どうしても消化しきれない気持ちを整理しようと思う。

 

こんなに何かのことで頭がいっぱいになるのは久々かも。

 

台風直撃前夜、散歩に出ようと夜8時ごろ出かけたところ、

道のど真ん中の白線のところに何か落ちてる。

 

??と思って近寄ってみると、小さなボロボロの子猫。

よく見たら、目やにとウミで両目が塞がってる。

 

風も強くなってきたし、このままだと車に轢かれるか

雨風にさらされて死ぬかどっちかだと思い、

放っておけず慌てて自宅に連れ帰る。

 

母猫が置いていったのか、連れていく途中で落としたのか、ちゃんと確認するべきだった。

ここがまず第一の失敗点。

 

第二の失敗。我が家は、猫が大嫌いな母がいる。

弱りきった小さな子を玄関に置くくらい許してくれるかと思ったら、

「絶対ダメ!」「捨ててこい」「母猫が連れていく」と鬼の形相。

いつ戻ってくるかわからない母猫を頼りに、

元の危険地帯に戻す選択ができず、

猫を飼ってる友人に相談して、助言をもらい、餌を購入し、必要物資を借りる。

雨は防げそうなウッドデッキにケージを設置する許可は得たが、外。これよ。

 

ダンポールやらで周囲を囲いはしたものの、風強かったし、

気温はそこまで低くなかったけど、絶対怖かったはず。

 

失敗③ミルクを飲まないのを心配して、スポイトで給餌しようとし、勢いよく出しすぎてしまって、むせちゃった。

気管に入っちゃったのかもしれない。ゲホゲホ咳して。

友人が目脂を拭き取ってくれたおかげで、目は開いた。目が開いたら元気に歩き回ってた。同時に、友人が水をスポイトであげた時もゲホゲホしてたけど、大丈夫そうだったから、

ミルクも大丈夫なのかなと勝手に判断して、ケージに戻し。

 

せっかく箱の中で落ち着いた様子だったのに、低血糖で死んじゃうかもと

無理に起こして口に含ませ、

ぐーぐーいびきかいて寝てる、よかったとか勝手に思い込んで放置して。

気管にミルクが入り込んで、息ができなくて苦しかったんじゃないか、その可能性が高い。

 

私が殺したのと同じだ。

小さな赤ちゃんを。

 

怖くて苦しい思いをさせて。

こんなにか弱く小さな命をぞんざいに扱って。

 

許されない。

元の場所に戻していたら、母猫が連れていったかもしれない。

でも、怪我してるし、多分何かの感染症に罹っていたし、

数日後には亡くなる命だったのかもしれない。

でも、もしお母さんが近くにいてくれたら、暖かい気持ちでお空に旅立てたかもしれない。

 

元気に動いてたのに。

朝起きたら冷たくなってた。

野良猫の子猫の致死率の高さは検索したら出てきたけれど、

 

もっとちゃんとできることがあっただろ?と後悔ばかり。

苦しい思いをさせて本当に苦しくて、

怖い思いをさせて本当に申し訳なくて、

こうやって言い訳じみた文章を書き散らす狡さも許せなくて、

自分だけ気持ちが楽になりたいなんて許されないのに。

 

元気になって、もっといっぱい楽しい気持ちや幸せな気持ちを味わってほしかった

お腹いっぱい食べて、安心して眠れる生活に繋げてあげたかった。

 

本当にごめんね。

 

一人で、小さな箱の中で。

苦しませた、息が苦しい、苦しいよって言ってる時に、ちゃんと気づいて背中をさすってあげてれば

復活できたのかな。

 

判断ミス、慎重さに欠ける、判断ミス。命を預かるなら覚悟だけじゃなく知識も絶対に必要。

勝手な感情移入で、同情して、人間のエゴで結果苦しませて終わりにしてしまった。

 

下手な介入をしてはならない。

家族と暮らす今の家では、一時保護とて不可能。

見て見ぬふりをするのが最善なのかもしれない。

 

 

そして、今現在私にできることは、祈ることだけだ。

お空で元気にいっぱい遊べますように、お腹いっぱい食べて、幸せな気持ちで眠れますように。

お友達がたくさんできますように。本当に本当にごめんねと、謝っても許されないのはわかってたって、謝り続けるしかない。