久しく書いてないな~と思ったら、
前回は9月でした…。
勤めてるクリニックでは市民健診が始まって、
インフルエンザの予防接種もめっちゃ予約たくさんだし、
秋口になると、なんでだか体調崩す人が多くなる。
(私は日照時間のせいだと思ってるけどね。)
忙しくて、
前ほど誰かのワークショップに行ったり、
何かの講座を受けようと思えない日々。
なんてったって、
旦那さん相手に、自分の前提があぶりだされて、
悶絶すること多々(笑)
ほんとパートナーは「神」ですな、はい(笑)
そんななか、なんでだか(←え?)
なんとか参加してるのが、
「ナースde遊ぼう」シリーズ。
救護班で一緒になった、
(動画は二人のとこにどうぞ♡)
うちのクリニックから、白衣こっそり拝借しております(笑)
で、先日録画し終わって、
雑談していた時に話したこと。
かずちゃんがこんな風に書いてくれました。
↓↓
私が最初に入職したのは、
大学病院の小児病棟。
ベットは50床。
15歳以下の子どもたちが入院しているところ。
病気も、小児科(基本的に内科)、外科、整形外科、耳鼻科、泌尿器科などなど。
ほんと、子どもっていうだけで、大人のようには分類してくれず…。
さすがに隣の病棟も小児受け入れてて、
あっちは、心臓系・腎臓系をメインで看てたかな。
私がいた病棟は、
白血病で数か月入院している子もいれば、
鼠経ヘルニア(脱腸ね)のオペで2泊3日で帰る子もいる、
上腕骨顆上骨折(ひじの上を折ること、子どもには多い)で、手を吊られてる子もいたり。
ほんと、15歳以下だったらなんでもあり、の病棟だった。
ちょっと話がそれた…。
小児科の先生たちが、処置の時に配慮していたこと。
基本的に処置は親に見せない。
外で待っててもらう。
親に押さえさせることは基本的にはない。
それは看護師も徹底していた気がする。
だってさ、
助けてくれる、甘えさせてくれるはずの親に、
必要なことだからって押さえられたら?
助けてもらえなかったら?
納得いかないよね。
つらいよね。
だから悪役は医療者。
親御さんに悪役を加担させることはしない。
私新人の頃、そのことがちゃんとわかってなくて、
めっちゃ先輩に叱られた…。
(そんなことまで思い出した~。)
でも、
記憶違いってあるじゃない?(笑)
私が自分の記憶美化してるかも、かも?って思ってしまって…。
ちょっと自信がなくなってたんだけど。
もうひとつ思い出して確信した。
基本的に親には処置は見せない。
でも例外ケースがひとつ。
「たばこの誤飲」
誤飲って結構あるの。
ボタン電池とか、
(子どもが誤飲するかもしれないのに、おもちゃに多用されてるのは、ちょっとイヤなんだけどね。)
ピーナッツとか。
たばこの誤飲。
これ下手すると亡くなります。
だから「胃洗浄」するのね。
そう、ちょっと太めのチューブ入れて、胃の中洗浄するの。
その洗浄の押さえるの、親御さんにやってもらってた。
子どもの手の届くところに煙草を置いているのは、親の不注意だから。
(もちろん例外もあるかもしれないけど…。)
先生たちはそのスタンス変えてなかった。
そのことを思い出して、
やっぱり、私の記憶違いでも、美化してたわけでもなかったんだなって。
自信なさすぎ(笑)
親御さんに処置室から出てもらうこと、
処置の際には、ちゃんと説明してからやること、
声かけながらやること。
当たり前だと思ってたし、
他の病院でも、当たり前なんじゃないのかな~。
だから、かずちゃんに、
「知らなかった~( ゚Д゚)」って言われて、
こっちがびっくりですわ。
もしかしたら、
お子さんが病気やけがで、親御さん動揺しまくってて、
説明されたこと思えていないだけかもしれないよね(*^^)
今回のことで、
今、こうやって楽しくナースできてるのって、
あの大学での時間があったからなんだなって。
勝手に自分が癒されたの。
私、ほんとに恵まれたところで、
修行させてもらったな、
学ばせてもらったなって。
そんな風に過去を振り返るきっかけになったんだ。
もう一度あの環境で働きたいとは思わないけど(笑)
ほんときつかったし、
つらいことも、悲しいこともたくさんあった。
「辞めてやる~( `ー´)ノ」って思ったことも多々。
休みなんて、ほとんどなかった。
ほんとブラックだよ(苦笑)
でも離れてみて、
どれだけたくさんの人たちに育ててもらったか、
先輩たちや先生たちだけじゃなくて、
子どもたちだったり、お母さんやお父さんたちも。
まだ顔も名前も覚えてる子どもたちたくさんいるもの。
もう成人してる子ばっかりだろうけど(笑)
こうやって過去って、癒されるんだね( *´艸`)