路線違いで、スプリングフィールドからカーボンデールへいけないことが判明した前日の夜7時。

明日は、すでに数名と会う約束があるのにい！？

いろんな方法を考えたけれど、どうも到着が夜の9時くらいになってしまい、再会を楽しみにしていた人と過ごす時間がなくなってしまう…

うーん。

最終的に出した答えは、

となりの路線まで車でいく。

しかし、アナ夫妻はほかの用事があって、私を送ることはできない。

ここで、ついにあれを使ってみよう！

誰でも運転手になれるタクシーサービス「Uber」。

とても便利で値段も低価格との評判は聞いていましたが、自分でつかったことはありませんでした。

そして今、時はきた。

私を救ってくれるのはこのUberしかいない！

って事で、100マイル先(約160km)のシャンペーンという街までこのUberでぶっ飛ばす！

(普通に考えてタクシーで160kmとか日本ならやばいね)

って事で、朝イチでUberコール！！

1台目、

遠すぎると言われて拒否られる。

2台目、

オッケー！ガソリン入れてから行くね。

の1分後、

「オーノー！サイフ忘れた。行くのは構わないんだけれど、ガソリンがない。ごめん。」

一度見捨てられそうになったが、もうここでロスタイムとりたくなかったので、結局泣きついて彼の職場にサイフを取りにいったのち、いざシャンペーンへ！！

やっぱりひたすらこの景色。

イリノイ州=平ら。

運転手さんはおしゃべり好きで、家族に話や、仕事のこと、トランプ大統領のことなどいろいろお話ししました。

その中でも、結婚生活の話がおもしろかった。

「はじめの数年は、まーまーって感じだったけど、ここ20年はいい感じだよ。」

って。

はじめはラブラブだけど、あとから冷めてくるのが一般的なのでは？

と返してみると、

「はじめは、お互い頑固だったからね。お互い折れることを学んでからいい感じだよ。まぁ僕の方が折れている割合は多いけどね。」

「Happy Wife, Happy Life ってことば聞いたことあるかい？

妻が幸せな家庭は、すべてがうまくいくんだってこと。

だからいかに妻を幸せにするかが結婚生活の秘訣さ。」

ほうほう。

勉強になります。

ってことらしいので、

私は世界一私を幸せにしてくれる男性と結婚すればいいんですね！！

さて、車でブンブン行くこと1時間45分、目的地シャンペーンに着きました！

お会計はクレジットカード決済で90ドル。

日本で飲み会の後、10キロくらいの帰路を深夜料金とか言って、5000円以上払っていたことを思うと、激安です。

初めて使ったUberですが、これ本当に素晴らしいシステムです！

安全だし、すぐにつかまるし、普通のタクシーより安いし！

ドライバーも自分の好きな時間に副業として稼げられるのでよさそう。

日本でどれだけ普及しているか知りませんが、私もドライバー登録したくなった。

さぁ、余った時間を使ってちょっぴりお散歩。

やはり、なぜかアメリカのこの空気が好きだ。

おしゃれな雰囲気の喫茶店に入ってみる。

クロワッサンは、見た目はテンション上がるが、実はグアテマラの「San Martin」のパン屋さんのクロワッサンの方がおいしい。

さぁ、いよいよ、

待ちに待った私のホーム、Carbondaleへ！

わくわくが胸いっぱい！！

イリノイ州③ 予期せぬ滞在@Champaign