「採血が大好き」と言えなかったわたし その② | Mayumiのブログ

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心屋塾マスターコース14期修了。
カウンセラー活動をしないまま、なんか知らんけど37期アスターコースのアシスタント、そして、ご縁があって結婚(*^^)v

ただいま、またまた73期のアシスタントしております。

前回が長くなってしまったので、

今回は、その②

 

採血の話にいけるのか?(笑)

 

その前に、

 

看護師仲間の、かずちゃんの、

ナース限定の初級セミナー開催がありますよ〜。 

 

 


 

 

わたしが大学病院で配属されたのは、

小児病棟。

 

最終的に「養護教諭」になりたかったから、小児科希望したんだよね~。

それが看護師にハマるとは(笑)

↑この話は、またいつか、気が向いたら・・・。

 

 

小児病棟は、

生後数日の赤ちゃんから、15歳まで、

科もいろいろ。

 

小児科の子もいれば、

整形外科、耳鼻科、形成外科の子どもたちもいる。

ほんと子どもオンリーの病棟だった。

 

主任教授が、小児の血液疾患の専門だったから、

白血病の子たちが、ちらほらいた。

 

骨髄移植もやってた。

 

 

ってことは、処置で採血は、もう必須。

 

基本は、主治医が採血するんだけど、

看護師が採血をしなくても、介助にはほぼついてた。

 

ほんと小児科のDr.は採血&点滴を入れるのが上手。

それを間近で見てたのって、コツをつかむには結構大きな出来事だったのかもしれない。

 

 

と、今、これを書いていて気づく。

 

 

こどもたちは、

朝早々に採血をして、

 

採血結果によっては、

外泊OKになったり、

制限が解除されたり、

 

 

主治医の到着が遅れたりすることもあったから、

看護師が採血をすることもちょいちょい。

 

 

痛かったり、失敗しようもんなら、ほんと罵倒される(T_T)

しばらくいじめられる・・・。

採血させてもらえない・・・。

(↑当たり前だよね~。)

ほんと、日々鍛えられたな、と思う。

 

 

そんな日々を過ごしてたら、

気がついたら、好きになってたんだよね、採血。

それなりに、センスがあったのか⁇(笑)

 

 

採血って、

すんなり採れると喜んでもらえる。

感謝される。

 

 

「役に立ちたい病」のわたしだったからこそ、

より、ハマっていったのかも。

 

 

しかも、負けず嫌いだから、

「難しい」血管の人がいると、

燃えるし、萌える。

↑これは今でもね(笑)

 

 

難しいことに、挑戦したかったんだよね。

 

 

結果がそのまま、目に見える形で返ってくる。

 

 

日々、亡くなってしまう患者さんがいる中で、

何もできなかった、って思いがちな毎日の中で、

 

 

目の前の、何かしてあげたい、って思う自分が、

「あ~、役に立てた。」って思える作業だったんだろうね。

 

 

好きだった業務って、

採血・洗髪・手足浴・爪切り・摘便、等々。

 

 

その時に患者さんが「すっきり」したって思ってもらえるような処置が好きだった。

自分も「すっきり」したっていう気分になったから。

 

 

採血は、その中でも、

痛みを伴うし、患者さんにとっては苦痛でしかないもの。

 

 

手早く、痛みも最低限に、

しかも確実に、って、

自分が努力をすればするだけ、

結果につながることが多かった。

 

 

そりゃ、はまるわけだわ(笑)

 

 

しかも、神の領域に達することはない。

対「人」だから、いつも一定ではない。

 

 

だから、修練できる。

努力ができる。

 

 

頑張ることが好きなわたしには、ほんと好きな業務になったんだろうね。

 

 

でも、

でも、

 

 

「採血好き」って、

人に刺すことが楽しいって、

 

 

って変じゃない?

 

おかしくない?

変態じゃない?

 

 

って思ったわたしがいた。

 

 

それと同時に、

 

「業務をえり好みしてはいけない」、って思ってたわたしもいた。

業務の中で、「好き嫌い」を言っちゃいけない、って思ってた。

 

 

だから好きでも、ちょっと抑えていた気がする。

(毛穴から出てたと思うけどね…。)

 

 

 

あの頃のわたしは、

医療関係って、

「ちゃんと」してないといけない職業のひとつ、だと思っていて。

 

 

なんでだかわかんないけど、

患者さんや世間の目を、必要以上に気にする職業だと思っていて。

(これは、わたしの思い込みだけではないと思う。)

 

 

なんでも、オールマイティにこなさないといけない、って思ってた。

業務の中の一つだけを、「好き」って言えなかった。

言っちゃいけないって思ってた。

 

 

奉仕の精神が基本にないといけないのに、

業務をえり好みするって、どうなの?って思ってたわたしがいた。

 

 

↑これって、結局は自分の前提の話だよね。

めっちゃ、「〇〇するべき」に囚われてるわ…。

 

 

 

あの頃のわたしは、

自分に対しての自己価値がものすご~く低くて、

罪人意識満載だったから、

 

 

看護師をしながらも、

「わたしはこれだけ、

みなさまに尽くしますから、

ここに置いてください。

ここで生きていてもいいですか?」ってやってた。

 

 

だから余計に、

仕事へのえり好みはしちゃいけない、って。

そんなことを言える身分じゃないって思ってたんだな…。

 

あ~、あ~、メンドクサイ(笑)

 

 

その前提ををちゃんと掘り下げて、

心の動きのからくりを知って、

見つめなおしていったら、

 

 

罪人意識だいぶ感じなくなった。

自分が、いまここに生きていることの、罪悪感減ってきた。

というか、ほぼない…。

たまーに思い出すくらい(笑)

 

 

そうしたら、当たり前のように、

「採血好き♡」って言えるようになった。

 

 

同じように、苦手な業務も、口に出せるようになった。

 

 

思っていることを、状況を考えないで、とりあえず口にすることができるようになってた。

勝手に相手のことを、推し量って話すことが減ってきてるわたしがいた。

 

 

 

自分の中で、何か「言えない」ってことがあることは、

自分の中に、何か理由がある。

 

 

それで、もし、苦しくなってるなら、

掘り下げたり、見つめなおす必要があるのかなって思う。

 

 

 

今度の初級は、

5年半前に受けて以来。

 

 

さて、どんな自分に出逢えるんだろう⁇

ちょと楽しみであり、

ちょっと怖かったりする(笑)