちも妖精の姿になっています

 

「参加者を言うね

 妖精の国ツアー参加者さんは8名

 チューリップの妖精 りかママさん ぶすこ♪さん

 ネモフィラの妖精 青色うさぎさん

 かすみそうの妖精 nao/sさん

 百合の妖精 hiroさん

 秋桜の妖精 asakeasake777さん

 オオイヌノフグリの妖精 ☆ゆう☆さん 

 桜の妖精 にゃんくろさん だよ」

 

「わかっちゃの

 まちがえないように

 おはなのなふだを

 おわたちちます」

 

花の妖精君4人

久しぶりの妖精の国

実はかなり緊張しています

そしてお兄ちゃんは

さとちの故郷に入れる事が嬉しいようで

かなりご機嫌です

 

「ちび、お兄ちゃん 

 ちょっとこっちに来て」

 

蒼ちゃんが妖精君たち3人と一緒に

満面の笑みで手招きします

 

「なんだろう?」

 

首を傾げるさとち

お兄ちゃんもちょっと不安げ

 

「何か有りました?」

 

最終打ち合わせ中に呼ばれたので

戸惑った表情で返事をします

 

「お兄ちゃん、その姿では入れないよ」

 

今回、妖精の国を案内出来るのは妖精

エルフは特別枠なので問題ないですが

お兄ちゃん(人)は入れません

 

「そうだっちゃ ・・・

 おにいちゃんも ようせいにならないと

 ほえ~ ・・・ おにいちゃんは

 なんのはなのようせい?」

 

さとち達4人は

お兄さん妖精のまま妖精の国を出た為

カテゴリーが決まっていません

つまりオールシーズンの花の妖精です

始まりの妖精なので当然ですが

 

「お兄ちゃんも4人と同じ

 お兄さん妖精だよ」

 

そこは蒼ちゃん

彼が始まりの妖精の一人だと

4人には教えず

説明もしません

 

「まだ、きせつがえらべないようせいさんだ」

 

実は大ちゃんから

蒼の森にある赤い花の蜜を貰い

変身用の花茶を貰っています

 

「此処に変身用の花茶が入ってるから

 受付が終わり

 参加者さんが変身した後

 最後にこれを飲んで変身してね

 そうしないと、お兄ちゃんだけ

 置いてけぼりだよ」

 

「それはだめなの!

 じぇったいに わすれないでね」

 

さとちに懇願されて

これは一大事と

「忘れないよ」と返事をします

 

「5人で力を合わせて

 案内してあげて」

 

「は~い」

 

「蒼ちゃんは?」

 

「俺は父さんと一緒に

 妖精の国の視察

 それが今回のツアーを認める

 交換条件になった」

 

「ひ~ちゃんは?」

 

「緋~ちゃんは

 チビたちに随行する」

 

緋~ちゃんは

チビちゃんと参加者さんの

保護者エルフとして参加します

 

 

「よかっちゃ ・・・

 おとながいないとこまるものね~」

 

「うん」

 

4人ともホッとした顔をする

お兄ちゃんは大人だけど

妖精になるからね

ちょっと心配だ

 

 

「そろそろ、皆さんお集まりになります」

 

「は~い」

 

元気よく返事をして

テラスに向かう5人

蒼ちゃんは変身用の花茶を

 

「ちび、チューリップと百合の妖精

 3人の方のブレスレットは

 俺が手渡すから

 名札だけ渡してあげて」

 

「は~い」

 

 

この3名の方だけ

特別な変身ブレスレットです

 

 

いよいよ始まります

 

 

 

 

<続きます>

 

説明不足で混乱させてしまい

申し訳ございません

過去編・未来編・妖精の国編の

三ツアーの最後のお話です

参加の皆様は以前にお申し込みくださった

8名の方が対象になります

ご了承ください

 

 

蒼のエルフ