コネチカット州スターズホロー(架空の町)
この田舎町に住む、ギルモア・ガールズ→ローレライ(母)とローリー(娘)。
ローレライは16歳の時、未婚のまま娘を出産。
高校を辞め実家を飛び出し、一人で娘を育ててきました。
母に似て美しく育ったローリーは、16歳になり、
将来ハーバード大学に入学したいという夢をかなえるため、
スターズホロー高校から名門チルトン高校に編入入学します。
しかし、ローレライは名門校であるチルトンの高額な入学費を即金で払うことができず、
しかたなく、疎遠になっていた実家の父と母に、援助を頼むと、
ローリーの教育に口を出す権利、と
毎週金曜日に実家にローリーと一緒にディナーに来ることを条件に
よろこんで援助をすることになります。
というスタートで始まる「ギルモア・ガールズ」。
ローレライとローリーは、なんでも話せる友達みたいな親子、ですが、
ローレライと母のエミリー(ローリーには祖母)は、何かと考え方が合わず、
いつもけんかになってしまうのです。
ローレライは、自分を型にはめようとする、母エミリーに反発して、実家をでたのですが、
娘のローリーが、自分が実家を出た歳になり、
少しずつ母親の気持ちに歩み寄ることができるようになっていくのです。
母と娘の関係って、女子にとっては、永遠のテーマですね。
女同士反発しあうこともあれば、
素直になれないこともあれば、
愛情があるがゆえに、大っ嫌いになったりもする。
素直に気持ちを伝えられたら、どんなにラクでしょうか。
だから、ローレライとローリーの友達親子関係は、見ていて本当に
うらやましい。
現実に娘ができたら、あんなふうにできるのだろうか?
と疑問ですが、この二人の存在が、このドラマの魅力そのものです。
ローレライ(ローレン・グレアム)は、16歳の子持ちと思えないほど、元気いっぱいの美女。
ちょっとドジで、だらしなくて、朝ねぼうで、いつも娘のローリーに迷惑をかけてしまう。
でも、ホテルの支配人として、切り盛りし、頭の回転が早く、会話のきりかえしの名手。
ローリー(アレクシス・ブレイデル)は、しっかり者の、16歳。
いつも本をかばんに忍ばせて、新聞も隅から隅まで読む、ちょっと風変わりな女の子。
でも、母譲りの美貌の持ち主。
このドラマ、これっといったサスペンスもドラマも起きないのですが、
ローレライとローリーを見たくて、早く続きが見たくなります。
ローリーの親友レーン・キム役のケイコ・アジェナ(アゲナ)さんは、日系のアメリカ人みたいですね。
日系の方が、韓国系役って珍しいのかなと思いました。
ケイコさんなかなか良いです。
ポンポンセリフが飛んできて、レーン役にぴったり。
実はこの時、27歳で16歳役ですが、違和感ないですね。
最近は、10代の俳優も増えてきましたが、
アメリカのドラマでは、高校生役を20歳超えてる俳優が演じることが多いですしね。
ビバリーヒルズ高校白書に出ていた、アンドレア役のガブリエル・カーティスは当時29歳でしたし。
ちなみに、ローリーの恋人ディーン役のジャレット・パタレッキは、
のちに、「スーパーナチュラル」というドラマでサム・ウィンチェスター役を演じてます。
まだ、無名だったと思いますが、存在感あります。
シーズン1でお気に入りなのは、
ゴルフにおじいさんといくエピソードでのローリーのかわいい帽子。
収穫祭の時に来ていた、清教徒の服。
それから、♪Where you lead I will follow anywhere~♪
っていうキャロルキングの主題歌。
なんかいい歌だ♪
会話のうまい切り替えしを勉強中の方、おすすめします。
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