ただ今夜中の3時
待てども来ない返事
やっと返事が来る。
いつもじゃないけど、寝る前にCALL ANYTIME聴いて、夜の中に君の面影を繋いでた。
スニーカーを潰す踵、パーカーの袖口に埋もれた手のひら、魅惑のリップライン。そして眼差し。
心を撃ち抜き、やさしく撫でて、心配させて、視線ひとつで忙しい。
でもまっすぐなその眼の奥の、負けない折れない心を信じてた。
「ジヌヒョン元気に頑張ってますよ」
「ジヌヒョン辛いって泣いてた」
「おい俺がせっかく・・・」
そんなのも過ぎれば思い出。
ユンが気遣って隠し、ミノがうっかりこぼしたジヌくんの涙はもう栄養になって、もっと大きな花を咲かせてくれると思ってる。
眠りに落ちる前にループ再生を止められないと、翌朝枕の横に落ちてるイヤホンがまだひとり夜中の3時を告げてるけど。
これが最後の「また、また、また」
そう思って停止を押して、目を閉じた昨日の夜。
ジヌくん、おかえり。
愛してるって早く歌って。