そろそろ送るわ。
もう少しここに居たらダメ?
…なんてこと言えるわけなくて
じゃあ、これ洗ってくるね。
…とコーヒーカップを手に
キッチンへ向かった。
いつもより丁寧に丁寧に洗って
1分でも1秒でも
長く一緒にいられるように。
すると後ろから腕が回ってきて
一瞬、体が固まった。
好きやねん…。
突然の告白に動揺する。
さらに追い打ちをかけるように
俺のことどう思ってる?
って耳元で囁く彼。
あの…私も…
安田くんのこと…すっ…
好きと言おうとした唇が
荒々しく塞がれた数秒後に
そっと優しく離れた。
ごめん…お前の返事、
最後まで待ってられへんかった…
恥ずかしくなって
彼の胸を両手で押すと
その手を掴んで自分の腰に回す。
今日から
俺の彼女やから。
大事にするから。
一緒におってな。
大好きな安田くんの腕の中で
私は「うん」と頷いた。
@ゆた∞