”ある日の小児科でのできごと 小児科の現場で配慮されていること 私の心の棘が抜けたこと” | Mayumiのブログ

Mayumiのブログ

心屋塾マスターコース14期修了。
カウンセラー活動をしないまま、なんか知らんけど37期アスターコースのアシスタント、そして、ご縁があって結婚(*^^)v

ただいま、またまた73期のアシスタントしております。

久しく書いてないな~と思ったら、

前回は9月でした…。

 

勤めてるクリニックでは市民健診が始まって、

インフルエンザの予防接種もめっちゃ予約たくさんだし、

秋口になると、なんでだか体調崩す人が多くなる。

(私は日照時間のせいだと思ってるけどね。)

 

忙しくて、

前ほど誰かのワークショップに行ったり、

何かの講座を受けようと思えない日々。

 

なんてったって、

旦那さん相手に、自分の前提があぶりだされて、

悶絶すること多々(笑)

 

ほんとパートナーは「神」ですな、はい(笑)

 

 

そんななか、なんでだか(←え?)

なんとか参加してるのが、

「ナースde遊ぼう」シリーズ。

 

救護班で一緒になった、

かずちゃんきよみとの動画シリーズ。

(動画は二人のとこにどうぞ♡)

 

うちのクリニックから、白衣こっそり拝借しております(笑)

 

 

で、先日録画し終わって、

雑談していた時に話したこと。

 

かずちゃんがこんな風に書いてくれました。

↓↓


 

私が最初に入職したのは、

大学病院の小児病棟。

 

ベットは50床。

15歳以下の子どもたちが入院しているところ。

 

病気も、小児科(基本的に内科)、外科、整形外科、耳鼻科、泌尿器科などなど。

 

ほんと、子どもっていうだけで、大人のようには分類してくれず…。

 

さすがに隣の病棟も小児受け入れてて、

あっちは、心臓系・腎臓系をメインで看てたかな。

 

私がいた病棟は、

白血病で数か月入院している子もいれば、

鼠経ヘルニア(脱腸ね)のオペで2泊3日で帰る子もいる、

上腕骨顆上骨折(ひじの上を折ること、子どもには多い)で、手を吊られてる子もいたり。

 

ほんと、15歳以下だったらなんでもあり、の病棟だった。

 

ちょっと話がそれた…。

 

 

小児科の先生たちが、処置の時に配慮していたこと。


基本的に処置は親に見せない。

 

外で待っててもらう。

 

親に押さえさせることは基本的にはない。

 

それは看護師も徹底していた気がする。

 

 

だってさ、

助けてくれる、甘えさせてくれるはずの親に、

必要なことだからって押さえられたら?

助けてもらえなかったら?

 

納得いかないよね。

つらいよね。

 


だから悪役は医療者。

親御さんに悪役を加担させることはしない。



私新人の頃、そのことがちゃんとわかってなくて、

めっちゃ先輩に叱られた…。

(そんなことまで思い出した~。)

 

 

でも、

記憶違いってあるじゃない?(笑)

私が自分の記憶美化してるかも、かも?って思ってしまって…。

 

ちょっと自信がなくなってたんだけど。

 

もうひとつ思い出して確信した。

 

 

 

基本的に親には処置は見せない。

 

でも例外ケースがひとつ。

 

 

「たばこの誤飲」

 

誤飲って結構あるの。

 

ボタン電池とか、

(子どもが誤飲するかもしれないのに、おもちゃに多用されてるのは、ちょっとイヤなんだけどね。)

ピーナッツとか。

 

たばこの誤飲。

これ下手すると亡くなります。

 

だから「胃洗浄」するのね。

そう、ちょっと太めのチューブ入れて、胃の中洗浄するの。

その洗浄の押さえるの、親御さんにやってもらってた。

 

子どもの手の届くところに煙草を置いているのは、親の不注意だから。

(もちろん例外もあるかもしれないけど…。)

 

先生たちはそのスタンス変えてなかった。

 

 

そのことを思い出して、

やっぱり、私の記憶違いでも、美化してたわけでもなかったんだなって。

 


自信なさすぎ(笑)

 

 

 

親御さんに処置室から出てもらうこと、

処置の際には、ちゃんと説明してからやること、

声かけながらやること。

 

当たり前だと思ってたし、

他の病院でも、当たり前なんじゃないのかな~。

 

だから、かずちゃんに、

「知らなかった~( ゚Д゚)」って言われて、

こっちがびっくりですわ。

 

 

もしかしたら、

お子さんが病気やけがで、親御さん動揺しまくってて、

説明されたこと思えていないだけかもしれないよね(*^^)

 

 

 

今回のことで、

今、こうやって楽しくナースできてるのって、

 

あの大学での時間があったからなんだなって。

 

勝手に自分が癒されたの。

 

 

私、ほんとに恵まれたところで、

修行させてもらったな、

学ばせてもらったなって。

 

そんな風に過去を振り返るきっかけになったんだ。

 

 

もう一度あの環境で働きたいとは思わないけど(笑)

 

ほんときつかったし、

つらいことも、悲しいこともたくさんあった。

「辞めてやる~( `ー´)ノ」って思ったことも多々。

休みなんて、ほとんどなかった。

ほんとブラックだよ(苦笑)

 

 

でも離れてみて、

どれだけたくさんの人たちに育ててもらったか、

先輩たちや先生たちだけじゃなくて、

子どもたちだったり、お母さんやお父さんたちも。

 

まだ顔も名前も覚えてる子どもたちたくさんいるもの。

もう成人してる子ばっかりだろうけど(笑)

 

 

こうやって過去って、癒されるんだね( *´艸`)