以前から農業に興味があり、やらせてくれる所をさがしていました。

去年の10月に岩手にボランティアに行った際、そこで出会ったNPOの方が、農作放棄地があるんだけど、もったいないからそこで農業をやってみないか、と誘われ、それこそネズミを見つけた猫のごとく、その話に飛びつきました。

聞く所によると、畑を所有している方はとある企業の部長で、農業をやるヒマが全くなく、子供も興味がなくて、ほったらかしにしていたそうです。

その畑は、埼玉県蓮田市にあります。

新交通ニューシャトル内宿駅から歩いて20分ほどの所で、建物がほとんどなく、晴れた日は遠く浅間連峰を望む、のどかな場所です。




第1回目は2月22日で、トラクターを使って土を掘り起こす作業をやりました。

ご覧の通り、雑草が伸び放題だった畑(写真1)ですが……。

$汚れつちまつた悲しみに……
↑写真1

こんなにスッキリしました(写真2)。

$汚れつちまつた悲しみに……
↑写真2

その立役者となったのが、ヤンマーのフォルテD16(写真3)。

$汚れつちまつた悲しみに……
↑写真3

私有地なので、免許を持っていない自分も運転させて貰ったんですが、これが楽しいのなんの。

元々こういう機械を見たり動かしたりするのは好きなんですが、実習だと一人一作業で終わり、が当たり前ですが、今回は自分を含めて二人しかおらず、授業でもなんでもないため、こいいうのは慣れるのが一番良いって事で、思う存分乗せさせてもらいました。

背丈ほどもある雑草をなぎ倒しながら耕すのは、見ていても爽快な気分になりました。

そして2回目は、3月9日。

耕した畑に鍬で畝を作り、ホームセンターで買った2種類のジャガイモ(写真4)を半分に切り、切り口に草木灰をつけ(写真5)、畝に30~40㎝の間隔で置いていき(写真6)、足で踏んで地中に埋め、土を被せました。

汚れつちまつた悲しみに……
↑写真4

汚れつちまつた悲しみに……
↑写真5

汚れつちまつた悲しみに……
↑写真6

じゃがいもは成長が早く、2週間ぐらいで芽が出るだろうと言う事で、3月29日に確認しに行きました。

ですが、今年は例年よりも寒かったせいか、全然生えていませんでした。

なので、畑の隅で自生していたネギを引っこ抜き、畝にそって植えて来ました(写真7)。

汚れつちまつた悲しみに……
↑写真7

次回は4月の中旬を予定していますが、夜はまだ寒い日もありますし、爆弾型低気圧が通過した事もあって、ちゃんと成長しているか、かなり不安です。

果たして、自然は自分に微笑みかけてくれるのか。

次回をどうぞご期待下さい。
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「秋葉原」でしたwww





・・・ちなみに2位は「ある」、3位は「明日」


並べ替えて繋げると「明日秋葉原ある」


中国人か!(笑)


気になるので、「い」以降も3位まで羅列してみます。


【い】 ①意欲 ②いきたい ③いい


【う】 ①うん ②上野 ③嬉しい


【え】 ①駅 ②選ぶ ③映画


【お】 ①思います ②思うよ ③終わった


【か】 ①掻き立てて ②が ③(^-^)


