面白そうだなと思ったのは、この二本。
「ローマ法王の休日」
ナンニ・モレッティ監督、ミシェル・ピコリ主演。
ピコリさんは、フランスの名優で、「美しき諍い女」では、
主役の画家を演じてました。
次期ローマ法王を決めるために、
各国から集まった枢機卿たち。
法王を決める選挙(コンクラーヴェ)のさなか、
誰もが、自分は選ばれませんようにと祈る。
そして、新法王に選ばれたのは、予想外の人物、メルヴィルだった。
メルヴィルは、プレッシャーに耐えきれず、
ローマの街に逃亡する・・・
ローマの休日ならぬ、ローマ法王の休日。
笑かしてくれそうです。
もう一本、気になったのは、
「The Lady アウンサンスーチー引き裂かれた愛」
リックベッソン監督なので、ちょっと気になります。
アウンサン・スーチーさんの人生も興味がありますし。
スーチーさんの政治活動というよりは、
自宅軟禁生活のため、引き裂かれた
イギリス人の夫と子供たちとの
関係を中心にしたストーリーみたいです。
スーチーさん役は、元ボンドガールのミシェル・ヨー。
イギリス人夫役は、デヴィット・シュリュース。
「ハリーポッター」シリーズで、リーマス・ルーピン役でおなじみの俳優さんです。
スーチーさんは、ミャンマーの英雄だった故アウンサン将軍の娘さん
という事で、国民に期待されて、
民主化運動の旗手として立ち上がったのですが、
軍事政権に、危険視されて、自宅軟禁となったのですね。
そういう理由だったのかと、恥ずかしながら、今回腑に落ちました。
スーチーさんをニュースで見るとき、いつも、髪にお花をつけていたのが、
気になっていて、ミャンマーの風習なのかな?
と思っていたのですが、
この映画で理由が分かるかもしれないです。