【き】 ①企画 ②逆 ③きつい


【く】 ①配る ②配って ③下さい


【け】 ①研究室 ②限 ③けど


【こ】 ①こっちゃ ②こうなった ③購入


【さ】 ①3 ②散歩 ③残念


【し】 ①して ②自称 ③住所


【す】 ①少し ②する ③スポーツ


【せ】 ①戦 ②是非 ③ゼミ


【そ】 ①それで ②その時 ③そういう


【た】 ①ための ②だからな ③代筆


【ち】 ①直前 ②ちなみに ③チャット


【つ】 ①使って ②って ③っす


【て】 ①定期的 ②デビュー ③ですが


【と】 ①と ②どういう ③どうして


【な】 ①ないと ②生で ③ない


【に】 ①に ②日経 ③日


【ぬ】 ①抜け ②布 ③主


【ね】 ①根津 ②年 ③年内


【の】 ①の ②のは ③のか


【は】 ①犯人 ②始まる ③入れなかった


【ひ】 ①1人 ②日吉 ③必要


【ふ】 ①吹いた ②不 ③ぶりで


【へ】 ①返信 ②弁天 ③部屋


【ほ】 ①本日 ②本堂 ③方で


【ま】 ①ますよね ②前の ③までに


【み】 ①mixi ②見た ③見に


【む】 ①無理 ②昔 ③向け


【め】 ①メンバー ②メール ③目


【も】 ①問題 ②もちろん ③もの


【や】 ①やる ②やるってさ ③やつ


【ゆ】 ①ゆっくり ②友人 ③雪


【よ】 ①読んで ②良かった ③よろしく


【ら】 ①らが ②来年 ③来週


【り】 ①りたい ②緑化 ③利用


【る】 ①ルート ②ルール ③留守


【れ】 ①連絡 ②例 ③歴史


【ろ】 ①ロッカー ②6月 ③老人


【わ】 ①(笑) ②わかめ ③わざわざ


【を】 ①を ②ヲ ③ヲ


【ん】 ①んだ ②んで ③んじゃ


しかし、こうして見ると変換予測だけでもその人の特徴が見えてきそうですね。


僕で例えれば、「研究室」や「代筆」が上位にいるので、学生かなと。


そして、「秋葉原」「根津」「日吉」といった地名から、そこに良く行くか、あるいは住んでいるんだな、と予測が付くかと。


「らしさ」が出ますよね。しかも、また時間が経てば違う単語がランクインしている事だって十分にあり得ますから、思い出にもなる。


そう考えると、何だか面白いです(´∀`)


また一つ、楽しみが増えました(^ω^)





・・・( ゚д゚)ハッ!





ヤバい、来週ゼミだった! 資料作らなきゃ!


では、またいつかお会いしましょう。( ´Д`)ノ~バイバイ



思い出深い場所  ブログネタ:思い出深い場所  参加中
本文はここから


どっどど どどうど どどうど どどう

青いくるみも吹きとばせ

すっぱいかりんも吹きとばせ

どっどど どどうど どどうど どどう



宮沢賢治『風の又三郎』の冒頭です。


10月14日から10月17日の3泊4日で、自分の通う大学が主催となって募集された災害復興支援ボランティアに参加し、岩手県釜石市の箱崎地区と大槌町小槌地区へバスで行ってきました。

キャンパスのある東京・世田谷から、首都高、東北道を経由し、途中3回の休憩を入れて約8時間。

海岸線が近づいてくると、そこには想像を絶する光景が広がっていました。


汚れつちまつた悲しみに……

汚れつちまつた悲しみに……

雨が降っていて、しかも車窓から撮ったので少し見づらいと思いますが、これが今の被災地の状況です。

瓦礫は大方撤去されていますが、鉄筋の建物はそのまま残されています。


汚れつちまつた悲しみに……

倒壊した建物には、赤いスプレーで大きくバツ印がつけられていました。

汚れつちまつた悲しみに……


汚れつちまつた悲しみに……


辛うじて残された看板が、かつてここが漁港だったと教えてくれました。

それが無かったら何があったか分からなかったかもしれません。


汚れつちまつた悲しみに……
津波は、この3メートル弱の堤防を容易く乗り越えました。

汚れつちまつた悲しみに……

汚れつちまつた悲しみに……

汚れつちまつた悲しみに……

汚れつちまつた悲しみに……
陸地に目をやれば、流された舟や押し潰された乗用車、倒された電信柱や樹木を見る事ができました。

汚れつちまつた悲しみに……
ここは元々お寺でしたが、建物が津波で流され、墓だけが残った場所です。


汚れつちまつた悲しみに……
また、陸地でも土砂崩れを起こしている所がいくつかありました。

今回の地震による揺れと津波の威力の凄まじさを、生々しく物語っています。

そんな被災地で何をしてきかたと言うと、フラワーアレンジメントと花壇を作ってスイセンとチューリップの球根を仮設住宅に住む人達と一緒に作る事でした。


汚れつちまつた悲しみに……
仮設住宅は平屋で、一列に五世帯あり、それが3~4列集まって一つの集落をつくっていました。

避難所が全て閉鎖され、仮設住宅に移った被災者の方々は、部屋に引き籠りやすくなり、運動不足や、ストレスが溜まって自閉症などの精神病にかかりやすくなります。

それらの課題に、花を植えたり飾ったりする事で体を動かし、やがて花が咲くのを楽しみに待ってもらおうと言うのが狙いでした。

汚れつちまつた悲しみに……

汚れつちまつた悲しみに……

フラワーアレンジメントは、ペットボトルを切り、淵に手を切らないようビニールテープを巻き、その中にオアシスと呼ばれる水分吸収材をはめ込みます。

それに花や草の茎を刺し込み、アレンジするものです。


汚れつちまつた悲しみに……
花壇はこのような場所にあらかじめ石やレンガで枠を作り、その中を鍬やスコップで耕し、肥料を混ぜた後、球根を手で植えました。


汚れつちまつた悲しみに……
手前の色が濃い場所が花壇です。


汚れつちまつた悲しみに……

汚れつちまつた悲しみに……
また、別のボランティアグループもいて、歌を歌ったり、巨大なカステラを作ったりと、様々な工夫を凝らして被災者と交流していました。

被災者は高齢者や、片親となってしまった小学生以下の子供が大半で、このようなイベントの時こそ外に出て楽しそうにしていますが、いざ一人になると、震災の辛い思い出やこれからどうなるのかと言った不安を口にする方が多いそうです。

実際、自分も小学2年生の女の子と話しましたが、

「お兄ちゃんは津波で家が流されたりしなかったの?」

と聞かれた時は、どう答えていいのか分からず、曖昧に誤魔化す事しか出来ませんでした。

他のメンバーも似たような状況に陥ったそうで、中にはショックを隠しきれない人もいました。

震災から7ヵ月が過ぎ、瓦礫の撤去は終わりました。

しかし、被災者の心の傷はまだ取り除かれておらず、残ったままです。

そんな方々の心を少しでも癒してあげられるのは、ボランティアなのです。

歌を歌う、漫才をやる、農作業をする。

自分の特技や趣味を存分に発揮する事で、驚くほど喜んでくれます。

特技や趣味がないなら、話を聞いてあげるだけでもいいんです。

被災地は、今こそ人手を必要としています。

時間があるのなら、是非一度被災地を訪れてみて下さい。

そこには、テレビや新聞では知り得ない現状があり、その中でも必死に生きる人々が、あなたの事を待っています。
汚れつちまつた悲しみに……

ボランティアの拠点となっているのは遠野市総合福祉センターで、畳の上に雑魚寝ですが、シャワー・トイレ完備、近くにスーパーとコンビニ(ローソン)があるので、物資の調達には困りません。

受け入れは遠野まごころネットhttp://tonomagokoro.net/ が行っていますので、覗いて見てください。

汚れつちまつた悲しみに……

汚れつちまつた悲しみに……

センターの中には、このようなポスターが貼られていて、読むだけで涙腺が緩くなってしまいます。

また、ボランティアは日本人はもちろん、アメリカ・カナダ・ドイツ・台湾・韓国など、様々な国籍の人もいて、改めて助け合いの力がいかにありがたいかを実感しました。



初めて災害被災地に行き、そこで見た様々な現実は、決して忘れる事なく、自分の記憶に刻まれました。

自分にとって一番思い出深い場所はどこ?

「それは、岩手県釜石市です」

今の僕は、そうきっぱりと答えます。

長くなりましたが、この記事を読んでくれた方に何か訴えられるものがあれば幸いです。

ありがとうございました。


追記

ちょっと暗い話になってしまったので、心の安らぎというか、一休み的な画像をアップします(‐^▽^‐)


汚れつちまつた悲しみに……
仮設住宅で飼われている、ちひろ(♂)です。皆からはちーくんと呼ばれていましたよ(*^▽^*)


汚れつちまつた悲しみに……

汚れつちまつた悲しみに……

汚れつちまつた悲しみに……
遠野や釜石は古くから民謡や童話の舞台として有名です。

冒頭の『風の又三郎』は岩手県花巻が舞台ですが、釜石にいる時、時々強い風が吹き下ろし、その様はまさに「どっどど どどう」でした。

力強いけど、どこか優しい嵐。

そんな感じでしたね。

また、行った時期は紅葉が見頃を迎えており、バスの車窓からは夕日に照らされた、赤や黄色の見事な紅葉を見る事が出来ました。

以上です。御精読ありがとうございました。